■ 2004年10月16日 ■ <まんが>吉田秋生『ラヴァーズ・キス』

久しぶりに吉田さんの漫画を読みました。フジミ関連の2チャンのログをあさっていたら、『ラヴァーズキス』に出てくる男の子たちが、圭と悠季に似ているって書いてあったから。コミックスは多分持っていると思うけれど、探したって出てこないから、ブックオフで買ってきました。(こういうとき便利なんだよね)結局、微妙に重なっている部分もあるけれど、話は別物って感じ。でも藤井朋章のビジュアルで圭を描いてもらえたらうれしいかも。オールバックで何本か乱れ髪が額にかかってるの。ピアノを弾く鷺沢高尾クンはめがね君で、人が良くて、これも悠季みたいね。で、主人公の川奈さんは川島さん。鷺沢君が朋章に音楽室のグランドピアノで「Je te veux」を弾くシーンはなかなか萌えましたです。掲載当時雑誌で読んで、すごくおもしろそうな話なのに少しものたりない感じがしたのは、今読んでも同じでした。この川奈さんの妹キャラがあんまり好きじゃなくて。第三者の目からみた物語風に作品を作るときに吉田さんがよく使うキャラだけれど、なんとなく隔靴掻痒。
で、カップリングもいろんなパターンをつめこんだ感じがちょっといまいち。でもって、藤井くんと川奈さんがメインだしな。これはこれでいい話なんだけれど、鷺沢クンがらみでもっと突き詰めてもらえるとうれしかったかも。
だけれど、改めて読んでみて、吉田秋生さんの上手さを再確認しました。一こま一こま刻むような絵とぴったりの背景。書き込みの具合、省略の具合。コマの運び。読んでいてほれぼれしてしまう。久しぶりにいろいろ読んでみようかと思いました。

メモ

・フジミで圭が音壺のピアノで「Je te veux」を弾く『ヴィナスの昏い洞窟』が小説JUNEに掲載されたのは、96年4月号。

・『ラヴァーズ・キス』vol.3「Je te veux」が別冊少女コミックに掲載されたのは、95年の8月号。

順番としては、吉田さんの「Je te veux」の方が一年早かったのね。

投稿者 SOKE : 2004年10月16日 23:22
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