33際の頃だったと思うが,急にロックと呼ばれる音楽に耐えられなくなり,ロック以外だったら何でもいいという時期があった.そのころ,20年以上も続けていたロッキング・オンを読むのをやめた.松村さんの記事だけは,その後も立ち読みをしているけど.それから2年くらいは,ジャズ一辺倒で,大西順子も見たし,息子の結婚式に間に合わせるために,トランペットを買ったりもした.だが,どうも管楽器は駄目なようだ.中学に入って買ってもらったフルートも,結局友達にあげてしまったし,今回のトランペットも1年後には買ったところと同じ下倉楽器で売ってしまった.いまでも,リー・モーガンは,愛してやまないんだけどね.
さて,再びロックを聴くきっかけとなったのは,Joeに出会ってDJBを始めたことと,もう一つの理由は,女性ロッカー達の活躍に刺激されたことだ.アラニス・モリセット,シェリル・クロウ,メレディス・ブルックス,ベス・オートン,再生したスザンヌ・ベガにパティ・スミス.90年代に最も良く聞いたREMとレニー・クラビッツのライブを見てしまった後だけに,新鮮だったなあ.で,彼女らがきっかけで,ベック,JSBE,Gラブと,再びシーンの音楽が心地よく耳に入ってきた.
で,ヒップ・ホップを少し経由して,ついに出たぞという感で登場するのが,本稿の主役メイシー・グレイである.いやー,ぶっ飛びましたですぅ.アルバムとしては,REMのライフ・リッチ・ページェント以来の衝撃だった.何年前だあ?ミッシー・エリオットやカサンドラ・ウィルソンもすこぶるGoodなんだけど,楽曲,声,メロディ,グルーブ,音づくり,すべての点でメイシーにハマりました.これで,顔がリル・モーだったら...なんて,少しだけ思ったけど.特に,メイシーのファーストはすばらしいなあ.こんだけ,聞き返したのは,実に久しぶり.
ワールドカップ・イヤーも去り,俊輔,タカ,ヒデ,イナと,皆欧州で苦闘する中,松井大輔.なんか大怪我しそうでヒヤヒヤするけど,いいなあ君は!がんばれニッポン!大久保,石川と3年後が楽しみだ.本山も倒されて文句を言わなきゃいいんだけど.その点,松井はクールでいい!20世紀最後の年にデビューしたメイシー・グレイ.君らは,ちゃんと聞いているんだろうなあ,やっぱ.
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