暴力幼女 みおと        


 
この頃のみおとは暴力的や。
何から覚えたのかはわからへんけど物や人を叩くねん。
今年は秋の訪れが遅くていつまで経っても暑いが続いて
それに伴って「蚊」がいつまで経ってもいてて
家では電気で仕掛ける薬をしてても蚊がいてるから
さとこやパパがよくパチンと手を叩いたり壁を叩いたりして殺してたら
みおとも同じように壁を何でもない時に突然叩くようになってきて
最初は面白がって「みーちゃん、ていっ!は?」とか言いながらさせてたら
家中の色んなものを叩くようになってきて
笑いながらさとこのことも叩くし、パパのことも叩くし
それが段々感情と伴ってきたみたいで
自分の思い通りにならない時や怒ってる時には近くの壁や床や家具を叩く。
もちろん怒ってる時や自分が怒られてる時にもさとこ達のことも叩く。
1歳6か月の子が叩くんやからそう大したことないやろうと思われるかも知れへんけど
これが不意打ちを食らったりのんびりしてる時なんかやったらなかなか痛い。
こっちも機嫌の悪い時にされると思わず叩き返してしまう位の痛さや。
でもちょっと前までは家の中だけのことやったからよかってんけど
この頃はお外や公園で遊んでる時でもおもちゃの貸し借りでもめたり
遊びに来てる他のおともだちに何か嫌なことをされても直接相手の子を叩きに行く。
普段おもちゃの貸し借りではみおとが使ってた物を取られたり
どうしても人が使ってるのが欲しい時は地団田踏んで泣いてもがいて
それでも貸してもらわれへん時はさとこに救いを求めて来るねんけど
この頃さとこが「自分で貸してって言うておいで」と言うからか直接交渉になるみたいや。
それにこの間は幼稚園生位のお兄ちゃんがみおとのことを可愛いと思ってくれたみたいで
ちょっと無理やりだっこしてくれてる時もみおとは嫌やったみたいで
何とその大きなお兄ちゃんに砂を頭からかけて抵抗しててん。
もちろんそんな時や人を叩いた時はちゃんと怒ってるし
相手の子にも謝ってみおとにも謝らせるけど困ったもんや。
おばあちゃん連中やパパにそんなことを話すと
「みおと、いいぞ!もっと強くならな今の時代は生き抜かれへんで!」とニコニコされるけど
さとことしてはみおとのことを叩いて叱ったりすることがあるから
それでみおとも人を叩いたりするんやろなと思ってちょっと心が痛い。
さとこの理想はもう本当に女の子らしく
髪はいつもリボンで結んでフリルやおリボンの付いた服を着てるような
おしゃまさんでいて欲しいのに現実はやんちゃなみーちゃんって感じや。
そんな勝ち気なところもあるのに階段式のジャングルジムには登られへん
慎重なところもあるみーちゃんやねんけどね。
みおとの個性も徐々に変化しつつもはっきりしてきて面白い。
これからどんな風に成長するんかな・・・。




 

パパのひとりごと 

本当は良くないんやろうけど、
外で一緒に遊んでた子をパチンしたなんて聞くとすごく嬉しい。
俺は子供の頃、母親がイライラするほど、叩かれたら叩かれたまま
泣かされたら泣かされたままの子供やったからな。
女の子でも自分の感情を
表に出せるのは悪いことでは無いのとちがうやろか。
でも、じゃじゃ馬のごんたくれにならへんように
行き過ぎには注意せんとあかんな。
“活発な子”の範囲で収まるぐらいが、ええねんけどな、、、、、、




 
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