オープニング
其の者結びの門を渉る時
天秤の皿は傾く
悪と混沌に満ち溢れし時
死を弄ぶ者破滅の封印を解き放つ
千々に引き裂かれし世界
無限の彼方へ散りしその時
神の御手儚き世界を撚り合わせり
新たなる天秤永きまどろみに沈む
結びの門を渉らんとする者
現われる時まで
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エンディング条件
- 『剣置きし冒険者』 悪に偏らずに生活して「引退」する
- 『悪に染まりし者』 悪行を重ねて「引退」する
- 『迎えの時』 善にも悪にも極端に傾かずに人生を送り、寿命を迎える
- 『善き人』 善行を積んで寿命を迎える
- 『悪の剛者』 悪の人生を送って寿命を迎える
- 『歯車の響き』 機械の世界で“つかさどるもの”の申し出を受ける
- 『とこしえの樹』 魔法の世界で“ユグドラシルの種”の申し出を受ける
- 『統べる者』 悪魔の世界で入手できる「アンゴルモアの力」を使う
- 『禁断の角笛』 リンクゲートダンジョン地下299階で入手できる「ギャラルホルン」を使う
- 『希望の種』 リンクゲートダンジョン地下249階で入手できる「フォーチュン・シード」を使う
- 『消えない希望』 「フォーチュン・シード」を持った状態で「ギャラルホルン」を使う
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剣置きし冒険者
その胸に過ぎ行くものは
穏やかに暮らせる
平和な日々への喜びか
はたまた波乱に満ちあふれ
常に危険と隣り合わせだった
遠い冒険の日の思い出か
その冒険者は剣を置き
もはや自ら旅に赴くことなし
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悪に染まりし者
千々に裂かれし世界を
さまよい旅する者も
故郷に留まり暮らす時来たる
悪の道に染まりし者とて
その定めから逃れることなし
旅に死するか旅を終えるか
いずれが旅人の幸せなのか
余人には知る由もなし
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迎えの時
幾多の死線を乗り越えし
希代の冒険者にも
静かなる迎えの時来れり
死はすべての者に
わけへだてなくもたらされ
逃れることかなわず
現し世のことども
すべて夢幻となりぬ
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善き人
人々は称えん、善き人を
その勇気と誠の心を
もはやその姿を
町で目にすることもない
今となってもなお
人々は称えん、善き人を
いかなる難儀な事件有りても
善き人ならば解決できると
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悪の剛者
悪行の限りをつくした剛者は
歴史の表舞台から姿を消した
もはやその姿を見る者もなく
その行末を知る者もない
だが謎めいた事件が起きる度
かの名は人々の口の端に上る
「やつの仕業に違いない」と
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歯車の響き
…私を目覚めさせる者よ…。
私は機械の世界をつかさどるもの。
人の手によって生み出されて以来、
私は生命体と自らの合成をくり返す事によって
大いなる進化をとげてきました。
しかし、世界から生命体が死滅したとき、
私の進化も止めざるを得なかった…。
私はシステムを切りかえ、
再び生命体がこの地をおとずれる日を
待つことにしたのです。
どうやらおまえは他の生命体とは
異なる力を持つ者のようですね。
おまえのような生命体との合成は、
きっと新たな進化をみちびき出すでしょう。
どうです、私と共に世界の守護者となりませんか…?
(共に世界の守護者となりますか?)
かくて神秘の光はついえさり
強大なる機械の力が世を征す
物質への傾注を導きし者
ついに理を究め
自らの肉体を機械と成す
其が紡ぐ夢すらも揺るぎなき
ただ歯車の響きのごとし
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とこしえの樹
よもやここへたどりつける者がいようとは…
よくぞ来た。
わたしはユグドラシルの種だ。
わたしはかつて世界樹と呼ばれ、
この世界を見守ってきた存在だ。
しかしくずれさろうとする世界を
食い止めようとして力を使い果たし、
このような姿になってしまった…。
今わたしは無力な種だが、
お前のその力があれば再び世界樹となり
この世界の行くすえを見守ることができる。
…どうだ?
お前の力をわたしにゆだねてはみないか?
(共に世界の行くすえを見守りますか?)
偉大なる精霊の力を操りし者
その力もて選びしは
世界の覇者たる道ではなく
現し世を望むさだめ
もはや自ら動くことも
誰かに語りかけることもなく
樹はただ天秤の揺れ動く様を
とこしえに見守り続ける
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統べる者
アンゴルモアの力が光を放ちはじめた
「私の力を求めるのはおまえか?」
「全てを超える力を求めるのはおまえか?」
「私を受け入れよ。人を超える力をさずけよう。」
「私を受け入れよ。神を超える力をさずけよう。」
「私を受け入れよ。全てを超える力をさずけよう…」
(力を受け入れますか?)
「全てを超える力、受け取るがいい…」
かくて偉大なる勇者は
強大なる悪魔をも打ち果たす
もはやその力は
人を超え神をも凌ぎ
並ぶものとてなし
其の者高きに昇りて
統べる者とならん
見晴るかす数多の世界を
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禁断の角笛
ギャラルホルンを吹きならそうとすると、
どこからか声が聞こえてきた。
「おやめなさい…」
(気にせずに吹きますか?)
改めてギャラルホルンを吹きならそうとすると、
また、どこからか声が聞こえてきた。
「やめろ…」
(気にせずに吹きますか?)
改めてギャラルホルンを吹きならそうとすると、
また、どこからか声が聞こえてきた。
「お願い…やめて…」
(今度こそ、気にせずに吹きますか?)
改めてギャラルホルンを吹きならそうとすると、
また、どこからか声が聞こえてきた。
しかし気にせずに吹きならした…
「ああ…」
ギャラルホルンを吹きならすと共に、
あたりに邪悪な気が立ち込めていく…
「とうとう、使ったな…」
「全てに死を…
全てに滅びを…
全てに無を……」
深く冥き迷宮の深奥
禁断の角笛の眠りしところ
魅入られたかのごとく
手を伸べる一人の来訪者
かの笛に息吹を与う
響き渡る角笛の音とともに
すべては音もなく崩れ去る
後に残るは角笛ただ一つ
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希望の種
フォーチュンシードが
あたたかな光につつまれていく…
どこからか声が聞こえる…
「…希……望………」
「…全…て……の…希…望………」
「…あのころに…戻りたい……」
光はどんどん強くなっていく…
(このまま見守りますか?)
あたりは光につつまれていき、
ついには何も見えなくなった……
希望の種輝く時
まばゆい光其の者を導きて
時の道をさかのぼりゆく
結びの門は閉ざされ
千々に裂かれし世界は
再びまみえ一つと成らん
見渡せば遥かに広がる大地
時の彼方に失いしは汝が故郷
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消えない希望
ギャラルホルンを吹きならそうとすると、
どこからか声が聞こえてきた。
「おやめなさい…」
(気にせずに吹きますか?)
改めてギャラルホルンを吹きならそうとすると、
また、どこからか声が聞こえてきた。
「やめろ…」
(気にせずに吹きますか?)
改めてギャラルホルンを吹きならそうとすると、
また、どこからか声が聞こえてきた。
「お願い…やめて…」
(今度こそ、気にせずに吹きますか?)
改めてギャラルホルンを吹きならそうとすると、
また、どこからか声が聞こえてきた。
しかし気にせずに吹きならした…
「ああ…」
ギャラルホルンを吹きならすと共に、
あたりに邪悪な気が立ち込めていく…
「とうとう、使ったな…」
「全てに死を…
全てに滅びを…
全てに無を……」
全てが無に帰ろうとしたとき、
フォーチュンシードが光を放ちはじめた…
「…希……望………」
「…消…え……な…い…希……望………」
破滅をもたらす禁断の角笛
吹き鳴らされしその時
希望の種輝きを放つ
その光角笛の音に打ち勝ち
彼の者をともに包み込む
時の道さかのぼりて訪うは
在りし日のひとつなる世界
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火の精霊
待っていたよ。あたしは火の精霊、サラマンダー。
おまえのおかげで、今の私はもえさかる炎の力を
存分にふるうことができる。
どのような者がこの時をもたらしたのか、
見てみようと思ったのさ。
おまえのした事にふさわしい礼をしたいのだが・・・
どうだい、あたしの力のしるし、火の紋章をやろう。
・・・紋章は力のあかし。紋章がそろう時、
おまえの真価がためされることになる。
あたしがみとめた人間の力はどんなものだろうね?
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風の精霊
私はシルフィード。
風の精霊を束ねるものです。
よくここまでたどり着くことができましたね。
今世界に風の力が満ちているのも
あなたのおかげです。
そのお礼に風の紋章をお渡ししましょう。
すべての紋章がそろう時、
大いなる力への道が開かれることでしょう。
そのとき風はあなたに
お力添えすることとなりましょう。
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地の精霊
よくぞきてくれました。
私は地をつかさどる精霊ノーム。
そなたのおかげで
このように世界のすみずみまで
私の力がゆきわたるようになりました。
そなたの力と勇気をたたえ、
地の紋章をさずけましょう。
紋章は精霊の力のあかし。
すべての紋章を集めた時に
新たなる道が開かれることでしょう。
さあ、お行きなさい。
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水の精霊
私は水の精ウンディーネ。
御身の力とくと見せてもらった。
われら水の精に宿りし力を
世界に解き放ってくれたこと
まことにうれしく思う。
わが力の証、水の紋章を受け取るが良い。
紋章の全てを手にした時、
御身の前に強大な力が現れるであろう。
その時はわれら水の力、
御身を助くであろうぞ。
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