
| ★医療ミスを考察する★ |
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夜、お風呂から上がって、玄米の"モミ取り"の手伝いをした。 (*)SATO家の米飯システムとは ご飯は、普通米4に対しもち米が2、さらに"穀物専科"(あわ・きび・大麦・白ゴマ・アマランサス入り)を加えて炊く。通常、お米は玄米で保管されていて、毎回炊く分だけ精米(7分つき)する。が、その前に玄米に混ざっているモミを取り除いておかねばならない。それが終わると、次にもち米(これも玄米)のモミ取りをする。こちらは精米はしないが、一晩水に漬けるため、普通米と別にしておく。 てなわけで、ご飯を炊くまでにえらーく手間がかかるため、手が空けばモミ取りの手伝いをするのだ。 んで、普通米のモミ取りを終え、もち米のモミ取りに取り掛かって間もなくのことだった。 SATOはいつも何か考え事をしながらモミ取りをする。(これがまた集中できるんだな。水鏡を見てトリップするようなモン?) この時も頭は別のことを考えていた。平皿にもち玄米を一掴み取り、モミをはじき、選別済みのもち米の器に入れた。・・・入れたつもりだった。ところがSATOは、もち米の器ではなく、普通米の器に入れてしまっていたのだ。もち米と普通米が混ざっちゃったよ〜。 仕方なくモミ取りを中断し、母親と二人でもち米と普通米の選別を始めた。一粒一粒米を拾っていく。だんだん気が遠くなってくる。夜中なので、睡魔も襲ってくる。クラクラしながら、なんとか半分くらい選別し終わった頃、またしてもそれは起こった。 今度は母親が、普通米をもち米の器に入れちゃったのだ。 がが〜ん!な、なんてことを。 泣く泣く、今度はもち米の器から普通米を摘み取る作業。永遠にこれが続くんじゃないだろうか・・・。そう思いながらも、モクモクと選別していった。そして、やっともち米から普通米を取り除き終え、普通米からもち米を選別する作業に戻った時だった。 横から「あっ!」という声がした。母親がすまなそうな顔をしている。もしかして・・・。そう。普通米をモミ用の器に移してしまったのだ。 ・・・もう笑うしかない。 ここで、朝が早い母親が脱落。とっとと寝てしまった。一人寂しく米と格闘すること2時間。ついに・・・ついにモミ取りは終わった。 燃え尽きた。真っ白な灰になった。気分は矢吹丈。 そして私は思った。そこに器が並べて置いてあれば、いくら気をつけていても、間違えてしまうのだと。マーフィーの法則である。間違うかもしれない状況があれば、いつか誰かが間違うのだ。確実に作業するならば、不必要な器は最初から片付けておくべきだった。もし、モミ取りを終えた普通米の器にフタをしていたら・・・。 度重なる医療ミスも同じだろう。気をつけているつもりでも、人は必ず間違ってしまうのだ。ミスをなくすには、絶対に間違えようのない環境を作るしかない。 などと、モミ取りからえらく飛躍した結論に達してしまう、いまの脳みその状態も原因だ。眠い・・・。この眠気がミスを誘発するんだ。そうだそうだ。早く寝よ。と言うわけで、おやすみ〜。 <終わり> |
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再編集に際して一言(2003年1月): 今読み返しても涙を禁じえません…もちろん、笑い涙ですがね(笑)現在ではモミの少ない玄米を使っているので、このような「モミ取り」は行っていません。ちなみに現在、玄米に豆を数種類入れて炊く「玄米豆ご飯」と、白米に穀物専科を加えて炊く「白ご飯」の2本立てです。玄米豆ご飯は和風のおかずによく合って美味しいです。 |