おむつかえ      


    「おむつかえ」これは俺にとって未知の世界やった。でもそれは澪音が我が家に来てから、3日にチャレンジすることとなってしまってん。
おむつを換えるのは、退院してきた日から覚子や義母がやってるのを見てた。我が家は今のところ布おむつ一本で、いってるねん。
澪音がぐずぐず言うから、おむつとおむつカバーの間に指をいれてみると、湿ってる様な、湿ってない様な感じであんまりわからへんかってん。そこで、おむつカバーをはずしてみると、おしっこしてておむつはしっとり。覚子に「おしっこしてるで、替え方教えて」と言うと、覚子がやってきて、俺におむつかえのレクチャーをしてくれてん。「まず、次のおむつを用意しといて、おむつライナーをふたつ折りにしておむつの上に置いといて」「おむつライナーってなんや?」「うんちした時におむつが汚れにくくするのと、おむつかぶれを防止するねん。」「ほう、なるほど。これって、使い捨てなんか。」「そう、うんちした時なんかは、おしり拭きで拭く前に、このライナーで拭きとってやるねん。」ほう、またまた感心した。我が家では澪音の枕元に、替えのおむつ何枚かと、おしり拭き、ティッシュペーパー、それにおむつライナーの一式を箱にいれておいてあるねん。だから、澪音の横にいたまま、なんなくおむつ換えは終わってしまった。一通りレクチャーを受けたものの、わかったような、わからんような。自分にも出来そうな、出来へんそうな。でも、チャンスがあればやってみようと、期をうかがっててん。覚子がお風呂に入ってて、義母が洗い物をしていて、俺と澪音と二人っきりになった時、チャンスと思いおむつカバーとおむつの間に指を入れてみると、おむつが明らかに湿っててん。「よし、いっちょうやったろか」と思いおむつカバーをはずしてみると、なんとうんちしてるやん。おしっこは、かえれるけど、うんちは・・・・・・。このまま見て見ぬ振りをして、おむつカバーをそのまま元に戻そうかななど考えたけど、それじゃ澪音がかわいそう。しばらく心の中で葛藤があったけど、「俺も親父や、愛娘のうんちぐらいなんや」そう自分に言い聞かせて、チャレンジしてん。初めてやったので、慣れてなくて時間もかかってしまい、それにいっぱい自分の手にうんちがついてしまって困ったりもしたけど、どうにかこうにかできるもんや。要するに愛情や愛情。でも、おむつは今ではよく替えるものの、今だにうんちは少し怖い。おむつを開く時、「うんちはしてませんように」って願う自分はやっぱり、母親以上にはなられへんな。
   
澪音の写真 近日公開予定
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