■ 2004年07月 2日 ■ まるマシリーズまとめ

さて、読んでいない方にはわけのわからない「まるマシリーズ」一気読み週間がひとまず終わりました。これはカドカワのビーンズ文庫から本編が9冊。番外編が3冊でています。以下続刊。
主人公は日本の高校生の渋谷有利(ユーリ)。あるとき突然トイレにすいこまれて、ついた先で「あなたこそが魔王です。」といわれてしまう。その世界ではユーリを取り巻くのはみんな超美形。最初はいざこざがあっても、やがてユーリの素直な性格にほだされて、お互いにかけがえのない存在になっていくお話。
向こうの世界では争いが絶えることがなく、日本の教育を受けて時代劇が好きなユーリは、理不尽な状況を見るとだまっていられない。種族の違いによる偏見をなくし、みんなが幸せに暮らせるように、自分の責任を引き受けることを決心します。
徹底的にナンセンスなギャグをちりばめて、現実をパロディにして、お話自体をパロディにして、タメ口だし、ミーハーだし、ユーリが誰に落とされるかトトカルチョをしているし、腐女子傾向をかくそうともしないし、表面的にはふざけていますが、けっこう骨のある話。大事なところをないがしろにしないで、スジを通してくれるので安心して読んでいられます。
この軽さを維持したまま、いろんなものをコントロールして、話が完結できたら、かなりすごいかも。いろんなネタが仕込んであるので、いろんな話が書けるはず。いろんなことに興味があって、いろんなことを考えている人のようで、横道に行かずに、王道でまとめてほしいなあと思いました。

投稿者 SOKE : 2004年07月02日 07:31
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