北海道3泊4日の旅(2002.6/13〜16)

北海道に行ってきました。「ドラマチック道東4日間」モデルコースをレンタカーで回る旅です。

コースは旭川→(旭川ロープウェー)→層雲峡→層雲峡ロープウェー→斜里→知床→ウトロ→摩周湖→屈斜路湖→阿寒湖→十勝温泉(できれば士幌町も)→富良野美瑛(もしくは然別辺り)→旭川をレンタカーで回る(推定800km)と言う強行軍。取りあえず野生の動物、エゾシマリスがメインの旅なのでモデルコースに出ていた観光名所はあまり回れませんでした。果たして、エゾシマリスや他の動物には会えるのでしょうか。


6/13(木曜日)
羽田空港9:15発旭川空港行きに乗る。朝はそれほど早くなくてラッキー。旭川に11時ごろ到着。取りあえず今回の第1の目的(パパの)旭川郵便局に行く。そこで発売しているエゾモモンガやシマリスのふみカードをしこたま買ってしまう。まだ第1日目なのに。こんなにとばして最後まで金は続くのか!? 

 そろそろお腹が減ってきました。旭川と言えばラーメン。ラーメンどう?と聞いたら「みなちゃんはお寿司。お寿司食べたいの。」・・・・寿司?( ̄Д ̄;) いきなり?と、いいつつも、事前にモモンガの知り合いから聞いた寿司屋情報を自慢気に披露するママ。しかし、なかなか見つからない。だいたいの場所はわかるのだが、寿司屋らしきものが見当たらない…。ここじゃないかも?と言おうとした時「あったよ!」と明るいパパの声が。寿司チーム(パパとみなみ)はとってもうれしそう。よく見るととっても間口が小さい。見つけられたのは奇跡である。というか、寿司に対する情熱の深さかもしれない。確かにそのこ寿司屋はとっても美味しかった。うにひとつ。・・・・うにが、うにが・・・・乗りきれていない。しかも、とろけるようなうにだった。こっちで買ったら高いと思う。幸せな昼食を済ませ、目指すは旭岳。「え゙!?トラさんみたいのに!」とはみなみの弁。どうやら市内で旭川動物園の宣伝を見てしまったらしい・・・・。なんとか、「この次来たらね」とごまかし、出発。

 今回レンタカーにはカーナビがついている。自分ちの車にはついていないのだが、この旅を通してかなり重宝した。しかし、この日はどうやって旭岳まで?(カーナビのモデルコースには出ていなく、地図もわかりにくかった。)と迷っていたら、駐車場のおじさんの「1条通りをずーとまっすぐ。そのあと左。」と言うシンプルなお言葉で辿り着く事ができました。良かった。ありがとう。おじさん。

1時間半かけて旭岳ロープウェーに到着。ロープウェーで登った所にエゾシマリスが見れるらしい。しかし、時間はすでに午後3時半。大丈夫か!?シマリスはもう寝る時間なのでは?しかも、ここでもう一つの問題が勃発。「カメラは?」(パパ)「デジカメなら。一眼レフは自分で持って来るって言ったじゃない。」(ママ)「そんな事言ってないよ!自分で持ったって言ったじゃないか!」(パ)「私は電池とフィルムだけ持ったって言ったの!」(マ)せっかくシマリス撮りに来たのに・・・・何の為に気合入れて多量にフィルム仕込んできたのか。バカ夫婦である。しかし、時間が無いので喧嘩は3分で終了させロープウェーへ。すでにあまり人は乗っていない。リフト料金は往復1800円。(7/1-10/10は2800円。)

とても寒かった・・・・
しかも、上の方はまだまた雪が沢山残っていて本当にいるのだろうか?と言う感じだ。
寒かった。




展望台
しばらく近所を散策したり展望台などに登って待っていたがシマリスには会えなかった。風景としてはいかにもシマリスがいそうな感じである。(展望台には雪は無かった。)がっかりしてロープウェーで戻ってくると売店にはそんな私達を見透かしたようにモモンガやシマリスグッズが。第1日目だというのにまたまたしこたま買ってしまう。ここの売店はモモンガとオコジョがメインみたいだ。
午後5時にロープウェーを出、本日の宿泊地層雲峡に向かう。午後7時過ぎ到着。みなみはまだ「トラさんいつ見に行くの?」と、聞いてるし・・・・パパは疲れた様で夕飯を食べたら寝てしまった・・・・お疲れ様。
(本日のすっ飛ばし→旭川市内観光、アイスハビリオン(上川))

6/14(金曜日)
みなみが6時頃起きてくれたおかげで朝風呂に入っても午前8時には宿を出発。宿のすぐ側にある層雲峡ロープウェーとリフトで7合目をめざす。時間が早いせいかロープウェーも満員である。ロープウェー到着場所から少し歩いてリフトに。まだ時期が早いのか花もあまり咲いていない。リフトから降りると山小屋が。この山小屋のおじさんが自分で写したシマリスの絵葉書とか売っているらしい。シマリスのバッチを買いながら「ここらへんにシマリスが見られるって聞いたんですが・・・」と聞いてみるとすぐその辺にいない?との事。いろいろと探したけれども見つからない。今日もまたシマリスには会えないのか・・・・。そのときパパが「上に登ってみよう。」…え゙!?( ̄Д ̄;) だって雪一杯積もってるよ!?
そんなことお構いなしに勝手に記帳をしてどんどん登り始めてしまった。しかも、16Kgの子供をおんぶして。さすが元ワンゲルである。ちゅーか、危険じゃん!足元革靴だよ!どんどん登るパパ。途中で躊躇して戻ってくる家族連れや長靴と杖でゆっくり登っていた高年齢夫婦を追い抜かし、・・・・張り切り過ぎだよ・・・・。アイスバーンみたいなところでついにママがギブアップ。もう止めようよ。「え?もうすぐ頂上だと思うよ。リス見たくいないの?」「見たいけど。怪我したら危ないじゃん。」「平気だよ。」「平気じゃないよ」・・・・「みなみはどうしたい?」「みなちゃんは・・・降りたい。1人で。」( ̄Д ̄;) !!←パパとママ
無理だよ!「無理じゃなぁぁぁぁ―――――い!!」・・・・大変でした。あまりにもバカザル状態なので少し歩かせると案の定何度も転んでお尻はびっしょり・・・・。とほほ・・・アンタよりママが泣きたいよ・・・・。結局パパにオンブで帰ってきたものの、パパの格好は登山をするには厚過ぎたので汗でびっしょり。もう一度山小屋に戻ってシマリスのTシャツを購入して着替える。その他いろいろと買ったら「シマリス出るからあげて」と売り物のピーナッツをくれる。え゙!?餌死の彷徨売ってたの?しかも、見ると餌を持った観光客の周りにシマリスがチョロチョロしているではないか。・・・・・いままでの努力はなんだったの…(T^T)あの死の彷徨は・・・・。







ちなにみなみの濡れたお尻はタオルを入れられていました。



おっ。 行ってみよう。ちょっと離れてもぐもぐ。ここまで来れば安心。様子を見に来た。そんなに頬張らなくても…あんまり急いで喉に詰まらせないでね。お水を飲んでいるの?ちょっと気にしてる?2匹で一緒に

4匹いました。毛艶は良かったです。でも、いいもの食べているせいか、明らかに下半身が太っている子も・・・・かなり慣れていて、野生のシマリスと言うよりペットのシマリスと言う感じでした。
黒い屋根の所
ここの奥がリフト乗り場。往復600円。ロープウェー(往復1650円)から少し歩きました黒岳周辺で見られる動物


シカも見られる様です。→




そのあと、リフトでおり、ロープウェーで乗り場まで。乗り換えの売店でもグッズが山の様に・・・・。ママはふっと不安になった。買っても買ってもグッズが多過ぎて買いきれない・・・・・。(←今頃気付くか。)もうあまり買わないようにしよう。と自主規制したのでした。こんな事初めて。北海道、侮りがたし。その後石狩峠を超え、パパが眠そうなのでドライブインみたいな所で一休み。そこの主人が話好きな人で、わざわざこのルートがいいよと遠回りして風景がきれいな道を教えてくれる。いや、でも、今日はこれから網走に行ってやまね工房とか行きたいし・・・・いや、ココが綺麗だから。と力説され不安になりながらもこの道通りに行く事に。途中キタキツネ牧場にも寄りたがったのだが、子供か小さいからお勧めできないと言われ、すっ飛ばすことに。時間は午後1時半。少し走るとお腹がすいている事に気付き、パビリオンみたいな屋台っぽい所でラーメンを食べる。関東ではこんな所の食べ物はまずいことが多いのだが、とっても美味しかった。うれしかった。隣接する工芸品展示会館の展示品を見て(やはりモモンガやリスの木工品もあった)再び車に乗る。
チューされているの。名前忘れました…すいません。スイスのとかきいたんですが・・・
旅の途中で出会った牛。ワンコ。真ん中のワンコはスピッツの原型だそうだ。北海道のワンコはみな大きい。


キタキツネ
「北きつね牧場」を通る前、「キタキツネ牧場」と、そっくりなお店を見つける。道路脇に沢山キツネが繋がれていて「キケン触るな!」と書かれた看板が。エキノコックス!?やばいじゃん。しかも、夜行性のキツネをこうやって道路脇に繋いで置くとは・・・・。ちょっとお店をひやかしたら化粧の濃いおばさんが寄って来て「この毛皮、安いわよ。半額にしとく。」・・・・ますます怪しげ。速攻車に逃げかえる。

やまね工房やまね工房。看板だけ・・・・(T^T)

もう。。。5時近いけど…。案の定網走についたらやまね工房はcloseの札がかかっていた。網走刑務所博物館も入場できなかった。斜里町立博物館も寄れなかった。どーしてくれるねん!オヤジ!と勝手に奴当ってみる。斜里町立知床博物館は明日行く事にして今夜の宿、ウトロ温泉に。ドライブ中、みなみが飽きてしまい「ねえねえ!しりとり遊びしようよ!」とうるさい。「じゃーねー、みなちゃんからね!しりとり遊び!ビ!ビ!・・・・ビン!」って・・・・終ってんじゃん・・・・。(-_-;;
(本日のすっ飛ばし→北キツネ牧場、感動の道、オシンコシンの滝(横目で見ただけ)小清水原生花園と思われるところはまだほとんど花が咲いていなかった。ハマナスが少々。)

その晩ホテルから斜里バスでやっている夜の大自然号に申し込む。午後8時ホテル集合で午後9時半に解散らしい。ママはネットで下調べ済みだったが、バスに乗っているだけみたいだったし、子供も小さいので止めようかと思っていた。しかし、部屋でこのパンプを見たパパが「行こう!」「・・・・行くの?」「行こうよ!」と乗る気だったので行く事に。成果は鹿12匹、見られました。そのあとバスを降りて満天の星を見る。綺麗だった。バスの中。

これはバスの中。少しすると中の明かりは消される。席はほぼ満席。大人1人1800円。ガイドさんの話だと知床は徹底して野生動物の餌付けを禁止しているとの事。知床は世界有数の密度でヒグマが生息しているにもかかわらず事故が一度も無い事などの話を聞いた。それは、餌付けをしない。(ヒグマに餌付けをして写真を撮るようなカメラマンも入れない。)ゴミ管理を徹底させる。クマにやたらと近づかない。餌付けされたクマは人を襲います。と言っていた。「ベア・アタック」やっぱり読んでみようかな。



6/15(土曜日)
昨夜遅くて寝坊してしまいなんと、朝風呂まで入って午前10時に出発してしまう。今日はとっても回るところが多いのに。大丈夫なのか!?しかも、まだお土産のカニを買っていない。カニと言えば購入ポイントはここしかないだろう。(ジョン君。網走はもう行かないので) ホテルからほんの少し走った所に漁港市場みたいなところを発見。タラバなら今日値下げたばっかりだよと言われ、試食したら美味しい。ココで買おう。生け簀の中のタラバと毛がにを指定し、茹でてから送って貰う事に。結局ここで買ったカニがこの旅行中で1番美味しかった。(1匹ずつ買ってママの実家と半分コしたのだ。ちょっとセコイ?(; ̄m ̄)ぷっ!)

お店の看板ワンコ。ジョン君。ゴールデンの雑種との事。大人しい。


お土産も買知床ネイチャーセンターったし、とりあえず知床ネイチャーセンターへ出発。

想像していたより立派な建物だった。げっし類のリーフレットが欲しかったのだが、100円と聞いてひるむ。(広げるとA4くらいの紙1枚の大きさなのでした。)そのあと、知床五湖やカムイワッカ湯の滝、知床横断道路(羅臼まで)等、見所は沢山あったのだが、今日は屈斜路湖で昼食の予約をしている(コースについていた)。昨日行けなかった斜里町立知床博物館はどうしても行きたかったので、飛ばす事に。天気が良いのに…もったいなかった。カムイワッカ行くまでにキタキツネ5,6匹は見れるよー。という昨日のオジさんの声が・・・・・。


北海道の道はまっすぐな道が多い。気付くと100km近く出ていたりする。追い越しもバンバンできるので怖いわ〜。斜里に行く時、カーブの所で宅配車が道路脇に横転していた。幸い運転手と思われる人は怪我も無く早く来ないかな―JAFと言う感じでキョロキョロしていました。足寄でも横転車を目撃。

斜里町立知床博物館

根性で斜里町立知床博物館へ。動物の剥製が沢山あった。もちろん、リスやモモンガも。一番驚いたのはシマフクロウの剥製。おおきくでビックリ。PCが置いてあって動物のクイズをクリックしながら勉強ができるようになっている。もちろん「モモンガのすべて」もありました。展示場見て帰る所に動物の毛皮がいくつか展示されてあった。剥製を見た後だったのでみなみは「みんな、ぺっちゃんこだよ!車に轢かれたのかな!?」といちいちびっくりしていて可笑しかった。

モモンガ。モモンガとシマリスエゾリス
まるで今にも動き出しそうな剥製。

そしていよいよ出ようかという時にTVが2台。何かと思って見てみたらなんと、1台に「生中継」と張り紙が張ってある。今年生まれたモモンガの子供達だー。可愛い!可愛過ぎる!(T−T)巣箱に設置しているカメラで写しているらし2002年生まれのこもも達い。となりの1台もモモンガ兄弟が写っていた。これは去年かそのまえのらしい。絵葉書を買う時に職員の人に聞いたらこの施設の側に営巣したモモンガとの事。。ヨチヨチ動いてとっても可愛い。できるならずっと見ていたい・・・・しかし、時間的に一杯一杯の私達は後ろ髪を引かれる思いで次の目的地に向かう。今時間は12時。屈斜路湖のホテルの昼食の予約が12時。・・・・全然間に合わない。(;´д`)トホホ。取りあえずホテルに電話。


画像が汚くてごめんなさい。TVの上には「巣箱に営巣したモモンガ」(生中継)右上には「赤ちゃん生まれました。よく見てネ!」というメモが。タイミング的にはぴったりの季節でした。



さて、あと2時間で屈斜路湖。2時までは大丈夫ですよと言っていた。だが、食べる時間を入れると1:30頃にはつきたい。あともう少しで屈斜路湖と言う時にママが地図で近道を見つけてしまった。少しでも早く…と思ったのだが、なんか…農道みたいで全然ひと気が無い。…こここでいいんだろうか・・・などと考えてゆっくり走っていたら、車の前を猛スピードで横切る物が…シマリスだ!(T^T)やっと野生のシマリスに会えたね。出会えたのはほんの一瞬だったけど。うれしかった。夫婦で興奮してしまう。(みなみは爆睡中)。写真に撮る暇も無かったけど、とてもうれしかった。ところでその近道、あと少しで本線に交ると言う所で通行止め。またもと来たところを引き返し、時間時にはとってもロスだった。いつもなら責任を擦り付けあうバカ夫婦なのだが、この時はなぜき2人とも幸せな気分で喧嘩にはならなかった。単純なものである。もちろん、ホテルには時間すれすれについてしまい、バイキングでフードファイターの様になってしまったのはちょっと恥ずかしかった。(本人達は必死。)みなみはあまり食べないのでパンを1つもらってくる。食事を済ませモデルコースではお昼前に行く予定の摩周湖へ。雨が降ってきた。摩周湖でも第1展望台がシマリスポイントである。

展望台に行くとすぐにシマリスの餌が売っていた。ここも4匹のシマリスを見かけた。毛並みのいい子もいるし、毛並みがボサボサの子もいた。
カイカイ

いっぱいだね カメラ目線( ̄ー ̄)ニヤリッ 哀愁の横顔
毛並みの悪い子最後まで出ていました。
ほとんど第1展望台の客寄せリスちゃんになっていた。野生動物に餌をあげるなと言ってももうペットだよね?それでも会えて嬉しいよ。
毛並みの悪い子は、3時半近くになって他の子達が姿を見せなくなっても最後まで餌をもらいに来ていた。回りにはひま種の殻が一杯落ちている。ところで、ここの売店でエゾリスの剥製が売っていた。しかも、ポーズも可愛らしくヌイグルミみたいだ。1匹で4万円。2匹で仲良く巣穴から顔を出しているのが8万円。たとえお金を持っていたとしても買う気にはならないと思う。買うお金もないけどあまりいい気はしなかった。
みなみはあのパンあのパン!とお昼に貰って来たパンにかじりついている。


そして、阿寒湖へ。ここは特に行きたい所は無かった(後で考えたら、阿寒湖の側には「エゾリス」という木工品のお店があることを聞いていたのに、すっかり忘れていた。)ので一応車は止めたが、どうしよう?見ると遊歩道がある。時間は午後5時。もう次に向けて出発したかったのだが、パパが「もしかしたらリスがいるかも」と歩き出して行ってしまう…しょうがないので、3人で30分ほど歩く。(この事があとで大変な事に…!)

阿寒湖の後は足寄を通って十勝川温泉に。しかしなんとこの道で、野生のシカに遭ってしまった!あっ、と思った時には道路の脇のヤブの中に入って姿も見えなかった。屈斜路湖のシマリスといい、車で移動しているせいか野生動物の出会いは一瞬である。でも、うれしい事には変わりない。しばらく走っているパパがまた「あっ!キツネ!」と車を寄せる。(危ないっちゅーに。)ドコドコ!?後に行った!(もう興奮状態である。早くしないと見失っちゃう!)・・・・・ところが、
キタキツネ

そのキタキツネは私達の車が止まるのを見届けて走って近寄ってきたのである。



キタキツネ


窓越しにじっとこっちを見ている。何かもらえる事を期待して。ごめんね。何もあげれないの。車が通るのを待っていたの?誰が君をこんな風にしてしまったのだろうね。交通事故にだけは気をつけてね。自分の力で元気で行きていって欲しい。もう無理なのだろうか。このキツネの事を考えるたびに悲しくなってしまう。


なんだか後味の悪い想いを抱いたまま、足寄からちょっとコースをはずれて上士幌町へ。ここには黒曜石のお店があってモモンガモノも売っている。営業時間は午後6:30分とでていたのだが、場所がわからず電話をしてみると「あっ、いまお店閉めたところです。」・・・・まだ6:15分くらいだよ・・・・(T−T)取りあえず待っててもらい、近くになってからもう一度電話をしてそのまま誘導してもらう。地図だとわかりづらいのに口で説明してもらうと、意外にあっさりわかってしまう。今回の旅行の行程を話すと、初心者の人にありがち。と言われてしまう。2回目からは慣れて1箇所にいるように名なるらしい。どうも、今回の前半くらいで神奈川県一周くらいできてしまうらしい。パパはその話を聞いてどっと疲モモンガれていた。ちっちゃなモモンガを購入し上士幌町の先の糠平温泉でモモンガの出没するらしいと言う喫茶店についてリサーチ。どうやらあまり熱心に仕事をしていないらしい。うーん。もう7時近くになっている。糠平はまた今度だ。ダッシュで十勝川温泉に。一応電話は入れてあるのだが夕飯もあるので8時までには入りたい。しかし、道を間違えたりして宿についたのは午後8時を回ってしまった。食事を部屋に持ってきてもらう。申し訳無いので旅館方式に少しだけお金を包むと布団を子供の分までひいてくれた。きっちりサービスに生かしてくれるその姿勢に感動。(T^T)
本日のすっ飛ばし→知床峠、羅臼、根北峠、硫黄山、オンネトー

6/16(日曜日)
 今日は最終日。朝、出発の用意をしているとみなみが「耳のうしろに何かついてるみたい」と言い出す。見ると虫がついている。払い落とそうとしたが取れず、パパにとってもらう。しかし・・・・取れない。無理やり引っ張ったら食い込んでいた頭が残ってしまった。こ、これはもしかしたら・・・・・( ̄Д ̄;) ダニ!?急いでホテルのフロントに行ってピンセットを借りたのだがなかなか取れない。売店でソーイングセットを購入し、針で取ろうとしたが、少し残ってしまった。どうしても取れそうに無いので、取りあえずパパが持っていた薬で消毒することに。1時間くらいロスしてしまった。

旭川空港を目指す。ギリギリに申し込んだので遅い便の飛行機が取れず、午後3:30には空港に行かなければならない。時間が無いのと疲れているのとで、然別湖に行くのを断念。モデルルート通りに大人しく富良野、美瑛を通って戻る事にした。とりあえず、パパの希望で帯広郵便局へ行ってみる。だが、やはり日曜日。何もめぼしい物は無かった。その後、すぐ近くの「六花亭」本店に。ママはどうしてもここでしか食べられない「サクサクパイ」コーヒービーンズホワイトチョコなるものを食べみたかった。これは3時間以内に食べなければいけないらしい・・・・。丁度お店の一角にコーヒーをサービスしている所があってさっそくコーヒーを入れ食べてみる。…ママ的には大変美味しかったのだが、後の2人にはあまり感動が無かった。ちぇ。2人は50円のシュークリームがたいそう受けていた。

これは「コーヒービーンズホワイトチョコ」。友達の家で食べさせてもらい、はまってしまったもの。コーヒー豆をホワイトチョコでコーティングしてある。甘いチョコの下にほろ苦いコーヒー豆。大人の味。(* ̄¬ ̄*)

帯広を出る時雨が降ってきた。走っていると土砂降りに。うーん。これから先大丈夫だろうか。モデルコースでは道東自動車道(「通るのは人より熊の方が多い」発言で注目される)に乗る事になっていたが、別に高速でなくても充分だった。一般道でもすでに高速なみに快適。しかも、タダだし。北海道の人がこっちにきたらお金出して乗る高速(しかも混み混み)なんてバカらしいと思うかもしれない。富良野のお店で買いました。

狩勝峠を越えた辺りから雨が止み日も出てきた。ここの道にはなぜかリスの看板が多かった。何枚か撮ってみたのだが、みんなピンぼけしてました…。そして富良野に。富良野で工芸屋さんをなかなか探せなくて時間を食う。思うに、地図を見てもこちらで100m位の間隔で探すのだが、北海道はその何倍の感覚だったりする。やっぱり北海道は大きい・・・・・。(T−T)、道行く人に聞いてやっと探すも時間が。。。。(><)お昼はコンビニのおにぎりを車の中で頬張る。フラワーランドの入場券ももらっていたのだが、一応前まで行って通り過ぎてみる。深山峠を超え、美瑛に。時間は2時。これなら間に合いそうじゃん。と、いうことで「ケンとメリーの木」に行ってみた。
ケンとメリーの木
確かに大きい。でも、そろそろ寿命である事などが木の下の看板に書いてあった。この写真を撮ったあたりに売店があるのだが、ポストカードが1枚200円とか、隣りのお店のコーヒーが600円とか、かなりぼったくっ・・・・(×o×)☆\(-_-;;)
ルピナスの花
ルピナスの花。北海道では花盛りでした。旭川もこの花で一杯。→

その他親子の木を見て空港側でレンタカーを返すと998kmも走っていた。(@_@)モデルコースより200kmも多いわ。やっぱりあのオヤジの口車にノせられたのが…(×o×)☆\(-_-;;)空港には3時にはつきました。早かったかな?思ったのですが、とても混んでいて丁度いいくらいでした。これで今回の北海道旅行は終りです・…といいたい所なのですが、その晩ネットでダニを検索していたママは真っ青に!なんと、北海道、長野のマダニは「ライム病」の感染があるらしいのです。

http://www_pharm.u-shizuoka-ken.ac.jp/lyme/lyme.html
静岡県立大学薬学部
http://homepage2.nifty.com/ToDo/cate1/sckanlim.htm
(からしら萬朝報)

翌日病院の皮膚科に行き残りの皮膚を切除、3針縫う事になりました。自然動物を見にいくと言う事は、一方ではリスクも伴うと言う事を心して行かなければならないのですね。次回からはもっと気をつけて行きたいと思います。(今回、阿寒湖の遊歩道でついた可能性大。遊歩道と言っても森の中だったし・・・・。パパは犬からじゃないかとも言っているが・・・・。)

あと、前の年の7月にやはりシマリスを見に来た人に聞いたのですが、その時よりは目撃できたシマリス数は少ないようでした。同じ旭岳、黒岳コースだったのですが、もしかしたら今回時期が早かったのかもしれません。

オマケ

エゾツツジチングルマ?ミヤマキンバイ??ハクサンボウフ
大雪山で見た高山植物。

これはお店の人に写させてもらいました。 ちょっとポーズが珍しい?
知床のホテルの売店で売っていた木彫りのりす。小さいりすはボチボチ売れるが少し高くなるとりすの木彫りは全然売れないと言っていました。

鉛筆立てです。りす?( ̄Д ̄;) ボケてしまってごめんなさい。左2つのりすは賛否が別れた。ママはいらないって言ったのに、なぜか家に戻ると飾ってあった。右は摩周湖で。モモンガのもあったのだが、化粧の濃いおば様みたいなのでリスにした。

「しれとこの森」拡大絵です。マウスパッド

左はお土産の絵にりすが。左2番目はその部分の拡大図。森の演奏会のようです。切りかぶの形をしたちっちゃなバームクーヘンのお菓子が入っています。右から2番目はママがとっても気に入ったちっちゃな額縁入りのりす。マウスパッドは4種類見かけました。全部は買ってないけど。

疲れたけどとっても楽しかったです。今度はゆっくり行きたいです。北海道。



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