QUiCK panelスキン制作用簡易マニュアル
for QUiCK panel 1.50
2003.8.1 更新

 

QUiCK panelのスキンのについて

QUiCK panelのスキンは、スキンの情報を定義するskin.iniファイルとパネルの各部分の画像で構成されています。

skin.iniファイルにスキンの設定情報をテキストファイルで記述します。
各部分の画像はビットマップファイルで用意します。

QUiCK panelのメニューに表示されるスキン名はskin.iniファイルを格納してあるフォルダ名がそのまま表示されます。

 

ここでは下のAQUAスキンを使用して説明しています。


パネルがアクティブの時

パネルが非アクティブの時

 

パネルの各部分を構成するビットマップファイルの説明

パネル、選択カーソル [Panel]/[Select]

パネルと選択カーソルを構成するビットマップファイルは上下左右の4辺と4角のフレームの画像と背景画像、オーバーレイ用の画像の合計10種類のファイルを設定できます。
背景画像以外は必要なければ省略することもできます。選択カーソルは背景画像も必要なければ省略できます。
それぞれ各部分のビットマップファイルは左側にアクティブ時、右側に非アクティブ時の画像を横に並べて配置して下さい。
AQUAスキンのパネルの各部分は下のようなファイル構成になっています。


TopLeft

TopMiddle

TopRight

MiddleLeft

Background

MiddleRight

BottomLeft

BottomMiddle

BottomRight

Overlay

 

クローズボタン [Close]

クローズボタンは6種類の状態を横一列に並べ一つのビットマップファイルにして下さい。
左からパネルがアクティブ時の通常状態、押下状態、ロールオーバー状態と
非アクティブ時の通常状態、押下状態、ロールオーバー状態になります。


Image


フォルダ用矢印 [Arrow]

フォルダの右側に表示される矢印です。
アイテムが選択されていてフォルダを閉じている状態と展開している状態、選択されていないアイテムのフォルダを閉じている状態と展開している状態の合計4種類で構成されています。


Image

 

セパレータ(区切り) [Separator]

セパレータは右側、中央、左側の3種類の画像を用意します。
この画像はアクティブ時、非アクティブ時の区別はありません。
必要なければ省略することもできます。

なし なし
Left   Middle   Right

 

skin.iniファイルの説明

QUiCK panelのスキンの設定を定義するskin.iniファイルの説明です。

[Info] スキン情報の設定
Version = 2.0
スキンのバージョン。
以前のスキンと区別する為のものです。必ず2.0にしてください。
Name = AQUA   スキン名 (現在は使用していません。将来的に使用する予定です。)
Comment =   コメント (現在は使用していません。将来的に使用する予定です。)
   
[Panel] パネルの設定
Background = pnl_bg.bmp
  パネルの背景のビットマップファイル
TopLeft = pnl_tl.bmp
  パネルの左上フレームのビットマップファイル
TopMiddle = pnl_tm.bmp
  パネルの上フレームのビットマップファイル
TopRight = pnl_tr.bmp
  パネルの右上フレームのビットマップファイル
MiddleLeft = pnl_ml.bmp
  パネルの左フレームのビットマップファイル
MiddleRight = pnl_mr.bmp
  パネルの右フレームのビットマップファイル
BottomLeft = pnl_bl.bmp
  パネルの左下フレームのビットマップファイル
BottomMiddle = pnl_bm.bmp
  パネルの下フレームのビットマップファイル
BottomRight = pnl_br.bmp
  パネルの右下フレームのビットマップファイル
Overlay = apple.bmp
  パネルのオーバーレイ用ビットマップファイル
この画像はパネルの大きさに影響されず表示できます。
パネル上の特定の位置に画像の表示を固定したりする場合に便利です。
Stretch =
  画像をパネルサイズに合わせてストレッチさせるかどうかのフラグ (*1)
このフラグを指定しなければ、各部分の画像は並べて表示されます。
下記のフラグを組み合わせて指定します。
Background 背景
Left 左フレーム
Right 右フレーム
Top 上フレーム
Bottom 下フレーム
   
Width = 180
  パネルの幅
Height = 303   パネルの高さ
Resize = Vertical, Horizontal   ユーザーによるパネルサイズ変更可・不可のフラグ  (*1)
下記のフラグを組み合わせて指定します。
Horizontal 横サイズ変更可
Vertical 縦サイズ変更可
Fixed サイズ変更不可
Increase = 4   パネルのサイズ変更のしきい値
   
OverlayLeft = 0   オーバーレイ画像の左位置
OverlayTop = 0   オーバーレイ画像の上位置
OverlayAlign = HCenter, Top
  オーバーレイ画像の位置揃えフラグ  (*1)
このフラグを設定しなければ上のOverlayLeft/OverlayTopの位置に表示されます。
下記のフラグを組み合わせて指定します。
Left 左揃え
Right 右揃え
Top 上揃え
Bottom 下揃え
HCenter 横中央揃え
VCenter
縦中央揃え
*Left/Right/HCenterTop/Bottom/VCenterはいずれか一つずつ使用できます
   
[Select] 選択カーソルの設定
Background = pnl_bg.bmp
  背景のビットマップファイル
TopLeft =
  左上フレームのビットマップファイル
TopMiddle =
  上フレームのビットマップファイル
TopRight =
  右上フレームのビットマップファイル
MiddleLeft =
  左フレームのビットマップファイル
MiddleRight =
  右フレームのビットマップファイル
BottomLeft =
  左下フレームのビットマップファイル
BottomMiddle =
  下フレームのビットマップファイル
BottomRight =
  右下フレームのビットマップファイル
Overlay =
  オーバーレイ用ビットマップファイル
Stretch =
  画像をストレッチさせるかどうかのフラグ
パネルのストレッチフラグと同様のフラグを使用できます。
使用できるフラグはパネルのフラグを参照して下さい。
   
Left = 1   選択カーソルの左位置
Top = 151   選択カーソルの上位置
Width = 178   選択カーソルの幅
Height = 24
  選択カーソルの高さ
   
OverlayLeft =   オーバーレイ画像の左位置
OverlayTop =
  オーバーレイ画像の右位置
OverlayAlign =
  オーバーレイ画像の位置揃えフラグ  (*1)
パネルの揃えフラグと同様のフラグを使用できます。
使用できるフラグはパネルのフラグを参照して下さい。
   
[Close] クローズボタンの設定
Image = close.bmp   クローズボタンのビットマップファイル
Left = 9   クローズボタンの左位置
Top = 5   クローズボタンの上位置
Align = Left, Top
  クローズボタンの位置揃えフラグ  (*1)
パネルおよび選択カーソルの揃えフラグと同様のフラグを使用できます。
使用できるフラグはパネルのフラグを参照して下さい。
   
[Arrow] フォルダ用の矢印の設定
Image = arrow.bmp
  フォルダの右側に表示される矢印の設定
   
[Separator] セパレータの設定
ImageLeft =   左側のビットマップファイル
ImageMiddle = sep.bmp   中央のビットマップファイル
ImageRight =   右側のビットマップファイル
Stretch =   画像をサイズに合わせて引き延ばしをするかのフラグ  (*1)
フラグを指定しなければ並べて画像が表示されます。
下記のフラグを組み合わせて指定します。
Middle
中央
Align =   位置揃えフラグ
パネルの揃えフラグと同様のフラグを使用できます。  (*1)
使用できるフラグはパネルのフラグを参照して下さい。
   

MarginLeft = 0

  左側のマージン

MarginRight = 0

  右側のマージン
   
[Item] ランチャーアイテムの設定
IconSize = 16   アイコンサイズ
Count = 11   パネルに表示するアイテムの数
Left = 15   パネル上でアイテムの表示を開始する左位置
Top = 31   パネル上でアイテムの表示を開始する上位置
Width = 150   アイテムの表示幅
Height = 24   一つ分のアイテムの高さ
Margin = 4   アイコンと文字の間隔
Indent = 0
  選択状態でないアイテムのインデント
   
[ClickArea] クリック可能エリアの設定
Left = 1   左位置
Top = 23   上位置
Width = 178  
Height = 280
  高さ
   
[Font Select] 選択されているアイテムのフォント設定
FaceName =   フォント名
Style =   フォントスタイルフラグ
下記のフラグを組み合わせて指定します。 (*1)
Bold 太字
Italic 斜体
Underline 下線

Size =   フォントサイズ
Color = 255, 255, 255  

文字色 (*2)

ShadowColor =
  影の色 (*2)
   
[Font Unselect] 選択されていないアイテムのフォント設定
FaceName =   フォント名
Style =   フォントスタイルフラグ
選択状態のフォントフラグと同様のフラグを使用できます。
使用できるフラグはそちらを参照して下さい。 (*1)
Size =   フォントサイズ
Color = 156, 156, 156   文字色 (*2)
ShadowColor =
  影の色 (*2)
   
[Color] 色設定
Transparent = 255, 0, 255
  スキン全体で使用する透過色 (*2)

(*1) 複数のフラグを指定する場合はカンマで区切って指定します。
(*2) RGBの並び順でそれぞれ0〜255の範囲で指定します。
RGBそれぞれカンマで区切って下さい。

 

 

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