このごろ、いろんな連載を書店で立ち読みする時に、青年誌なんかは雑誌名をすぐ忘れてしまうので、リストを作ろうと検索してみました。私が読んでるのは『ピアノの森』や『蟲師』や『よつばと!』や『20世紀少年』とかですが。『エマ』を検索していたら、作者のHPがヒットしました。
伯爵夫人の昼食会
http://pine.zero.ad.jp/~zad98677/f-index.htm
イラストがふんだんに使ってあって楽しいHPですので、是非ご覧になってみてください。
メイド萌えの向きには、アイコンや壁紙がうれしいかも。
『エマ』連載も絶好調です。第四巻は五月発売。

早速、メイドさんアイコン。
このHPを見ると、森薫っていい娘だなあ、と思う私は立派なおばさん(^^;
エマって、例えば丁寧にかつニュアンスに富んだ演奏のソナチネ(もう少し難易度の高い曲でもいいかも)のような感じです。演劇やオペラなど話はたわいもなかったりばからしかったりするのに演出や演奏で楽しめてしまうのに近い感じで。これは連載でちょっとずつ話を追っていて細かい停止を経験しつつ読んでいるせいもあるかもしれません。
それから過剰な自意識から自由なところが、私にとってはポイント高いです。「私は「これ」がこんなに好きなのよ!」と声高に明言するのでなく、丁寧に描くことで拘りを見せるというか、描かれる対象を一貫して外から見えるものとして描いていて、それは内からの視線で描いていた内田善美と視線の向きは逆でも、静謐で写実的なシーケンスを通して気分を視覚化するところが似ているような気がします。
HPによると、商業誌の作品はこれが初めてみたいですよね。同人歴は長そうだけれど。画面の描き方が、少女まんが誌で育ったマンガ家さんと違う感じがします。アニメのコンテを丁寧にした感じかな。そうやって画面を埋めていくことで、表現できるものもあるんだなあ、と読んでて私も思いました。少女まんがって省略とか強調で気分を盛り上げることが多いですからね。あんまりそういうのに慣れちゃうと、お約束みたいにして感情さえパターン化して読んじゃうところがあるかも。そこから自由なのかな。
このHPからメイド萌えのお仲間のページなんか見たりして、いろんな嗜好があるんだなあ、と思いました。メイドさんの映画なんかもあるのね・・・でも清く明るいメイドさんが好きな女の子たちなんですね。百合ってわけでもないらしい・・・(研究中)