コメント: <本>剛しいら『教授の密かな楽しみ』
■ 投稿者 よ : 2005年03月12日 04:10

いやあ、道具立てがすごいのに、文章が、細やかで、崩れないので、案外、下品にならず読めた。底辺に、崇高なる愛というのがあるからかもしれないけど。なぜ、そんなことで癒されるのかは分からないながら、納得してる自分がいる。きっと、癒されたいからだろう。

ところで、人間椅子とか、生き人形とかいったものは、そちらの世界の日常なんだろうか。うろ覚えながら、江戸川乱歩にあったような。歪んで、淫靡なのに、極めた世界が、あまりに凄惨に美しいので、清められる心というのも、いっそ納得できるのかもと思った。

そうは言っても、濃い〜よ。げっぷ。

■ 投稿者 SOKE : 2005年03月12日 07:45

私も、最初に読んだ時江戸川乱歩を思い出しました。おおもとはそこだと思うけれど、その後、そのスジの世界でどのような展開をしているのかは皆目わかりません。でも、考えてみると『人間椅子』読んだの多分、小学生の時。少年探偵団を読みつくして大人の文庫の手を出したんだろうなあ。意外と昔の方がぱっくりと落とし穴がいろんなところにあったのかも。(なんの?)
常識とか良識とかがキシキシ音を立てるような分野なんだけれど、それを忘れさせるくらいにきちんと書かれると、受け入れざるをえなくなる、そういう筆力を感じましたです。でも、こればっかりはそういう性向があるかなしかで、感想もまた変わってくると思うので難しいんですが。

コメントする









名前、アドレスを登録しますか?






MT::App::Comments=HASH(0xa464f80) Subroutine MT::Blog::SUPER::site_url redefined at /cgi-bin/mt/lib/MT/Object.pm line 125.