■ 2005年01月 7日 ■ <まんが>芳崎せいむ『金魚屋古書店』第一巻

シリーズの前身『金魚屋古書店出納帳』上下巻とともに発売された新シリーズ第一巻。金魚屋という名前の古書店に訪れる本と人にまつわる話の短編連作。ここで扱われる本は漫画。貴重なレア本から週刊誌全盛の頃の少年漫画や24年組の作品まで。今回、この本で私が大受けしたのは、このひとこと。

「藤臣君」

このひとことで、PTAの30代主婦ふたりが友達になってしまう。『藤臣くん』とは、ここでは説明なんか必要のない、ひかわきょうこさんのデビュー作に初登場した男の子。かっこいいんだよね。ひかわさんはデビュー作から絵が上手かった。女の子は丸くかわいく、男の子は背中が広くてかっこいい感じ。当時、漫画友達との話に「藤臣くん、かっこいいよねー」などという会話はなかったけれど、LaLaを読んでいた人はみんなそう思っていたのかも。私にとっては、ひかわさんのキャラは未だに現役なので、藤臣くんシリーズが古書店で出会う本っていうのには納得いかないんだけれど。
もうひとつ、花郁さんの『白木連抄』のプリンセスコミックスのことが大きくとりあげられている。この本の初版帯付きが激レア本だなんんて知らなかったな。うちにあるのはどうだろう。発売日に買ったはずだけれど。

投稿者 SOKE : 2005年01月07日 09:46
コメント
■ Posted by: くーみん : 2005年01月07日 21:41

おっといけない忘れていた。>金魚屋古書店第1巻
明日、横浜に出るから買おう。
有里さんのサイトで、
『白木連抄』のプリンセスコミックスの発行年月日を確認した。
商業誌の絶筆が収録されていたから、もちろん、発売日に買った。
実家で確認しよう。
これを初版帯付きで購入したのは、彼女のファン達だろう。
買う人は、買った。そして、絶対売らないから、中古市場では、数が少なくなるのだろう。もちろん、帯付きで残している人=より濃いファンだもん。
売らないと思うよ。
しかし、著者が死して、20年以上も単行本が流通していることこそが奇跡に近いと思う。ご本人が存命でも、消えてしまうマンガ家もマンガも、星の数ほどもあるのだから。
氷室冴子さんの「ホンの幸せ」の一節
「二十六歳で亡くなった花郁悠紀子さんの若すぎる死には、いまも無念の思いがあるけれど、彼女の作品がいつのまにか店頭から姿を消していくことが、なおいっそう無念だった」
今年は彼女の没後25年だ。

■ Posted by: くーみん : 2005年01月07日 21:43

ひかわさんの男の子キャラ
>背中が広いてかっこいい。
そう、あの肩幅がっしりな、セクシーな背中を描かせたら、絶品だと思う。

■ Posted by: SOKE : 2005年01月08日 01:08

秋田書店はなかなか絶版にしないというのも、流通している支えになってるのかもね。意外とブックオフにコミックスが出ているのも、流通している証拠。最後のコミックスの初版は、それは手放さないでしょう。そういうファンばかりでしたよね。(うちのは、どのダンボールの中に入ってるかわからないので、まだ確認してません・・・)もう、25年でしたか。四半世紀ってやつね。
肩幅がっしりと言って思い出す双璧は、秋里和国さん。秋里さんて、今描いてるのかな?彼女の絵って、今のBLのイラストのルーツじゃないの?ヒゲのお医者さんのキャラとかも。

■ Posted by: Yusa : 2005年01月08日 01:51

SOKEさん

>私にとっては、ひかわさんのキャラは未だに現役なので、

はやく「彼方から」読んで〜!!!

■ Posted by: SOKE : 2005年01月08日 10:13

だって、どのダンボールに入ってるかわからないんだもん。たぶん10冊までは買ってあるはずなんだ。すごく楽しみにしてるから全巻揃えてから読もうと思ってそのままになってる。

■ Posted by: sige : 2005年01月08日 23:48

花郁さんの本が商業的流通とは別のところで、とても大事にされているというのは何となく知っていたのですが、逆に、ひかわさんは、割とみんながちゃんと認める作品を描いてるけど多くのマニアが追っかけるという感じではないので、ああいうマニアっぽい話の中にでてくるとは。
「藤臣君」・・・意表をつかれましたです。

■ Posted by: SOKE : 2005年01月09日 09:41

いや、ひかわさんの作品って、マニアは表立って言わないけれど、マニア受けしてたんじゃないかなあ?『彼方から』読んでないから過去の記憶で言ってるけれど。私も意表をつかれたです。意識していなかったところなので。

■ Posted by: ちほ : 2005年01月09日 11:05

掲載誌がLaLaだったから必ず買って必ず読んでいた。
何かの拍子に「男の子はかっこよくて、女の子は可愛いよね〜」という好印象をマンガ友達はみんな持っていた。
でも話がそこ止まりだったのは他の話に邁進していたから(人はそれをマニアという)。多分私が一番素っ気なかったはず。
という記憶があったのだけれど、調べてみたらひかわさんのデビュー当時、私はすでに高校を卒…(げふっ)
ああ〜ん、さっきまで高校生気分だったのに。

■ Posted by: SOKE : 2005年01月09日 13:05

他の話・・・処天とか南京路とかエイリアンとかしまりんごとか黒もんとかノストラとかライラペンションとかDDとかマルチェロとかチビ猫とか。LaLaだけでこんなんでしたものね。高校卒業してもマニアだったでしょう!(笑)

■ Posted by: Yusa : 2005年01月09日 14:52

さっき、ダ・ヴィンチ求めて本屋に行ったら、ふとLaLaが目に止まり、そこにまごうことなきひかわさんの絵が…!
時代物で別冊本で掲載する筈が遅れた、というところまで知っていたのですが、今月号とは知りませんでした。で、ほくほく買ってきました。
「お伽もよう綾にしき」
時代物とはいえ、かなり「彼方から」をひきずっているような、私としてはおいしい始まりであります。新九郎がイザークにしか見えんがな。
もちろん話は違うし、このまま行くと、「時間を止めて待っていて」も入りそうな予感。
時代物といっても、ちょっと不思議が入っていて、小さいお化けとかは、今さんや波津さん風。でもひかわさんが描くとまた独特なんだな。
でも、大きく「つづく」なのに最後は「おわり」と書いてあって、新連載とはどこにも書いてないし、これって次がいつ読めるかは分からないってこと?? ひどすぎる〜

すいません。ひとつのネタで盛り上がって。
テレプシも一波乱ありそうですね〜

■ Posted by: Yusa : 2005年01月09日 15:00

連投すみません。
私は何ていうか、いわゆる学園ラブコメがとても苦手だったので、黄金時代のLaLaでも一番好きだったのは「日出処の天子」だったり、南京路だったり摩利しんだったりしたんですが、なぜかひかわさんはコミックスも持っていたのでした。当時は藤臣くんは興味なくて、あのシリーズだけ買わなかったんだけど、その他はぜんぶ。一転、「彼方から」にはまってから全部揃えましたけど。王道は王道でも、完成度がとても高いから、もっとマニア受けする話が好きな人でもつい読んじゃうんじゃないですかね。そして、王道でも一大ブームとまで行かないどこか控えめ(?)なところが、理不尽に嫌われない所以かも。そういう意味でも希有な作家さんですよね。だって今もLaLa現役だよ。さすがに次はメロディかなと思ってたんだけど。

■ Posted by: SOKE : 2005年01月09日 15:33

あー本屋へ行かなくちゃ。テレプシも話が動きましたか?LaLaはカレカノだけは立ち読みしたんだけれど、別冊ってついてたっけ。
LaLaって、創刊の時のメンバーがほとんどいないもんね。それでも残ってるのってすごいと思う。対象年齢のせいかしら。もうまんが雑誌を買わなくなって久しいから、雑誌の傾向もよくわからない。メロディの方がおねえさんなのか。もう、探すの面倒だから『彼方から』ブックオフで買ってきちゃおうかなあ。

■ Posted by: 無幾庵 : 2005年01月09日 21:51

微妙に話題の方向を変えていいですか。
昨日「負け犬の遠吠え」というドラマを見ていたら、若いときの愛読雑誌でその後の人生が決まる、というようなセリフが出てきました。
アンアン(負け犬) 対 ジェイジェイ(勝ち犬) ってことで。
別マを主軸にしてララと花ゆめを愛読していた私って、どういうカテゴリーに入るのか、考えてしまいました。
ジェイジェイなんて友達の家で見るまで手に取ったこともなかったよ(笑)
ここへ来られるみなさんは、いかがでしょうか。

■ Posted by: SOKE : 2005年01月09日 23:24

う。ファンション誌を購入したことはありません。一冊も。(シャチョーのは一冊買ったことがあるよ。って、こんなとこ読んでないだろうけれど。)でも私には姉が二人いたので、non・noとMOREと家庭画報はかなり長いこと読んでいました。どうでしょう。勝ち負けは?(笑)問題外って感じかもしれません。
ちなみに少女マンガ誌は、一番最初は週刊少女フレンド(県立図書館の児童室にあったのと、懸賞で半年分送ってきたの)姉の買っていた別マ、友達の買っていたりぼん、中学生になってから、週マ、別マ、りぼん、別コミ、別フレ、創刊号から花とゆめ、LaLa、週刊少女コミック(トーマとスターレッドのために)、森脇さんの載ってるプチコミック、創刊号からプチフラワー、といったあたりですが、今はのだめの載ってるKISSのみ。どちらかというと講談社系より集英社より。

■ Posted by: ちほ : 2005年01月09日 23:42

non−no→MORE→LEEという集英社年代別女性誌ルートでした。なんちゃって
…たしかに購読しましたが「食」関連ページばかりを読んでいたのでカウント外でしょう。正直にいきます。
週マ別マにはじまり、りぼん、別フレに振れつつも、少コミ別コミに飲み込まれ本線となる。
程なくプリンセス、花ゆめ、LaLaが合流。
プチフラワーで息を繋ぎつつ、メロディ、フラワーズの現在に至る。
便乗しました。

■ Posted by: SOKE : 2005年01月10日 01:27

おお、そうでしたLEEまで行きましたともさ(姉が)。そしてまた、プリンセスは長期購読しました。エロイカ載ってたんだもの。私の主流は何だったかな。小学生の時は別マ、中学生の時は別コミ、りぼん、高校生でララかな。あとは好きな作品が載ってると買っていたという感じかしら。やっぱりちほさんとはかなり被ってますね。

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