―――私にとって“言葉”は「一期一会」。
私はもともと、メモを取ったり日記を書いたりする習慣はありませんでした。
明日は明日の風が吹く…の精神ってわけじゃなく。面倒なので。
(字が下手なので、文字を書くコト自体好きじゃないというのもある)
それでも、マンガのネタやキャラ設定などは、何かに書き残していたりします。
落書きやラフ画のついでに、思いついた設定を書くコトが多いからです。
しかし、実はキャラ設定の類は、頭の中に混沌とした状態で眠ってたりするので
メモしておかなくても、ラフ画を見れば結構思い出せたりします。
(単に発想がパターン化されているとも言えるけど)
それにもし仮に思い出せなくても、その場で作り直すことも出来ますから。
どうせ、いつもそのまま使うことはないですし(笑)
だから設定に関しては、メモをとるコトはそれほど重要ではないんですよね。
ところが、絶対メモしておけば…!と、いつも後悔するモノがあるんです。
それは「セリフ」。
そもそも、頭の中のものを言葉や文章にするのがとっても苦手。
ネームでは毎度、モノローグやセリフで七転八倒してたりします。
「このキャラはこんなコト言わない〜」とか「説明調すぎる〜!」とか。
頭で考えすぎてしまうのかもしれませんが
とにかく「これだ!」と思える言葉が、出てこないんですよね…。
(いや…単に語彙が少ないだけという説も…)
そんな中、フッと思いついたセリフをメモしないまま、忘れてしまったら最後。
もう二度とその言葉には巡り合えない。
「あぁ…何だっけ、さっき良さげなセリフが浮かんだんだけど…!」
思い出せないと傑作だったような気がして、余計悔しい。
そんなこんなで、同じ場面でぐるぐる思考の堂々巡りに陥り
出来たネームは「なんだかセリフが硬いよ〜」
「展開のアイディアもどっか行っちゃったよ〜しくしく」
あげく、話の落としどころを見失ってしまったり…
というコトになるのです。うっうっ。
あれ?そう言えば、このトークのオチはなんだったっけ?
…考えてたんだけど忘れちゃった…うっうっ。
後になって泣かないために。メモは大切、メモは大切ですよ〜。
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