別亭 パパのひとりごと ver.2
澪音 1歳の誕生日を迎えて。
澪音よ、誕生日おめでとう。
このあいだ生まれてまだまだ赤ちゃんやと思ってたのに、もうよちよち歩き始めているなんて、あっという間に過ぎた1年やけど確かに1年がたってもうあの頃の澪音ではないんやね。
澪音が初めて自分だけの足で歩いたとき、パパは涙が出てきたよ。たよりない歩き方で七歩しか歩まなかったけど、その小さな足で歩いた七歩はパパにとっても澪音にとっても大きな七歩やったね。
澪音と初めてこの世で出会えたのは平成9年の4月4日やったね。初めて出会えたときからパパは澪音のことを可愛く思えたよ。パパは自分の生まれたばかりの写真を見ても可愛いい赤ちゃんなんて思えず、むしろお猿さんみたいで可愛くないって思ってたし、澪音が生まれる前は澪音もお猿さんみたいな顔で産まれてきて可愛くないんだろうなって思ってたのに、一目見たときからすごく可愛く思えて、お腹を切って澪音を産んでくれたママのことを一瞬忘れてしまったほどやったよ。
澪音がまだ寝返りも出来ずに仰向きで寝かされたら朝まで仰向きで寝ていた時期、朝パパが目を覚ますと必ず澪音の方が早起きで、毎日パパの方を見てパパが目を覚ますのを待っててくれてたね。目を覚まして澪音と目が合うと本当に嬉しそうに微笑んでくれてパパにおはようをしてくれたね。パパも嬉しくって、朝から「キンキンキラキラ」をするとまた声を出して笑ってくれたね。パパはその笑顔を見るのがとても楽しみやったんだよ。
なあ澪音、ミルク飲むのがすごく嫌な時があったよね。何がそんなに嫌やったん?
今じゃ200Mを軽く飲み干して、もっとちょうだいって泣くのに。何が嫌やったんやろう。パパもママもすごく困って悩んだりしたよ。澪音は産まれてからずっとミルクだけで育ってきたから、ミルクを飲まないと大きくなれないって思って、いやがる澪音に無理やり飲ませようってしたこともあったね。でも本当は何かミルクを飲むのが嫌な理由があったんだよね。パパもママもそんな澪音の気持ちを判ってあげられなかってごめんね。
澪音が生まれて初めての誕生日を迎えてパパやママは澪音が無事に生まれてきてくれたことと、この1年大きな病気もせずに誕生日を迎えることが出来たことをありがたく思ってお祝いをしたよ。これからも毎年毎年お祝いが出来るように健やかに育ってちょうだいね。それから、これからの誕生日には痛い思いをして産んでくれたママにもパパと一緒に感謝しようね、澪音。