さてさて、最初の軟派な調子はどこへやら。実はどろどろの暗い話になりそうな予感。最初からこれでやったら、読者はついてこなかったかもね・・・主人公の潜在的な力をいかに引き出すか。ということが、この手のお話の要でしょうか。思えばまるマもハリポタもそうだな。ファンタジーってそういうのが多いのかしらん。いくつか読むと、パターン化して分析始める自分というのもうっとおしいけど。まるマとこの少年陰陽師って、とってもまっとうな考え方をする子が主人公なので、読んでてそのへんは気持ちがいいの。とても力の入ったおもしろい話だったけれど、この本の一番の弱点はあれだな、のこのこ結界から出てくるってところ。言い訳もちょこっと入ってるところ。
陰陽師のブームというのは、誰が火付け役なんだろう。獏さんだろうか。荒俣さんだろうか。雨後のたけのこのように、たくさんでている晴明本のことをまとめたレポートかなんかあると便利なんだけどね。
レポートじゃないけど関連リストはありました。
http://i16.jp/j/jp/books-jp/ALPHAXB1A2CDDBBBD5.html