■ 2004年04月30日 ■ <映画>『王の帰還』四回目

昨日から七連休に突入した同居人氏がヒマそうなので、午後から映画を見に行きました。子供たちは学校。映画から帰ったら午後6時半だったけれど、ふたりともまだ帰っていませんでした。部活があると帰りが遅い。『王の帰還』もGW公開の映画のために一日一回の上映になっています。でも連休の中日のせいか、映画館にはけっこう人が入っていました。

指輪の魔力もさすがにこのごろ薄れてきたのか、今日はすこし引いたところから見ていました。スクリーンが小さくて、CGの場面はCGだとわかってしまうので、のめりこめなかったのかな。役者も素晴らしい、画面も素晴らしいのに、小さな場面のいろいろが「あれ?」と思うことが多くて、お話の中に入りきれないようでした。たとえば、ピピンがデネソールに忠誠を申し出る場面。ガンダルフは杖でピピンをどついて自分の言いたいことを言い始めます。原作では、真心から出た行動は尊いものだと言っているんですから別人のようです。ゴンドールは援軍をよこさなかったのに、なぜローハンが助けなければいけないんだ、と行っていたセオデン王が、烽火が上がったとたん、兵を出すのは何故?とか。自分で援軍を要請したわけでもないのに、ローハンが来ない。裏切った。というデネソールとか。もういろんなところで言われてることですが、ガンダルフが勝手に烽火を上げてしまうことの理不尽さ。私はあの場面は、いつもそんないいかげんな援軍要請でいいのか?と思いながらみてしまいます。サムとフロドの場面はもう、心の行き違いがあまりに浅薄で、情けなくなってしまう・・・もっと細部を丁寧に仕上げてあったら、もっとお話に身をまかせることができるんだけれどな。
そして戦いの場面も、久々に見て、あまりにたくさんの人や馬が踏みつけにされるので、しんどくなってしまったのですが、最後に、戴冠式の場面、シャイアにかえって行く場面、灰色港の場面が、今までで一番心に素直に受け止めることができました。なんででしょうね。最後の場面のイライジャの表情がなんともいえない。ないているような笑顔。で、サムとメリーとピピンはちゃんと笑い返すんですよね。これもいろんな感情がこもった笑顔。このシーンがあるからこそ、映画の指輪もバランスを保っているのかもしれません。
何回も書いていますが、私はショーンアスティンのサムがどうしても受け入れられなくて、今回もそのことばかり感じていました。ファラミアと同じように、指輪に影響されなかったサム。それがキャストの中では一番指輪を欲しがりそうな人が演じている皮肉。パズルのあちこちが、ずれていて、微妙にゆがんでいるのですが、バラバラになる寸前のところでなんとかまとまっている。それだけでもすごいことだとは思うんですけれど、完璧な作品だったらどんなに素晴らしいだろうと思ったりもします。

さて、今日アランリーのキャストの似顔絵を見て思ったこと。彼は女の人は実際よりも何割か増しできれいに描いているのに、男優さんにはあんまり思いいれはないのね。特にオーランドブルームの絵が面白い。彼のファンに見えている顔とアランリーに見えている顔は全く違うものだとわかります。デネソールやセオデンには共感のようなものも感じるんですが。アンディ・サーキスのことはすごく好きなんだろうなあと思いました。彼の絵から指輪の世界を起こして映画を作り、映画で演じた俳優達が彼のイラストに納まってる。このタイトルバックは本当に素晴らしいと見るたびに思います。

投稿者 SOKE : 2004年04月30日 21:27
コメント
■ Posted by: pom : 2004年05月01日 20:17

長すぎてまだ途中までしか読めなかったけど何回見たの?
それに同居人氏も一緒でしたか。うちの同居人氏とは一度しか映画を見ていないような・・・それも結婚する前に。あ〜思い出したその後も一度ありました。あまりに昔すぎて忘れてしまっていた。

■ Posted by: soke : 2004年05月01日 20:30

四回目って描いてあるでしょ。うーん。会話が必要だね。でもね、映画の前にMEGUで食事したけれど、メインが出てくるまで、時間もてあましちゃったよ。うちも。そういうもんかもね。pomさんちは、パソコンおたくと見た。パソコンの操作を教えてもらうってのはどう?映画のかわりに。

■ Posted by: pom : 2004年05月02日 07:09

あ〜本当だ。最初に見たような記憶があったのに読み進めるうちにどうだったかわからなくなり、上から読み返してもわからなかったはずだね。題名だった。失礼。同居人氏についてはいつか・・・

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