■ 2004年06月15日 ■ <まんが>鴨居まさね『SWEETデリバリー』 全七巻

昨年の今頃は陽水にどっぷりはまり、おととしの今頃は指輪の映画・・・というよりヴィゴの映画にどっぷりはまっていた。6月はどうやらそういう月らしい。で、今年は漫画を大人買いしてはどーっと読むということをしている。昨日と今日で鴨居まさねを10冊くらい読んだような気がする。おもしろかったわ。ちょっとおねえさん向けの少女マンガ誌というのは、全く未開拓だったので、何を読んでも目新しいという状態。

で、『SWEETデリバリー』は、オリジナル結婚式を企画運営するコンサルタント会社の人間模様・・・で、いいのかしらん。永遠の婚約者同士の社長と副社長。なんでもできるフラワーコーディネーターの人妻。三人から甘やかされ育てられている一番若い女の子。それぞれが仕事やパートナーとの関係に悩みながらも前向きに毎日を過ごしている。全七冊を短時間でざーっと読むと、主役は誰なのか最初わからなかった。副社長の方なのか、女の子の方なのか。前者だと30代の女性の悩みだし、後者だと20代の女の子の悩みに対応している。読者層がちょうどそのへんなんだろうなあ。一生に一度の結婚式を心に残るものにしてあげたい、という気持ちで働くお話なので読んでて感じがいいし、花がいっぱいあるし良い題材だなあと思いました。
並行して『雲の上のキスケさん』の三巻と四巻を読んでいたので、どっちがどっちかわからない・・・て、ことはないけれど、両方読むとあれあれと思うことがあって、キスケさんの二巻までは眉子とキスケさんのいちゃいちゃしてる場面がとってもおもしろかったんだけれど、三巻、四巻にはあんまりそういうのはなくて、眉子もキスケさんも仕事のことで悩んでいるようなお話になっていた。それはSWEETデリバリーの面々もおんなじで、すごく前向きなのはいいんだけれど、そして無理せず自分のペースで自分の道をという至極まっとうな結論に落ち着いているんだけれど、ちょっとまじめすぎかなあ、とかね。
この作品の掲載されてる雑誌(『young you』)のカラーなのかな?どっちかかたっぽだけ読んでいたらきにならなかったかもしれないけれど、話がすすむと同じような話になってきたので。あとキスケさんの最終巻を買ったら、おしまい。

『ハチミツとクローバー』に出てくる、デザイン事務所の美和子さんって、『sweetデリバリー』のデコラちゃんの先輩の女性達に似ている。デコラちゃんをだっこして甘やかしている様子は、犬を抱えている美和子さんみたい。(仕事のできる黒髪メガネキャラ)こじんまりした事務所の部活動みたいな職場って、パターンなのかしら?

鴨居まさね、で検索するとこのページがかなり上位にヒットする。
またこの人だよ。読書傾向が似すぎ。
http://www1.odn.ne.jp/kamiya-ta/kamoi.html

投稿者 SOKE : 2004年06月15日 01:00
コメント
■ Posted by: komuro : 2004年06月15日 02:31

感想ありがとう。私はやはり「キスケさん」は買わない方向に(汗).....。
ヤン○ユーの傾向そのものが少しまじめというか、サクセスストーリー万歳方向にあるのは、雑誌社のカラーもあるのじゃないかなって思います。
(ターゲットが同じ年代でも、フィーヤンで描いているジョージ朝倉とかはこの雑誌には絶対入れそうにない)

紹介していただいたURL、行ってみました。
趣味的にアンテナが同傾向ですよね。激しくデジャビュというか、この人もそうだけど、SOKEさんの過去ログを追いかけると、アンテナの伸びる方向が似てるなと感じます。そういう年代なのかな?

■ Posted by: soke : 2004年06月15日 07:23

キスケさんの方はお仕事関係の話にあんまり重点おかなかったらよかったのになあ。と思いました。マニーはおもしろいんだけれどね。買う気をなくさせる感想というのは、あんまり良くないですけれど、水準以上に楽しめる話でした。ジョージ朝倉はまだ読んでないよ。なんとなく絵も知らないのに敬して遠ざけているというか(笑)やっぱりヤング○ーに載らないタイプなのね?この雑誌って大きいお友達の(←ちがう)別冊マーガレットかなあ。

サブカルチャーの摂取の具合が重なっているのかもしれません。>読書傾向

■ Posted by: 櫻 : 2004年06月18日 22:21

余計なお節介だと思いつつ、大人買い候補作品をご紹介いたします。

吉村明美『薔薇のために』(小学館、文庫もあり)
吉村明美は鼻について嫌だという人もいますが、この作品は割とオススメです。

谷地恵美子『明日の王様』(集英社)
演劇に興味があると面白いかも。

■ Posted by: soke : 2004年06月19日 05:47

谷内さんは読んだことがあるかも。吉村さんはプチコミックの頃の絵が苦手で・・・今は違うならトライしてみましょう。

コメントする









名前、アドレスを登録しますか?