ロータスJPS9(76)
Lotus JPS9(76)
*バランスの崩れたロータス72*
-* Lotus JPS9(76) *-
ロータスは72が古くなったため、新しいJPS9(76)をデビューさせた。基本的には、72の発展型であり、モノコックを近代的なものにし、リヤウイングを複葉タイプにし、ノーズを細くしてウイング面積を増やし、全体を手堅くまとめたかのように見えた。しかし、バランスの崩れたマシンは、思ったように走らなかった。ラジエターの位置を変えたり、フロントノーズを72タイプに変えたり、いろいろ試みたが、結局、72を再び走らせることとなった。