■Opening Story■

We shall not cease from exploration,
and the end of all our exploring
will be to arrive where we started
and know the place for the first time.
             …T.S.Eliot
我々は探求をやめてはならない。
我々の探求の結末はすべて、
その出発点にたどり着くだろう。
そのとき、初めてその場所を本当に知るのだ。
             …T.S.エリオット

いつの日だったか、人類は生まれた小さな
巣から離れ、星の海を渡り、
飛躍的にその数を増やしていた頃があった。 ある時、類希な才能を持つ種の
出現があった。彼らは「妖精」と呼ばれる
存在を五感で感じ取る能力を持っていた。 その希有な才能は、
時には崇拝の対象になり、
時には嘲笑の対象になり、 またある時には迫害の対象になった。 彼らが「奇跡の人」と呼ばれ始める頃に
なると、妖精の存在は「妖精学」という
学問として、 徐々にではあるが、確立されていった。 妖精が「万物を構成する力の源」として
解り始めた頃には、妖精を使った惑星開発の
プロジェクトが密かに進行しつつあった。

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