予備知識なし、予告編も見ずに、見に行きました。作中二箇所ばかり涙してしまいました。「君は30分で大人になった」というところと、ネバーランドから現実に切り替わる場面。見てる最中に『ビック・フィッシュ』を思い出しました。これもまた喪失の物語でもあるんだろうなと。現実と夢の世界と、その間を橋渡しするものは何だろうとこのごろ考えます。それはこの映画のラストに語られることかもしれない。あるいはそうではないかもしれない。そんなふうに言葉にしてしまうことに、一抹の疑問を感じてしまうので。バリーとピーターさえもフェイドアウトして、最後に残る椅子を見ながら、消えて行く現実の世界も、いつまでもなくならないネバーランドも、もっと確固として存在してると思いました。
閑話休題。冒頭「just a dog」のところで、着ぐるみジャック@クロウがジャック@ジョニデとダンスしているところを想像してしまった私はちょっとダメかも。
3日にpomちゃんと見て来ました。7、8ヶ所泣きましたよ。ジョニー・デップは大好きなので余計に感情移入したけれど、最近映画では泣いてばかりです。元気な男の子達と彼等の祖母の心配。でも空想したり夢を持たずに人は生きていけるんだろうかとか考えました。夢を見るにはある程度の余裕も必要な気もするし。でも折角なんだから楽しんだもの勝ちかな・・
そうですね、夢を持たずに生きてる人もたくさんいると思いますよ。それこそネバーランドなんて知らなければ知らないで時間は過ぎていくから。知っていた方が豊かな人生を送れると思うけれど、知らないから豊かじゃないとも言えないかも。ピーターにとってはネバーランドよりも、バリーの存在が救いになってると思う。だからといって「ピーターパンはあなただよ」と言わせるのはどうかと思う。そんなふうに言葉で言ってしまうところがちょっとひっかかるかな・・・良く出来た映画でしたが。