■ 2005年01月 8日 ■ <本>あさのあつこ『バッテリー』第六巻

最終巻でついに単行本に手を出してしまいました。文庫で揃えてるんだけれどね。図書館に入るのを待ってられないから。amazonに注文したら発売日の翌日朝に届きました。おもしろかったです。感想は以下。

面白かったけれど、こういう終わり方だと物足りなかったりもする。でも、こういう風になるだろうなあという予感はあったんでした。確か、前の試合の時も、試合の描写はなくて、回想だったし。今回はきちんと直前までの描写があるから親切かもね。お話のテーマは勝った負けたということではないというのはわかる。勝負の世界に行っちゃうと、これまで数え切れないくらい描かれたスポーツ漫画の世界になってしまうから。でもね、たかが野球だから、最終的には勝った負けたなんですよ。あ、よく読むととりあえずストライクど真ん中にきまってるかな。うーん。
瑞垣、吉貞、海音寺、野々村も、そのほかのチームメイトもみんな面白い。原田と永倉がかすむくらい。それぞれの心情の表と裏ともう一回ひっくりかえった裏の裏、そういうものがむき出しにされていくのが面白かった。だからこそ、そういう少年達の活躍する物語をもっと読みたいような気がする。巧に出会うことで、本音が出るというのはわかったから、それから先がね、読みたい。

投稿者 SOKE : 2005年01月08日 16:03
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