■ 2004年10月 8日 ■ <本>秋月こお『青春新撰組BARAGAKI!』全二巻

秋月さんは新撰組のファンなのだそうです。しかし世に新撰組の本は山ほど出ているので、土方歳三の少年時代を描いた作品がこれ。BARAGAKIというのは悪ガキとか不良といった意味のようです。「歴史ロマンDX」に掲載され、ASUKAノベルズに収録されたこの本はBLではありません。トシは女好きですから。かわりと言ってはなんですが、フジミの圭と悠季が脇役として登場します。旗本、藤枝桐十郎と、蘭方医悠庵こと守田悠四郎として。全二巻の本に七話のお話が入っていますが、桐十郎と悠庵が出てくるのはそのうち二話。第一巻の「男の面目」と第二巻の「文・行・忠・信」。
BLでない秋月さんの本を読むのはこれが初めてですが、どこかピントが甘いような感じがしました。トシのお話にもうひとつ乗り切れないような感じ。主人公と対等にからむ人物が出てこないせいかも。トシが15歳の設定なので、ソーシはまだ七歳だし。何人か脇に面白い人物は出てくるんだけれどね。私はもっぱら悠庵と桐十郎に注意が行ってしまいました。悠庵は少年時代に労咳を患い、病気が再発したら桐十郎と別れる覚悟をしています。桐十郎は旗本でありながら、小者に身をやつして悠庵のもとへ通う日々。悠庵がトシに学問を教えるのを、苦々しく思っているようです。このへん、圭の性格が出ていて笑えます。アウラペンナよりもらしいかな?しかしフジミに関しては自作パロより、同人作品の方が出来がいいみたい。なんでだろ。

お江戸富士見の同人誌を出していらっしゃるやみーさんの人物紹介
http://www1.kcn.ne.jp/~yami-y/oedo/syoukai.htm

投稿者 SOKE : 2004年10月08日 22:44
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