最後に・・・・お城のショーで考えた事。

日本人って何でディズニーが好きなんだろう
と考えた時に、(TDLの年間観光客数はテーマパークでは世界一だそうだ。)
その理由の1つに、ここでは子供を第一に考えてくれるからでは?と思う。
今の日本において子育て中の主婦には辛いものがある。
たとえば階段で、子供を抱きかかえ、重いベビーカーを運んでいても、
誰も声すらかけてくれないばかりか
混んでいる場所では、あからさまに邪魔にされる。
大衆の中で、子供がぐずったり、大騒ぎをしだすと自分が泣きたくなってしまう。
そんな日々の中でTDLだけは子供を大切に扱ってくれる。
日々悩んだり怒ったり笑ったりして、
子供が大好き!と胸を張って言えないそんな私のような人間でも
子供がいても良かったと思えるのがTDLなのである。

そんな事を考えながらミッキーの「クリスマス・フォー・ユー」を見ていた。
「子供が、自分はいいからおばあちゃんにひざ掛けをあげてくれとかいう手紙を読むんだけど
コレはねー、泣いたよ。」と他のママから聞いていた。
その部分に来たけど、泣くほどではなかったのでつい油断していたら

「最後にミッキーの願いは?」と、聞かれて
「世界中の子供達がしあわせにクリスマスを過ごせますように」と答えた時
不覚にも涙が出て来てしまった。
今年の秋から一部の地域では家を壊され家族を失う子供達の様子がメディアに沢山出ている。
今までも沢山いるだろうし何も珍しい事ではないのかもしれない。
宗教がどうであれ、政治がどうであれ、子供が地球の未来である事には変わりない。
大人は自らの責任で環境を変えることができる。でも、子供はできない。

すべての子供達が幸せになりますように…
分かっている。TDL発祥のUSAが思っているように世の中はキリスト教中心には回っていないし、
ただの金儲け主義かもしれない。
でも、こんな風に子供を大切にと声を出してくれるのはとても安心できる場所なのである。



すべての子供達が幸せになりますように…