この間さとこの持病の定期検査の為みおとも出産したK医大へ行って来てん。
いつも異常はないけど年に1〜2度はお世話になってるねん。
でも毎回待ち時間の長さにはほんまにしんどかったら来られへんやろな。と思う。
病院通いも体力勝負やな。
それにみおとがいてるから病院に連れて行くのも気が引けるし
まずみおとの面倒を見ててもらえる段取りもせなあかんし大変や。
さとこは有難いことに、さとこのままちゃんが休みを平日に振り替えてくれたので
みおとを預けることにしてん。
さとこのままちゃんはみおとが生まれてからというもの
自分の週に1回のお休みの殆どをみおとの面倒をみることに使ってるねん。
みおとは初孫やし、きっとすごく可愛いんやと思うけど
さとこの体調を気遣ってしんどくならへんように、育児ばっかりでストレス溜まらへん様に
してくれてるんやとほんまに感謝してる。
さとこのままちゃんは元々鹿児島の出身でままちゃんの身内の人は関西にはいてなかったし
きっと自分が育児をしてる時は心細く困ったこともあったんやろな。と思う。
果たしてみおとが子供を産むときに、さとこも自分を犠牲にしてまで世話が出来るやろか。
ところで、今回は病院でほんまに思いがけない方に16年振りの再会をしてん。
3時間の待ち時間の末ようやく診察も終わり何気なく座ってる人を見ると
どこかで見たような人が目をつぶってるねん。
ちょうど呼び出しのアナウンスがかかろうとしてその人が目を覚ます。
顔を見て「あっ!」と思った瞬間名前のアナウンスが入る。うん、間違いない。
なんとその人はさとこの小学5年・6年の受け持ちだったI先生やってん。
16年経ったとは思えない位先生は変わらずにおられてん。
早速先生にお声をかけて診察の関係で少しだけやったけどお話ししてん。
先生は声を掛けてくれへんかったら判らんかったとおっしゃってたけど
さとこのこともよく覚えててくれていてん。
このI先生には色んな思い出がある。
今の時代にはもうこんな先生はいてないやろうけど本当に心暖かい先生や。
でも、さとこは出来ればI先生の受け持ちには入りたくなかった。
先生の風貌は横山ノックさんの様な髪形でちょっと太っててまるでハンプティダンプティで
それに目がつぶらですごく人なつっこい顔をなさってるねんけど、ちょっと怖い。
さとこは今では想像も出来へんやろうけど食べる事があんまり好きじゃなく
給食なんて大っ嫌いやって、いつも一人残されてお掃除が始まっても食べてた位や。
贅沢やけど給食に出てくるお肉は固くて固くて飲み込まれへんかったし
パンに牛乳に和食のおかずというのも理解できへんかったし
ゴムの固まりみたいな鯨肉に、頭が付いてるわかさぎも怖かってん。
今思えば卵アレルギーやったのに、卵を食べて気分が悪くなったりしてた。
それでも今まではある程度頑張れば残しても許してもらえたけど
このI先生はそんな生易しくない。
本当先生とさとこの戦いといっていい程色々先生はさとこに手を尽くしてくれて
卒業する頃には皆と同じ位の早さで食べれるようになったし好き嫌いも減った。
今じゃ食べるのも作るのも好きでセーブするのが難しい位になってしまった。
それにI先生は誰に対しても分け隔てがなく、女の子でも男の子でも悪いことをすれば
一列に並ばせて両手ビンタをしてん。
ま、体罰やねんけどもちろん平手やし絶対に物では殴らへんしカラッとしたものや。
さとこはその頃から要領が良くてあんまりビンタはされへんかったけど
当然のことながら給食を食べへんからって叩かれたりすることはなかってん。
一見怖いけど、褒めてくれる時はうんと褒めてくれるし皆先生を慕ってたと思うねん。
最初は先生の受け持ちで困ったな。と思ってたけど卒業する時は悲しかった。
生涯を通じてあんなに熱血漢ないい先生に出会ったことはない位や。
先生と久しぶりにお会いして色々思い出す内、
みおとが学校に通う頃にはどんな風になってるんかなと思う。
今は小学生でも授業をボイコットしたりするって聞いたことがあるし、
さとこらの頃とは随分変わってきてるんやろな。
さとこの様にいい先生と巡り会ってくれるといいんやけど、生徒が選ばれへんし難しいかな?
最後に、I先生本当に有難うございました。
新学期からは教頭先生になられるそうですが、
お体に気を付けていつまでも素敵な先生でいてくださいね。