やっと図書館の予約の順番が回ってきました。シリーズ第五巻。そこらじゅう盛り上がっています。おもしろかった。これはもう児童文学の範囲じゃない。かといってもちろんBLでもない。でも恋の話ですよね。プライドが高くて美しい主人公を誰が落とすかっていう話。もう本編だけでおなかいっぱいだから、これをパロディにしたり、カップリングしてもたいした話は作れないと思う。いろいろなパターンを想定して、それらをことごとく外して、袋小路に入り込むことを避けつつ、さて、作者はどこに話を落とすのか。第六巻のお手並み拝見といったところ。どうせ読むなら第五巻まで是非読んでといえる本になりました。
あ、念のため言っときますけれどこれは野球の話です。
恋。ほんとに。球を打ったり、投げたりするたんびに、こんなにどきどきしてたら、たまらなかろう。こんな野球があるかいと思いつつ、これ以上はないという程、緊迫した一瞬を持てる相手と巡り会えたら、恋以上にときめくかも。なんだっけ?つり橋症候群だっけ(違ったかな・・。緊張状況で出会うと、恋に陥っちゃうとかいうの)だから、野球を抜きにしちゃ、話にならない。ヒカ碁も、そうじゃない?ヒカルも、アキラも、あれも、これも、かっこよくなっちゃって、思いのたけは募るけれど、あれこれ、いじくっても、所詮、碁を打つ一瞬程、極まることはないんじゃなかろうかと。こんなに、どきどきできるお話しに一気に、ごろごろめぐり合えて、私も、シアワセです。ところで、ヒカ碁の最終回。決着をつけることなく、佐為の一言で終わるというのは、まあ、良かったかなあと思う。決して、極めることの出来ない道なんだから。それでも、なんとなあく、物足りなく感じるのは、佐為の一言の前の膨らませ方が足りなくて、放り出されたような感じがするからかな。その点、バッテリーの6もコワイ。本人は、自身満々なようだけど、いったい、どこに落ち着いたら満足できるのか、すごく不安・・
この1週間、12国記とヒカ碁を、同時、進行。12国記。キライと思ったけど、すごく好きかも。アニメの第1話の血みどろで退いちゃったんだけど。暴力の中にも、心に突き刺さる言葉があるわ。それと、ブックオフの¥100のとこにあった西炯子のを一山。絵がきれいで、淡々とした中に、たらりと熱い感情が一滴こぼれるようで好きだった。
もったいないような濫読だけど、考えてみれば、もともとこういう読み方なんだよね。ちびちび大事に読んでると、読むこと自体に集中できなくなっちゃう。読書のカンが戻ったというべきかしらん。とはいえ、睡眠時間をへずっているので、体調は最悪。あまり長く続けると、健康に良くなさそうな毎日。お互い、気をつけましょう。
あらあら、思った以上にスコンとはまってくれたようで、自分の状態を見るようで、笑ってしまいます。日常生活に支障をきたさない程度にお互い楽しみましょう。(笑)そうそう、ヒカ碁の時も思いました。原作が一番恋焦がれる気持ちを描いているので、これをパロディにすることはとても難しい。彼らにとって碁以上の快楽はないわけで。それはバッテリーも同様ですね。第二部の終わらせ方はいかにも途中で切った感じなので不完全燃焼感が残ります。きれいな終わらせ方でなくても別によかったんだけれどさ。第一部が完璧だっただけに残念。
十二国記の続きはいったいいつでるんだろう・・・とたくさんの人が待っています。一気に読める私たちは幸せ。でもその先にはもんもんの待機時間が待ってますよ。
>>やっている間にプレッシャーから解き放たれるのは不可能。背負ってプレーするしかない。でも、ドキドキ、ワクワクとかプレッシャーが僕にとってはたまらない。これが勝負の世界にいる者のだいご味。それがない選手ではつまらない。
>>野球が好きだから
これは、もちろん知っているかもしれませんが、新記録達成の後珍しく笑顔での記者会見のイチローの言葉です。
現実、勝負の世界は熱いのでした。
バッテリーはまだ1しか読んでないので何ともいえなのだけど、野球ものを期待してました。そしたら、勝負の世界のぴりぴり感があまりなくて少年達の物語って感じでちょっと肩すかしでした。
主人公を誰が落とすかっていう方にいってしまうのはなんとなく私としては残念かも。とはいえ、とりあえず、少年物としては豪君も巧君も魅力的で、とてもおもしろいから、続きを読むのは楽しみです。
ちなみに、わたしがスポーツものでびりびり感がすごいと思ったのは、スラダンかなぁ。あと娯楽っぽくなっちゃうけど、動き的にいいなぁと思うのは浦沢直樹の「YAWARA」とか。一本背負いで決める瞬間、決めた後がかっこいいです。
スポーツの世界って、現実がほんとうにドラマチックだから、フィクションでその勝負の世界を描くのは難しいかもしれませんね。
ああ、ごめん、sigeさん。私の表現が偏ってるせいです。五巻まで読んでね。落とすってのは、勝つって意味だから。
そうそう。絶対、読んでね。3巻位まで、ぐっと、こらえて。でも、野球を愛する人が見たら、これって、絶対、野球じゃないと思うので、その点、ご期待なく。一球のボールを投げる、打つということに、精神的な付加価値が加わっているので、どうも、どきどきする場所が、微妙に違う気がします。やっぱり、これは、勝負に勝つのではなく、己に勝つ成長物語だと思います。(ご本人は、ただの成長物語にしないと豪語していますが)
今年は、イチローも、松井も、気分がじりじり昂揚して待ち構えたところに、一発打ってくれて、胸が熱くなりました。スポーツ音痴なので、たいがい見そびれてしまうのに、シアワセなことでした。