問題発生の具体例と当事務所解決方法
事 例1
従業員の中で、会社の方針、社長の対応等に不満が充満し、会社不信の観念が膨張点に達している。
他方、社長は従業員の為に行っている事も従業員に理解されず自らの会社経営の志気も落ちていると感じている。
当事務所の解決方法
(行 動)
社長を含めた社員全員に、田中会計作成のアンケート調査を実施する。
項目毎に具体的な質問事項を列挙し、会社に対する不満の実例、自分が会社に貢 献している内容、どのように変えたいか等を記入し、
無記名で田中会計宛に送付 する。
田中会計が、アンケート結果を項目毎に、内容をぼかして集計、ワープロ打ち して社長に報告する。
その後、結果を公表するか否かは会社によりに分かれた。
(結 果)
社長は従業員の意識、対応を読み取り、自らの反省と共に、従業員と協調していく体制を準備した。従業員は、自分の気持ちを
受け止められたことによって、会社への信頼感を回復した。
事 例2
世代交代した社長は、自社の財務状態の悪化は、業界の構造不況による長期の継続的な財務不良状態と考え、親から引き継いだ
事業の継続の可否を含めて悩む日々だった。
当事務所の解決方法
(行 動)
当会社の過去10年間の財務分析を実施し、財務不良の原因を分析、社長に状況 を報告して、状況の理解を求める。
業界の状況を調査し、利益を上げている会社と損失を計上している会社の違いを明示する。
利益を上げるための財務戦略(利益率の高い販売部門の強化、赤字販売部門のカ ット、費用の大幅カット)の提示。
利益率の高い販売部門強化の為、視点を変えた付加価値増大の為の具体案の提示。
改善の為の犠牲の存在と決断の必要性を提示。
従業員の意識、環境を把握する為、田中会計の従業員インタビューの実施。
事 例3
世代交代した社長は、仕事の内容に誇りを持つ一方、業界の今後の状況に不安を感じている。年齢的に若い自分は、会社を
継続するかサラリーマンに転職するかの境目と考えている。
当事務所の解決方法
(行 動)
会社を継続するかサラリーマンに転職するかは、社長本人の人生設計に基づいて 判断すべき事を提示。
(良い時も悪い時もあるし、一時撤退の方法もある。)
業界調査を実施し、提示する。
経営環境を改善するために、事業に合った生命保険、損害保険の完備。
業務改善案のための貼り付き調査実施、同改善案の提案。