■ 2004年10月 6日 ■ いしかわの絆プログラムで森川久美さんがスピーチを

今度の土日に行われる、「日本・親子の絆プロジェクト いしかわの絆プログラム」のテーマは「まんが・アニメが育てる物語力」だそうです。10日の10時から。パネルディスカッションは一時半から。場所は石川県地場産業振興センターコンベンションホール(駅西新県庁舎のすぐそば)。森川さんのスピーチがあるもようです。昨日(10月5日)の北國新聞朝刊に、見開き二面のお知らせが載っていて、かなり大きいイラスト(歌舞伎の本の表紙かな)と、文章が写真入りで掲載されていました。

http://www.tvkanazawa.co.jp/kizuna/event.html

以下はレポート

今日のイベントは主催団体とかテーマとかプログラムの内容が、いまひとつよくわからない感じでした。東京財団って何?!日下さん、漫画なんて読んだことあるの?大学の先生たち。言いたいことの半分も言ってないだろーなどとつっこみつつ、一応メモはとってきたんですが、森川さんのスピーチだけ以下要約。

「漫画の物語ができるまで」
午前中のアニメ教室は楽しかったですか?絵を描くこと、ものを作ることはおもしろいです。私は絵を描くことが好きです。好きなことをやると幸せで嬉しい。だから絵を描きます。それがだんだん、人に見せたいと思うようになります。読んでもらって人にほめてもらいたい。人を楽しませたい。周りの人をまきこんで、何かしたい。そんなふうに自分の言いたいことを他の人に伝えるにはテクニックが必要になります。漫画の場合は絵を描く訓練と、物語を作る訓練が必要です。好きじゃないと訓練ができません。そうして漫画を職業として食べていけることは幸せなことですが、つらいこともあります。趣味であれば、行き詰ったら放り出せますが、プロには締め切りがあって、できなくても放り出すことができません。好きなことをやっているから幸せか?というと、好きなことをやっているから苦しむこともあります。
皆さんの作られたアニメは大人になったら作れなくなるものばかりです。大人になるとつまらないこともあるけれど、今の心を持ち続けてほしいと思います。

パネルディスカッションの最後に会場からの質問を募ったところ、年配の男性が手をあげました。曰く。「私は森川先生の上海シリーズの大ファンです。歴史に興味があって、当時の史料を集めて研究していますが、大変よく調べられて描かれた作品だと思います。どうしてこの時代のこの場所に興味を持たれたのかお伺いしたい。」これに対して森川さんは「私の親戚の方かと思いました」と笑って受けて「母方の祖父が中国で戦死して、祖母は戦争未亡人でした。そういう記憶があるので戦前の日本史がとても大事だと思うんです。」と答えました。「また上海を舞台にした作品を描かれることがありましたら、是非史料を提供したいと思っています。」と質問者の方がおっしゃいました。このやり取りを聞いて、司会者がマスターに「個人的な体験は原動力になりますか?」と聞きました。「物語は全て個人的な体験です。それがなければ、物語はできません。」と、答えました。

以上、簡単なレポートでした。多少言葉づかいが違っているのは御愛嬌ということで

投稿者 SOKE : 2004年10月06日 05:30
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