「ん〜〜?(パタパタパタ)」 「・・・・・・悟浄」 「ん?」 「忘れ物ですよ」 「お!悪ィ」 「持ち物に名前を書くのは良い事だと思いますけど、これはどうかと・・・」 「へ?あ・・・それ、おととい酔っ払って書いた気がする・・・」 「・・・一昨日から警察手帳不所持ですか、貴方は。バレたら始末書どころじゃ済みませんよ」 「うぅ・・・・・・」 「ついでに外に行くなら、上着くらい着てください。全く、ホルダーも外しておけば良いのに・・・」 「小姑みてぇ・・・」 「(ひくっ)・・・何か仰いましたか?」 「いや、気のせい!!なんっっにも!言ってないです!!(ふるふる)」 「そうですか?(にこ)」 「(怖ぇ・・・)」 「あ、次の捜査には悟浄にも協力してもらいますね」 「ほえ?なんか事件あったっけ?」 「連続通り魔事件の囮捜査なんですけどね〜・・・はい、これ」 「・・・・・・・・・・・・・・・・・・何故女物のスーツ?」 「これ着て手伝って下さい」 「誰がやるか〜〜〜っ!!」 「なら、始末書減俸付きですね」 「卑怯者〜〜っ!」 「誉め言葉としてとっておきますね♪」 「うぅ・・・コイツ、すっげ嫌(滝涙)」 |