甥っ子はもうすぐ20歳。休日の里帰りとか、年末年始とか、お盆とか法事とかを一緒に過ごすのはもちろんのこと、姉の家が近いので、入り浸っていた叔母さんは、運動会で姉のかわりにコイツの手をひいて走ったこともあります。それがまあ、でかくなっちゃって。電車の中で4時間も二人で一緒にいるのは初めてだな。本が読むのが好きなんだって、乙一ほか最近の人の本を貸してくれます。高村薫も読むし、芥川賞受賞作も読む。おじいちゃんが本を読む人なので、自宅には本を置けなくて、となりの古い家を書庫にしているんだけれど、その中にあった『知恵の七柱』が面白かった、と言う。映画はタルコフスキーが好きだそうだ。昔の映画もこの年にしたらけっこうよく知っている。夏目漱石を妹に読め、と言ったらあいつは読めないと言った。などなど。私が姪に買ってやった萩尾さんもどっちかってーと甥っ子の方がちゃんと読んだらしい。そうか、本が読めるのか。それだったら遊んでばかりいないで、こうなんていうか、将来役に立つ方面にもその力とエネルギーを向けてみたらどうだね(と、説教を始める私。自分はどうなのさ。)とりあえず、最近の本や映画や音楽の動向を知るには手っ取りばやい私のアンテナショップのような存在なのでした。
投稿者 SOKE : 2004年02月13日 10:54