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THE LONGEST DAY 第四部 |
みーちゃんが産まれたことを父と覚子の妹に電話で知らせて、待合室に戻って来た 時に、再び看護婦さんがみーちゃんを抱いてやってきた。 「3346グラムです」と看護婦さん。 やっぱり大きい、予定日より10日も早かったのに。もしこれで予定日まで待って 自然分娩やったらうまくいってたかどうか分からへんとこや。覚子と俺の選択、 つまり帝王切開にして正解やったわ。 今度は母がみーちゃんを抱いた。俺がビデオを回していると義母が看護婦さんに 覚子の様子を聞いてくれた。覚子は気は確かで、みーちゃんの手も握らせてもらえ たそうや。覚子も元気な事が分かって皆ほっとして、みーちゃんを見入ることが出 来た。 この病院では帝王切開で産まれた子は保育機に12時間ほど入れられるらしい。 そして、授乳時以外の母親と赤ちゃんの面会でもガラス越しで、当然父親でも赤ち ゃんが退院するまではだっこもできない。 再び看護婦さんがみーちゃんを抱いて新生児室に入っていく時には、退院までだっこ もできないと思うとなんだか残念なようで、悲しくもなった。「みーちゃん、しばら くだっこもしてやられへんけど、お父さんのこと忘れんといてや」そんな気持ちで 見送った。 覚子の病室の前にスタンバイしていた覚子のベッドがなっくなっているのに気付いた。 もう手術が終わって覚子を向かえにいったんや。と思い、三人で中央手術室の前にいった。 しばらくしてベッドに横たわった覚子が出てきた。前の手術の時には手術が終わって 出てきた覚子の顔が、ものすごく青白くなっててとても可愛そうやった。 今回は顔色もすごくいい。ほっとしたのと興奮したような気持ちで何を言っていい のか分からず、「女の子やったな」と声を掛けたことぐらいしか覚えていない。 覚子は「歌、唄っててん。こんにちわあかちゃん」そういったけど、俺にはなんの ことか理解できず「そうか、ほんまに」としかよう言えなかった。 でも、覚子もみーちゃんも元気でほっとした。 結局その日は午後8時まで覚子についててやり、帰宅した。 家に帰って親戚や友人に電話したり、ホームページを作ったりした後に、今日撮った ビデオを一人で見ながら、今まで味わったことのない感激をあてにビールを飲んで、 4月4日の日付が変わっていった。
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さとこ書き下ろし。 妊娠26週頃より、逆子がなおらんかったので 計画的なお産 ―帝王切開―を選んださとこ。 さてどんな風にお産はすすむんやろう・・・・・ |
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