某所本棚でおもしろいと書いてあったので、買ってきました。kissを読むようになって『きみはペット』がすごく気になってるんですが、まだ全巻揃えていません。その前作ですね。作者公式サイトのworksによると、五年ほど前の作品。意外と作品数が多くない。でも、じゅうぶん、おもしろかった。モデル出身の作家の母親が再婚直後に事故で死んでしまう。残された中学三年生の主人公が、うさんくさーい母の再婚相手とどたばたしながら信頼を深めていくというような話。ちょっとした描写がけっこう深いところをついてくるのは『きみペ』と同じ。『トーマの心臓』のエーリクとグスタフの女の子編という感じ。エーリクと違って女の子ですから、血のつながらない若い再婚相手との暮らしにある種の危機感があるのは当然で、そのへんをスパイスに使ってるところがあるかな。読者的にはリスクが高いほどどきどきするわけですが、もちろんそこを越えちゃうとだめなので、親子の愛情ということで、ばっくれております。
しかし、これって『きみはペット』とおんなじじゃない?寸止めばっかりでー。ファザコンだかマザコンだかシスコンだか、家族的に満たされない主人公が、同居人にいやされる。ほんとの恋人は別にいて、遠くに住んでいて遠距離恋愛っていうのも同じ。それって、それって、もしかしたら作者も似たようなことをしていたということかもしれないなあ。
http://www.linkclub.or.jp/~asasin/
投稿者 SOKE : 2004年04月22日 07:17あー・・・・某所ってなあつまり・・・・・・
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あんなサルガッソ的場所を真面目に掘っちゃいけませんよ。
単行本買ってわかったけど「ベイビーポップ」も「キャンディーライフ」もそこまで数はとれなかったのね。作品として高得点あげたいわけではない。ただこの人のは初期のマニアックさが好きで......。「ベイビーポップ」はうまい具合にマニアックさと訴求力が会った初めての作品という気がする。
#初期作品をもう一度読みたいけど、単行本化は無理なのかな。
>しかし、これって『きみはペット』とおんなじじゃない?寸止めばっかりでー。
それを言うなら逆ですよ。私がいまどれだけ「きみペ」を苦痛に思っているか........いや、過去作品よりは全然面白いけどね。蓮實氏の鈍感さには、いいかげんにしろと私の中の別人格が言うのである。
そう、某所・・・よしながふみさんの感想も楽しく読んでますー
えええ?だって遠距離恋愛はきっとだめになって、身近なのとできちゃうんじゃないの?両方とも。そういうことに気がつかない鈍感さってことかしら。
ラストはそうだと思うんですけどね。いきつくまでのプロセスを、巻きでお願いしたい....。ちょっと辟易気味なんですよ、最近の引きに。
まあね、のだめのついでに読んでる分には全然かまわないんですが。
これは人気が出ちゃって初期作品と違って延ばしてるんじゃないの?
ところで本棚紹介してもいい?
http://www.eris.ais.ne.jp/~komuro/mt/
ただいま整備中です・・って(笑)
なんだかんだといいつつ、一日一回読み返しちゃう。なんかね。ツボをついてくるんですよね。デビューの頃の秋里和国みたいなノリのよさ。