フジミの文庫第一巻の最初の短編をほぼ忠実にCD化したもの。桐ノ院圭は増谷康紀、守村悠季は置鮎龍太郎。置鮎さんの悠季はわりと私のイメージに近かったです。生真面目で、優等生で内向的な感じ。増谷さんは声の質は豊かなバリトンということで、いいんだけれど、ちょっと気取った感じが気になるかなあ・・・・トークCDの時の素の声の方がいいので、作りすぎかも。枚数を重ねるうちにこなれてくるかしら。第一巻のクライマックスは何といってもタンホイザーの場面ですが・・・原作でも唐突だから、音で聞くともっと唐突。やっぱりそれは犯罪でしょう。桐ノ院君、それはいかんでしょう。というのが先に立っちゃって、楽しめなかった。ドラマの部分はけっこう楽しめるけれど。SONY版の『きわめて私的な夜想曲』では、同じシーンを圭がモノローグで回想してるんですが、こっちはけっこう聞けた。だから作り方しだいなんだろうな。
しかし、JUNE版の楽しみはなんといってもオマケのトークCD。一時間近く、主役ふたりと、制作者の人が語っているんだけれど、これがおもしろい。増谷さんが『ヤマト』最終回のデスラー総統をやっていたり。声優になるまでの経緯や、フジミについての感想などなど。いろいろなレビューを読むと、一枚目のこのCDのトークはまだ大人しいそうで、トークCD聞きたさに買っちゃう人も多いそうだ。JUNE版の西さんのジャケットのイラストは絶品です。かっこいいよ。
聞きながらこれ書いてるんですが、トーク後半には佐川編集長も結構参加されていて、フジミの企画段階の話とか、JUNEの話とか、なかなか興味深い。最後の最後のおまけ。『リサイタル協奏曲』のラストをトークからそのまま突然朗読。しかも、圭と悠季を入れ替えて演じたり。これも楽しかった。・・・まだ続く。誰のかわからない小説の朗読。ルシアンとキラ(・・・・吉原さんの『銀のレクイエム』らしい。市販のドラマCDは森川さんと石田さんになったようです。)それでもまだ時間があるということで、オーディションのテープも収録。サービス満点。(オーディションってことでスタジオ入りしたら、増谷さんと置鮎さんしか呼ばれてなくて、否応なく決まった!とのこと)
BLCDの紹介がくわしい頼りになるサイト見つけました。
★http://www7.plala.or.jp/nachiko/index.html
★http://www.k2.dion.ne.jp/~bluemoon/
★http://runa.cream.jp/dance_doll/