ナナイ人生真書

心理学者ナナイが記した、様々な人間の人生を分析してある本。あるギャンブラーの人生の一片が書かれている。

Contents
プロローグ 第5レース前 第6レース前 第7レース前 GAME OVER エンディング

プロローグ

どんなに容姿が似ていても、どんなに声が似ていても、例え、それが親子・兄弟・姉妹であろうとも、細胞より造られたもう一人の自分であったとしても…、『人生』は似て否なるもの。

あなたは、他人のマネできない人生を歩んでいる。

どんなに充実したものでも、どんなにつまらないものでも、今、あなたの歩んでいる人生は…、

これから先、何百、何千、何万年経過しようとあなたのものでしかない。

                                        ナナイ・ヴァレンシア

『チョコボレース場』
毎週末、ここは、異常なまでの熱気につつまれる。

国唯一の公認賭博場でもあるここでは…、毎週末になると、各地の牧場から持ち寄られたチョコボのレースが行われる。
レースに勝利したチョコボの持ち主へ、莫大な賞金が支払われるからだ…。

チョコボレース自体は、昔から各地で行われていた。
30年前に、前国王の提唱で、各地に点在していた『草チョコボレース』をまとめ…、国営賭博場として、現在の『チョコボレース場』がつくられた。

それほど、チョコボレース人気は高く、高収入が見込めたためである。

チョコボレース人気はさらに上昇していく。
それにともなって、1レースで飛び交う『賭け金』は増えていった。
大きなレースの日にもなれば小国の国家予算レベルのギルが動く。

そのうち、人はこのレース場の事を、金の動く聖域………。
『ゴールデンパレス』と呼ぶようになった。

ここに、一人のふがいない中年がいた。
名は『タンゴ』。

三度のメシより、ギャンブル好きのこの男は、今、人生最大の危機に直面していた。

数日前、銀行からおろしたばかりの50万ギル入ったサイフを落としたのをきっかけに…、立て続けに悪い事がおこったのだ…。

町をあるけば気の荒い冒険者にからまれ、ローンの残った家も火事で半焼。
原因は放火。半焼じゃ保険もおりない。
今年、興したばかりの「タンゴ・製紙所」も倒産…。
よめさんには、数日前に出ていかれた…。

あげくのはてに、たった今、黒猫に目の前を横切られた…。

残った全財産は、ポケットの中の5000ギル…。

もう、何度思ったことだろう。
これまで、チョコボレースで負ける度に何度もやめようと思った。
二度とギャンブルはしまいと…。

「もう、おしまいだ…。今度こそ、もうだめだ…。

「もう、この世に未練はない」と思ったその日が、チョコボレースの開催日。
しかも、年に一度の『グレートレース』の日ときている。

タンゴは、遠い空を眺め決心した。

「この世の最後に、もう1レースだけ…。

まったくこりていないタンゴだった…。

タンゴがレース場についたころには、すでに第1レースは終了していた。
しかし、レースには、配当の高くなる午後から参加するので気にはしない。
片隅に捨てられていた、今日のレース情報の載った新聞を拾い、その足で、いつものバーへと向かった。

しかし、今日は朝から耳鳴りが絶えず続いている…。

いつもの席にすわり、いつもの酒をたのむ。
もちろんツケでだ…。

ここでいっぱいやりながら、このバーの客の会話を聞く。

レース場の敷地内に作られたバーなだけに…、当然、飛び交う話題も、その日のレースの話がメインだが…、まれに、男女のもつれ話等の関係ない話も聞こえてくる。

そんな話を盗み聞きするのが、この男の『シュミ』の一つだ。

しかし、今日は朝からの耳鳴りのおかげで、集中して話を聞くことができない。

気になってしかたなく、耳をほじったり、引っぱったりしていると…、周りの雑踏からとぎれとぎれに、あるタンゴが飛び込んできた…。

どうやら、次の第2レースに出場するチョコの名前らしい。
よく聞いていると、第2レースに出場予定のチョコボの中で、一羽だけ聞こえなかったチョコボがいた。

『ソルカノン号』。

タンゴは、一度も聞こえなかったそるカノン号に同情して、応援してやることにした。
チケットは購入しない。あくまでも応援だ。
(そんな余裕もないし…。)
レースがスタートした。
このレースは、1200メートルという短距離レースだったので、すぐに終わった。

勝ったのは、ソルカノン号…。

そのあとも、いくつかレースが行われた。

タンゴは、どのレースも、雑踏のなかから聞き取ることのできなかったチョコボの応援をしたが…、

勝ったのは、全てそのチョコボだった。

タンゴは、そのさえない頭で考えた。

今日、一度もその名前を聞くことのなかったチョコボが、全て勝利している。
こんなことは初めてだ…。

この耳鳴りのおかげかもしれない。
もしかしたら、神様がオレに最後のチャンスをくれているのかもしれない、と。

次のレースで午前の部は終了する。
このレースも同じ結果だったならば、今日は、午後からは、全てこの方法でチケットを買おう。

タンゴは人に会う度に、次のレースは何を買うのかと聞いて回った。
そして、出てきたチョコボは新聞に斜線を引いて消していく。

第4レースの残ったチョコボは『ヘルマデン号』だった。

そして、その予想通り、ヘルマデン号が勝利する!!!

午前の部のレースは全て終了し、昼休みの時間になった。
オレは、体の震えがとまらなかった。

「はやく午後の部を始めてくれ!

焦る気持ちをおさえて、『グッドラック』へと向かった。

いつもの席にすわり、いつものランチをたのむ。
もちろんツケでだ…。

ランチを待っている間、イヤなヤツが入ってきた…。
ランスのヤローだ。
キザで、イヤミで、かっこつけ。おまけに金持ちときている…。

「ん? そこにいるのは、タンゴさんじゃありませんか。

「ふん! 気安く名前を呼ばないでほしいね。

「まあまあ、そうつっかからないで。今日は、素敵な人を紹介しますよ。

ランスのヤローに呼ばれ、店に入ってきたのは、なんと、オレのよめさんだった…。

「よ、よめさん!?
 なんでランスのヤローなんかといっしょに…。

「………。

「ルチルダさんは、あなたに嫌気がさしたのですよ。
 だからこうして、私とのデートを受けてくださったんです。

「デ、デェートォォォ!?
 ホ、ホントか、よめさん!?

「まあ、そんなに気を荒だてないで…。
 ルチルダさん、ここでは気分を害されますな。
 向かいのカッフェにでも参りましょうか。

オレは、心底腹がたった。
が、こんなありさまではどうにも抵抗ができない。
ランスのヤローを殴ったところで、よめさんが帰ってくるわけでもないだろう。

オレは外にとび出ると、よめさんを捕まえ、こう言った。

「午後のレースに全て勝つ!
 そして、今日限りでギャンブルをやめる。

 よめさんっ!
 オレに最後のチャンスをくれ!

この怒りは、午後のレースにぶつけるしかない。

せめて大金を手に入れて、ランスのヤローを見返してやりたい。
そして、願わくは、よめさんを取り返したい!!

オレは、新聞に目をやった。
午後のレースは、全3レース。
この全てのレースで勝つためには、この『耳鳴りの力』を使うしかない。

「まもなく、第5レースを開始します。
 まもなく、第5レースを開始します。

やばい、もうすぐレースが始まっちまう!

残された時間で、『なるべく多くの人』から『チョコボの名前』を聞かなくては!

そして、そのチョコボは「来ない」と信じてきかせるのだ、自分に…。

第5レース前

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第5レース前

これから、レース場を駆け回るには時間が足りない…。
場所をしぼって、そこで集中的に聞こう!

この時間、まだ、食事をとっている者も多いはず……。
となれば、あそこしかない!!

「レストランバー グッドラック」だ!!

5TH COMPETITION
南国記念
REST 3 MINUTES

READY?

レストランバー『グッドラック』の出入口だ。
すぐ手前には、2番の札のテーブルがある。

入ってすぐに設けられた、小さなイスに、踊り子のステイシアが座っている。

 1.移動する
 2.ステイシアに話しかける

1.移動する

すぐ手前には、2番の札のデーブルがある。
店は、そこから縦にのびているようだ。

 1.2番のテーブルに向かう
 2.移動をやめる

2.ステイシアに話しかける

踊り子ステイシア
「あら、タンゴ。元気ィ?
 相変わらず、ツケで飲んでるの?
 いいかげんに払わないと、マスターだって、そういつまでもやさしくはないわよ?
 え? チョコボ? アタシ、レースはしないわよ。
 今は、踊ることで精一杯なの!

出入口

タイムアップ

1.2番のテーブルに向かう

2番のテーブルだ。
北には出入口が見えている。
西には観葉植物が、東には1番の札のテーブルがある。
この街に店を構える、武器屋と防具屋の主人が、酒を飲んでいる。

 1.移動する
 2.武器屋の主人に話しかける
 3.防具屋の主人に話しかける

1.移動する

北には出入口が見えている。
西には観葉植物が、東には1番の札のテーブルがある。

 1.出入口へ向かう
 2.観葉植物へ向かう
 3.1番のテーブルに向かう

2.武器屋の主人に話しかける

武器屋の主人マクレイン
「よぉ、タンゴじゃねぇか。
 相変わらず、しけたツラしてやがんなぁ…。
 何? 次のレースで買うチョコボ?
 1杯おごってくれたら教えてやるよ。
 スペシャルカクテル、4000ギルを。

  所持金『    5000』ギル
  1.おごる
  2.おごらない

1.おごる

武器屋の主人マクレイン
「ホントか? いつもわりィな。
 大丈夫。マスターだって、今のお前から金なんてとらねぇよ。ツケだよ。ツケ。
 あ、そうそう。
 俺はな、ズバリ『エンゼルフィッシュ』さ。こいつは強いぜ…。

2番のテーブル

タイムアップ

2.おごらない

2番のテーブル

タイムアップ

3.防具屋の主人に話しかける

防具屋の主人ブルーズ
「よぉ、タンゴ。元気か…?
 あまり元気でもなさそうだな。
 何? 次のレースで買うチョコボ?
 何いってんの。俺の頭の中は、グレートレースのことで一杯なの。
 グレートレース、グレートレース……。

2番のテーブル

タイムアップ

2.観葉植物へ向かう

観葉植物だ。
東には2番の札のテーブルがある。

 1.移動する
 2.観葉植物を調べる
  (→二度目以降

1.移動する

東には2番の札のテーブルがある。
ここが、グッドラックの西側の端にあたる。

 1.2番のテーブルに向かう
 2.移動をやめる

2.観葉植物を調べる

特にこれといったものはなかった。
この手の店にはよくあるものだ。

 1.もう一度、詳しく調べる
 2.あきらめる

1.もう一度、詳しく調べる

特にこれといったものは……。

おや?
この根元に埋まっているものは…?

 『50点コイン』を手に入れた。

観葉植物

タイムアップ

2.観葉植物を調べる

特にこれといったものはなかった。
この手の店にはよくあるものだ。

さっき掘ったところにも、もう、何もないようだ。

観葉植物

タイムアップ

3.1番のテーブルに向かう

1番のテーブルだ。
西には2番の札のテーブルが、東にはジュークボックスもみえる。
南はカウンターに続いている。

道具屋の主人ウィリスが、酒を飲んでいる。

 1.移動する
 2.道具屋の主人に話しかける

1.移動する

西には2番の札のテーブルが、東にはジュークボックスもみえる。
南はカウンターに続いている。

 1.2番のテーブルに向かう
 2.ジュークボックスへ向かう
 3.カウンターへ向かう

2.道具屋の主人に話しかける

道具屋主人ウィリス
「あぁ、この肩のコリが、どうにも……。
 あんだ、タンゴじゃねっか。
 ビビらすなって…。
 いいとこにきたなァ。
 ちょっと、肩を叩いてくれねぇかナ?
 最近、肩のコリが、どうにも……。

 1.叩いてあげる
 2.叩いてあげない

1.叩いてあげる

道具屋主人ウィリス
「タン トン タン トン タン トン
 タン トン タン トン タン トン
 タン トン タン トン タン トン
 タン トン タン トン タン トン
 って、あぁ〜〜気持ちよかった。
 ホント、お疲れさん。
 これで、『トロピカル』の応援ができるってもんよ。

1番のテーブル

タイムアップ

2.叩いてあげない

1番のテーブル

タイムアップ

2.ジュークボックスへ向かう

ジュークボックスだ。
西には、1番の札のテーブルがある。

 1.移動する
 2.ジュークボックスを調べる
  (→ウェッジとの会話後

1.移動する

西には、1番の札のテーブルがある。
ここが、グッドラックの東側の端にあたる。

 1.1番のテーブルに向かう
 2.移動をやめる

2.ジュークボックスを調べる

ずいぶんと年代物のようだ。
あちこちが壊れていて、今では2曲しか選べなくなっている。
しかも、タイトルすら不明だ…。

これは、特に意味がなさそうだ。

ジュークボックス

タイムアップ

2.ジューク ボックスを調べる

ずいぶんと年代物のようだ。
あちこちが壊れていて、今では2曲しか選べなくなっている。
しかも、タイトルすら不明だ…。

 1.殴ってみるッス
 2.やめるッス

1.殴ってみるッス

ガガガガッと、大きな音をたててジュークボックスが動きだした。

どうやら、なおってしまったようだ。

ジュークボックス

タイムアップ

2.やめるッス

ジュークボックス

タイムアップ

3.カウンターへ向かう

カウンターだ。
北には1番の札のテーブルがある。

ここのマスターに、雇われバーテンのウェッジがいる。

 1.移動する
 2.マスターに話しかける
 3.ウェッジに話しかける
  (→ジュークボックスを殴った後
  (→『1000点コイン』入手後

1.移動する

北には1番の札のテーブルがある。
ここが、グッドラックの一番奥にあたる。

 1.1番のテーブルに向かう
 2.移動をやめる

2.マスターに話しかける

グッドラックマスター
「タンゴさん、いらっしゃい。
 調子はどうです?
 ツケは都合がついたらでいいですよ。
 何をそんなに焦っているか知りませんが、水くらい飲まれてはどうですか?

 1.遠慮なくいただく
 2.いや、今はけっこう

1.遠慮なくいただく

カウンター

タイムアップ

2.いや、今はけっこう

カウンター

タイムアップ

3.ウェッジに話しかける

雇われバーテンウェッジ
「タンゴさん!
 今日はグレートレースの日ッスよ!!
 興奮するッスね!!!
 そこの調子の悪いジュークボックスを、なんかこう、殴ってみたい気分ッス。
 血、煮えたぎるッス。

カウンター

タイムアップ

3.ウェッジに話しかける

雇われバーテンウェッジ
「なおったッス!
 僕のビートもはちきれんばかりッス!
 そうだ!
 お礼にこれをあげるッス!

 『1000点コイン』を手に入れた。

カウンター

タイムアップ

3.ウェッジに話しかける

雇われバーテンウェッジ
「タンゴさん!
 今日はグレートレースの日ッスよ!!
 興奮するッスね!!!

カウンター

タイムアップ

時間だ…。
オレは、チケット売り場へと急いだ。

問題は、いくら買うかだが……。

手持ちの金は、5000ギル。
ちびちびと買っていたんじゃ、莫大な借金は返せない…。
…となると、全額勝負だ!
この『耳鳴りの力』を信じて、男の全額勝負!

チョコボチケット売り場へとやってきた。
「よし、いくぞ!!

「よう、タンゴ。
 コリもせずにまた来たか…。

『第5レース 南国記念』

  N 出走チョコボ    作戦予想
  1 トロピカル      差し
  2 ヤシノキ       差し
  3 エンゼルフィッシュ 先行

以上が、次のレースの出走予定チョコボだ。

売り場のオヤジ
「どのチョコボにするんだい?

1.トロピカル      差し
2.ヤシノキ       差し
3.エンゼルフィッシュ 先行

オレは、『○○○』のチョコボチケット、5000ギル分を購入した。

もう、後戻りはできない…。

「大丈夫なのかい?
 いろいろ、借金してるんだろ…?

「…………。

オレは、チケットを力強く握ると、レース観戦場へと向かった。

「ダ、ダメだ…。
 足がすくんでやがる…。

きた…。これだ…。
極度の緊張に耐えられなくなったとき、オレの足は、レンガのように硬くなる。
これじゃ、レースを見ることができねぇ…。

しょうがない。
館内放送でも聞くしかないな…。

どうやらレースが終わったようだ。
そろそろ館内放送が始まる…。

「ただ今の、第5レース、『南国記念』の結果を発表します。

 優勝… 2番 ヤシノキ
 配当は、10倍です。

 繰り返します…。

当たった
外れた

「きたっ!
 ホントにきやがった!!!

久しぶりの勝利!
勝つことが、こんなに気持ちのよいものだったなんて……!
10倍の配当で、手持ちの金も、50000ギルになった!

「おめでとう、だんなさん。

振り返ると…、そこにはルチルダがいた。

「よ、よめさん…。
 オ、オレは、その……。

1.何で、ランスのヤローなんかと!
2.すまないと思っている…。
3.見てくれ!今のレース当てたぜ!

1.何で、ランスのヤローなんかと!

「何で、ランスのヤローなんかと!

「………。
 そ、それは……。

「私が説明しよう、タンゴくん。

「ラ、ランス!

「フフン。さきほども、いった通り…、ルチルダさんはあなたのような、フケツな人間に嫌気がさしたのですよ。
 ルチルダさんのような、かれんな方には、私のような紳士が似合う……。
 では、私どもはいそぐので。
 失礼するよ。ハッハッハッハッハ………。

「ま、待て!!

オレは、必死で後を追ったが…、人ゴミに巻き込まれ、結局見つけることはできなかった。

「まもなく、第6レースを開始します。
 まもなく、第6レースを開始します。

やばい、そうこうしているうちにレースが始まっちまう!

第6レース前

2.すまないと思っている…。

「すまないと思っている…。
 本当に…。

「そんなに、すまないと思っているならギャンブルなんて、今すぐやめて!
 つぶれた製紙所を、元に戻して!!
 2人の時間を取り戻して!!!

「ルチルダ……。

「そんな、あなただから、私は……。

ルチルダは、泣きながら走り出した。

「ま、まってくれよ、よめさん…。

オレは、必死で後を追ったが…、人ゴミに巻き込まれ、結局見つけることはできなかった。

「まもなく、第6レースを開始します。
 まもなく、第6レースを開始します。

やばい、そうこうしているうちにレースが始まっちまう!

第6レース前

3.見てくれ!今のレース当てたぜ!

「見れくれ! 今のレース、当てたぜ!

「だんなさん…。
 あなたって、いつもそう。
 自分中心に考えて、周りの人のことなんて考えていない…。
 そんな、あなただから、私は………。

「ま、まってくれよ、よめさん…。

オレは、必死で後を追ったが…、人ゴミに巻き込まれ、結局見つけることはできなかった。

「まもなく、第6レースを開始します。
 まもなく、第6レースを開始します。

やばい、そうこうしているうちにレースが始まっちまう!

第6レース前

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第6レース前

これから、レース上を駆け回るには時間が足りない…。
場所をしぼって、そこで集中的に聞こう!

この時間、ティータイムの者も多いはず……。
…となれば、あそこしかない!!

「カフェ・フレンド」だ!!

6TH COMPETITION
ファイティングスプリント
REST 3 MINUTES

READY?

カフェ『フレンド』の出入口だ。
すぐ手前には、
2番の札のテーブルがある。

 1.移動する
 2.空を眺める

1.移動する

すぐ手前には、2番の札のテーブルがある。
店は、そこから縦にのびている。

 1.2番のテーブルに向かう
 2.移動をやめる

2.空を眺める

壮大な空も、今は、自分をあざ笑っているようにしか見えない。

不快に思ったオレは、フレンドへと戻った。

出入口

タイムアップ

1.2番のテーブルに向かう

2番のテーブルだ。
北には出入口が見えている。
西には観葉植物が、東にはカウンターが見える。

見知らぬ冒険者が、紅茶を飲んでいる。

 1.移動する
 2.冒険者に話しかける

1.移動する

北には出入口が見えている。
西には観葉植物が、東にはカウンターが見える。

 1.出入口へ向かう
 2.観葉植物へ向かう
 3.カウンターへ向かう

2.冒険者に話しかける

黄昏の冒険者リクセン
「私は、冒険作家のメサ・リクセンという者。
 失礼だが、貴殿は私の本を読んだことはありますかな?
 久しぶりに故郷に帰ってきたもので、本の売り上げが気になりましてな…。

 1.もう愛読書!
  (→『空想魔学小説』をクリアしてない場合
 2.読んでいない

1.もう愛読書!

黄昏の冒険者リクセン
「うん、その目、その輝き。
 確かに読んでおられるようだ。ありがとう。
 お礼に、『500点コイン』を差し上げましょう。
 何です? 次のレースで買うチョコボ?
 私は『タタキツケール』だが、それが、どうかしましたか?

2番のテーブル

タイムアップ

1.もう愛読書!

黄昏の冒険者リクセン
「……………。
 ウソはいけませんな。
 このリクセン、なめてもらってはこまる。
 ……………。
 まぁ、いずれ機会があたっら読んでみて下さい。
 何です? 次のレースで買うチョコボ?
 私は『タタキツケール』だが、それが、どうかしましたか?

2番のテーブル

タイムアップ

2.読んでいない

黄昏の冒険者リクセン
「そうですか……。
 残念です。
 まぁ、いずれ機会があったら読んでみて下さい。

2番のテーブル

タイムアップ

2.観葉植物へ向かう

観葉植物だ。
東には2番の札のテーブルがある。
南には1番の札のテーブルがある。

 1.移動する
 2.観葉植物を調べる

1.移動する

東には2番の札のテーブルがあり、南には1番の札のテーブルがある。
ここが、フレンドの西側の端にあたる。

 1.2番のテーブルに向かう
 2.1番のテーブルに向かう
 3.移動をやめる

2.観葉植物を調べる

特にこれといったものはみつからなかった。

時間がない…。急ごう。

観葉植物

タイムアップ

3.カウンターへ向かう

カウンターだ。
西には2番の札のテーブルがある。
南に、2階への階段が見えているが、まわりこまなくては、行けない。

ここのマスターに、雇われバーテンのビックスがいる。

 1.移動する
 2.マスターに話しかける
 3.ビックスに話しかける

1.移動する

西には2番の札のテーブルがある。
ここが、フレンドの東側の端にあたる。

 1.2番のテーブルに向かう
 2.移動をやめる

2.マスターに話しかける

カフェフレンドマスター
「やぁ、タンゴさん。調子はどうです?
 そうだ、1番テーブルに座っているカジテナという女性に、これを渡してもらえませんか?
 私からということで……。

 『ほんわかカクテル』を手渡された。

カウンター

タイムアップ

3.ビックスに話しかける

雇われバーテンビックス
「タンゴさん、こんにちは。
 ………。
 ないしょですけどね…、マスターって、マテリア屋のカジテナさんにほれてるらしいんですよね。

カウンター

タイムアップ

2.1番のテーブルに向かう

1番のテーブルだ。
北には観葉植物が見えている。
南は、テラスへと続いている。

カードで遊ぶ、男と女がいる。

 1.移動する
 2.カードな男に話しかける
 3.気取った女に話しかける
  (→マスターとの会話後

1.移動する

北には観葉植物が見えている。
南は、テラスへと続いている。

 1.観葉植物へ向かう
 2.テラスへ出る
 3.移動をやめる

2.カードな男に話しかける

カードな男ラッセル
「いよォ、タンゴじゃねぇか!
 奥さんは元気か?
 何? 次のレースで買うチョコボ?
 う〜〜ん……。
 うん。オレより強いカードを引くことができたら教えてやるよ。

 1.勝負する
 2.勝負しない

1.勝負する

カードな男ラッセル
「それじゃ、いくぜ!
 オレのカードは…………、スペードのAだ。
 わるいな。
 どう足掻いてもお前の負けだぜ。

 1.一番上のカードを引く
 2.中間のカードを引く
 3.一番下のカードを引く

勝ち
負け

カードな男ラッセル
「どうだった?
 ………。
 ジョーカーかよ! あんた、運がいいな。
 オレが買うのは『ブンナグール』だ。
 ついでに、これもやるよ。

 『100点コイン』を手に入れた。

1番のテーブル

タイムアップ

カードな男ラッセル
「どうだった?
 ………。
 やっぱり、オレの勝ちだったな!
 教えるわけにはいかないね。

 ところで、ルチルダさん、元気?
 あんたにはもったいないくらい、いい人だよな。

1番のテーブル

タイムアップ

2.勝負しない

1番のテーブル

タイムアップ

3.気取った女に話しかける

気取った女カジテナ
「どこかに、いい男はいないかしら?
 何か、いい事はないかしら?

 世の中なんて、つまらないし、のどは乾くし、最低ね!

1番のテーブル

タイムアップ

3.気取った女に話しかける

気取った女カジテナ
「あら、タンゴ。どうしたの?
 え! マスターが、これを?
 うれしいわ!
 うれしいから、これをあげる!
 マスターって、よく見ると素敵よね♥

 『100点コイン』を手に入れた。

1番のテーブル

タイムアップ

2.テラスへ出る

テラステーブルだ。
北には1番の札のテーブルが見えている。
東にはどこかへ通じる出入口がある。

白髪の紳士が、紅茶を飲んでいる。

 1.移動する
 2.白髪の紳士に話しかける

1.移動する

北には1番の札のテーブルが見えている。
東にはどこかへ通じる出入口がある。
ここが、フレンドの南側の端にあたる。

 1.1番のテーブルへ向かう
 2.あやしい出入口へ向かう
 3.移動をやめる

2.白髪の紳士に話しかける

白髪の紳士ダンディ
「う〜〜〜ん。
 こうやって、空を眺めながらティを飲んでいると、あの頃を思い出す…。
 どうじゃね、この機会に私の『思ひ出話』でも聞いていかんかね?

 1.聞きましょう
 2.聞きたくない

1.聞きましょう

白髪の紳士ダンディ
「それは、むか〜〜〜〜〜〜し、むかし。
 まだ大戦の最中、私が戦術飛空艇の機関士をしていたころ…。
 立ち寄った村で、それはそれは、きれいな人に出会ったのだ。
 そうして、…………………。

白髪の紳士のポケットから、次のレースのチケットが見えている!
どうやら『フットバース』を買うようだ!

テラステーブル

タイムアップ

2.聞きたくない

テラステーブル

タイムアップ

2.あやしい出入口へ向かう

あやしい出入口からは、2階への階段がのびていた。

 1.階段をのぼる
 2.テラステーブルへ戻る

1.階段をのぼる

店の中から声が聞こえる。

カフェフレンドマスター
「ダメですよ、タンゴさん。
 今日は、2階にお客さんがみえているんです!
 入ってはダメです!

 1.それでも上がる
 2.それならやめる

1.それでも上がる

店の中から声が聞こえる。

カフェフレンドマスター
「ダメです、ダメですって!
 今日は、2階にお客さんがみえているんです!
 お願いしますよ!

 1.それでも上がる
 2.それならやめる

1.それでも上がる

2階から声が聞こえる。
「どうです?
 ここのパイは美味しいでしょう?
「………。

ランスのヤローに、よめさんが!?
今にみてろよ! きっと、取り返す!

 悔しさと引き替えに、
 『300点コイン』を手に入れた。

テラステーブル

タイムアップ

2.それならやめる

あやしい出入口

タイムアップ

時間だ…。
オレは、チケット売り場へと急いだ。

問題は、いくら買うかだが……。

手持ちの金は、50000ギル。
ちびちびと買っていたんじゃ、莫大な借金は返せない…。
…となると、全額勝負だ!
この『耳鳴りの力』を信じて、男の全額勝負!

チョコボチケット売り場へとやってきた。
「よし、いくぞ!!

「よう、タンゴ。
 さっきは、運がよかったな。

『第6レース ファイティング・スプリント』

  G N 出走チョコボ   作戦予想
  1−1 フットバース    差し
   −2 タタキツケール  逃げ
  2−1 ブンナグール   逃げ
   −2 ケットバース      先行

以上が、次のレースの出走予定チョコボだ。

売り場のオヤジ
「どのグループにするんだい?

1.1グループ
2.2グループ
3.もう一度確認する

1.1グループ
売り場のオヤジ
「『1グループ』のどれにする?

1.1−1 フットバース   差し
2.1−2 タタキツケール 逃げ
3.もう一度確認する

2.2グループ

売り場のオヤジ
「『2グループ』のどれにする?

1.2−1 ブンナグール   逃げ
2.2−2 ケットバース    先行
3.もう一度確認する

おれは、『○○○○』のチョコボチケット、50000ギル分を購入した。

もう、後戻りはできない…。

「な、何も、さっきの配当金、全額賭けることはねえだろ…。

「………。

オレは、チケットを力強く握ると、レース観戦場へと向かった。

「ダ、ダメだ…。
 ま、また足がすくんでやがる…。

きた…。また、これだ…。
これじゃレースを見ることができねぇ…。
この人ゴミの中じゃ、館内放送も聞こえない…。

その時、グッドラックマスターの息子、ピピンが通りかかった。

「おい! ピピン!!
「あっ! 赤鼻おじさん!
「いいか? よーく聞け。
 次のレースをしっかり見てこい。
 そして、おじさんに結果を知らせてくれ。

「うん、いいよ。
 でも、うちのツケも支払ってよね!

どうやらレースが終わったようだ。

「ピピン! どうだった……?
「えっとねぇ…。
 勝ったのは、白いチョコボだったよ。
 ケットバースだったかな?
 でね、配当は200なんだって。

当たった
はずれた

「本当か!? 本当だろうな!?
「僕、ウソなんてついてないよ〜〜。

「ありがとうよ、ピピン!
 今度、ルゲイエボーグ買ってやるからな。

「本当!? 約束だよ!
 ついでに、うちのツケも支払ってよね!

「夢じゃ、ないよな!
 夢じゃ、ないよな!!

年間を通しても、なかなかみることのできない、100倍以上のオッズのついたレースのチケット、『万チョコチケット』。

チョコボレース歴、20年のオレも、このレースが初めてのゲットだ。

200倍の配当で、手持ちの金も、10000000ギルになった!

「やったわねっ! だんなさん。

振り返ると、そこにはルチルダがいた。

「よ、よめさん…。
 だ、だからオレは、その…。

「だんなさん…。
 私は、今でもあなたを愛してる。
 あなたは、何をもって私の愛に応えてくれるの?

 1.ランスよりも深い愛
 2.ギャンブルをやめる
 3.忠誠を誓う

1.ランスよりも深い愛

「ランスのヤローよりも、深い愛で、お前を愛し貫く!

「だんなさん…。
 私は、人と争ってまで愛してもらおうとは思わない。
 私はただ、純粋な心でいてほしいだけ……。
 それだけなの………。

「お、おい! まってくれよ、よめさん!

オレは、必死で後を追ったが…、人ゴミに巻き込まれ、結局見つけることはできなかった。

「まもなく、最終レースを開始します。
 まもなく、最終レースを開始します。

 本日のメインレースは、みなさんお待ちかねっ!
 年に一度の『グレートレース』です!!

 チケットのお買い忘れのないよう、お急ぎくださいっ!

やばい、そうこうしているうちにレースが始まっちまう!

これを当てなければ、これまでの意味がなくなってしまう!

第7レース前

2.ギャンブルをやめる

「わかった。ギャンブルをやめる。
 今日限り、二度としないことを誓うよ。

「………。
 それが、私への愛?
 ギャンブルをやめることは、あなたの都合であって…、決して、私への愛ではないわ……。

「よ、よめさん…。

「でも、私の愛はかわらない…。

「お、おい!
 まってくれよ、よめさん!

オレは、必死で後を追ったが…、人ゴミに巻き込まれ、結局見つけることはできなかった。

「まもなく、最終レースを開始します。
 まもなく、最終レースを開始します。

 本日のメインレースは、みなさんお待ちかねっ!
 年に一度の『グレートレース』です!!

 チケットのお買い忘れのないよう、お急ぎくださいっ!

やばい、そうこうしているうちにレースが始まっちまう!

これを当てなければ、これまでの意味がなくなってしまう!

第7レース前

3.忠誠を誓う

「よめさん。いや、ルチルダ…。
 君に忠誠を誓うよ。
 そして、二度と君を裏切るなんてことはしない。

「だんなさん…。
 私は、あくまで対等の立場でいてほしい。
 私は、対等の立場で、あなたを支えてあげたい。
 あなたを愛したい…。

「よ、よめさん…。

 お、おい!
 まってくれよ、よめさん!
 泣いているのか…?

オレは、必死で後を追ったが…、人ゴミに巻き込まれ、結局見つけることはできなかった。

「まもなく、最終レースを開始します。
 まもなく、最終レースを開始します。

 本日のメインレースは、みなさんお待ちかねっ!
 年に一度の『グレートレース』です!!

 チケットのお買い忘れのないよう、お急ぎくださいっ!

やばい、そうこうしているうちにレースが始まっちまう!

これを当てなければ、これまでの意味がなくなってしまう!

第7レース前

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第7レース前

これから、レース場を駆け回るには時間が足りない…。
場所をしぼって、そこで集中的に聞こう!

この時間、ほとんどの者はレース場にでているはずだ。
…となれば、あそこしかない!!

「レース観戦場 ギャラリー」だ!!

7TH COMPETITION
MAIN RACE
REST 4 MINUTES

READY?

弐番出入口だ。
北は観客席のはずだが、人ゴミになっている。

足元には、いつの間にか老犬が寄ってきていた。

 1.観客席へ向かう
 2.老犬に話しかける
  (→ジョーとの会話後

1.観客席へ向かう

人ゴミの中に出てしまった。
南には弐番出入口がみえる。
北は、観客席の最前列中央へ。
東は、参番出入口の方に続いている。

 1.弐番出入口へ向かう
 2.最前列中央へ向かう
 3.参番出入口の方へ向かう

2.老犬に話しかける

老犬パブロフ
「ク〜〜ン、ク〜〜ン。

老犬は、何かをくわえていた。
どうやら、オレにくれるらしい。

 『50点コイン』を手に入れた。

弐番出入口

タイムアップ

2.老犬に話しかける

老犬パブロフ
「バフ! バフ、バフ!

なんだ?
ゴミ箱の方に向かって、ほえているが?

弐番出入口

タイムアップ

2.最前列中央へ向かう

観客席の最前列中央に出た。
南に弐番出入口がみえる。
東は、最前列の東方に続いている。
西は、最前列の西方に続いている。

チョコボライダー風の男がいる。

 1.移動する
 2.チョコボライダー風の男に話しかける
  (→『トウホウフハイの形見』入手後
  (→『7777点コイン』入手後

1.移動する

南に弐番出入口がみえる。
東は、最前列の東方に続いている。
西は、最前列の西方に続いている。

 1.弐番出入口へ向かう
 2.最前列の東方へ向かう
 3.最前列の西方ヘ向かう
  (→通りすがりの女と衝突

2.チョコボライダー風の男に話しかける

チョコボライダー風の男
「あいつの形見をなくしてしまった…。
 こんな俺は、ここにいる資格があるのだろうか……。

最前列中央

タイムアップ

2.チョコボライダー風の男に話しかける

チョコボライダージョー
「そっ、それは!
 『トウホウフハイの形見』!
 わざわざ届けてくれたのか。ありがとう。
 あいつは、これまでで最高のパートナーだった…。

 お礼に、これを受け取ってくれ。

 『7777点コイン』を手に入れた。

最前列中央

タイムアップ

2.チョコボライダー風の男に話しかける

チョコボライダージョー
「よう! 俺も、次のレースから復帰することにしたぜ!
 いつまでもこのままじゃ、あいつに申し訳ないものな。

最前列中央

タイムアップ

2.最前列の東方へ向かう

観客席の最前列の東方に出た。
西は、最前列中央に続いている。

不気味な男がいる。

 1.最前列中央へ向かう
 2.不気味な男に話しかける

2.不気味な男に話しかける

墓守マドローム
「グケケ…。
 『アダマンタイマー』に、1000ギル。
 30倍は付くとして、30000ギル!!
 グケケ…。
 『アダマンタイマー』に、10000ギル。
 30倍は付くとして、300000ギル!!
 グケ、グケケケケ…。

最前列東方

タイムアップ

3.最前列の西方へ向かう

通りすがりの女
「いったぁぁ。
 ちょっと、アンタ!
 アンタのせいで、オサイフの中身がこぼれちゃったじゃないの!

 1.拾ってあげる
 2.先を急いでいるもので…

1.拾ってあげる

こ、これは?
チョコボのチケットだ!
『ギルガメアタック』を買うらしい!

通りすがりの女
「ありがとう。
 でも、次からは気を付けてよね!

観客席の最前列の西方

タイムアップ

2.先を急いでいるもので…

観客席の最前列の西方

タイムアップ

観客席の最前列の西方に出た。
南に壱番出入口がみえる。
東は、最前列中央に続いている。

 1.壱番出入口へ向かう
 2.最前列中央へ向かう

1.壱番出入口へ向かう

人ゴミの中に出てしまった。
かろうじて、南に壱番出入口がみえる。
北は、観客席の最前列の西方へ続いている。

ギャンブラーな父親と、子供がいる。

 1.移動する
 2.ギャンブラーな父親に話しかける
 3.ギャンブラーな子供に話しかける

1.移動する

かろうじて、南に壱番出入口がみえる。
北は、観客席の最前列の西方へ続いている。

 1.壱番出入口へ向かう
 2.最前列の西方へ向かう
 3.移動をやめる

2.ギャンブラーな父親に話しかける

ギャンブラーな父親フェルナンド
「ちくしょう!
 次は、グレートレースだってのに…。
 ん? なんだ、あんた!?
 何? 次のレースで買うチョコボ?
 てやんでぃ!
 こちとら、それどころじゃねえんだ!

壱番出入口人ゴミ

タイムアップ

3.ギャンブラーな子供に話しかける

ギャンブラーな子供チオ
「ねぇねぇ、おじちゃん。
 ボクの出す『ことわざクイズ』に答えたら、父ちゃんの買ったチョコボを教えてあげるよ。

 1.受けてたつ!
 2.悪いが、またあとで…。

1.受けてたつ!

ギャンブラーな子供チオ
「じゃぁ、第1問!
 平静さを失うな!っていう意味を持つことわざはどれ?

 1.あわてる乞食はもらいが少ない
 2.石橋を叩いて渡る
 3.急がば回れ

ギャンブラーな子供チオ
「じゃぁ、第2問!
 『情けは人のためならず』っていうことわざの意味はどれ?

 1.人に情けはかけないほうがよい
 2.人に情けをかけたほうがよい
 3.情けは人にはたまらない

ギャンブラーな子供チオ
「じゃぁ、第3問!
 無駄無駄っ!っていう意味を持つことわざはどれ?

 1.絵に描いたもち
 2.溺れるものはワラをもつかむ
 3.屋上屋をかす

ギャンブラーな子供チオ
「すっご〜〜い! 全問正解だよ!

 じゃあ、約束通り教えてあげるね。
 父ちゃんが買ったのは、『マッドスキー』さ。

壱番出入口人ゴミ

タイムアップ

ギャンブラーな子供チオ
「ブッブー!
 はっずれ〜〜〜!

 はずれたから、教えてあげないよ。
 こっちも、商売だからね。

壱番出入口人ゴミ

タイムアップ

2.悪いが、またあとで…。

壱番出入口人ゴミ

タイムアップ

1.壱番出入口へ向かう

壱番出入口だ。
北は観客席のはずだが、人ゴミになっている。
西は、ゴミ箱が並んでいる。

ヒマそうな女性がいる。

 1.ヒマそうな女性に話しかける
 2.観客席へ向かう
 3.ゴミ箱の方へ向かう
  (→ジョー、パブロフとの会話後

1.ヒマそうな女性に話しかける

ヒマな女ナヘリナ
「ヒマなのよ。
 空から隕石でも降ってきそうなくらい、ヒマなのよ。
 もう、はやくレースが始まらないかしら!
 『ザ ウェポン』が勝ってくれないかしら…。

壱番出入口

タイムアップ

3.ゴミ箱の方へ向かう

ゴミ箱が並んでいる。
他には、これといったものはなかった。

 1.壱番出入口に戻る
 2.ゴミ箱を調べる
  (→ジョー、パブロフとの会話後

2.ゴミ箱を調べる

こんなところに、いったい何があるというんだ?

おや?

 食べ終わった弁当箱の中に『100点コイン』を見つけた。

ゴミ箱

タイムアップ

3.ゴミ箱の方へ向かう

おや? ゴミ箱をあさっている男がいる。

堕落のコルネオ
「ほひ〜〜、ほひ〜〜!
 え〜の〜、え〜の〜。

よくみると、その男は腰に似つかわしくない装飾品をぶらさげている。

 1.それは何かと聞いてみる
 2.そっとしておく

1.それは何かと聞いてみる

堕落のコルネオ
「ほひ〜〜、ほひ〜〜!
 何をする〜〜!
 それは数日前、金持ちの男から盗んだものなのにィ!
 ほひ〜〜、ほひ〜〜!
 もう、こんなとこいやじゃ〜〜〜!

 『トウホウフハイの形見』を手に入れた。
 男は逃げていった…。

ゴミ箱

タイムアップ

2.そっとしておく

ゴミ箱

タイムアップ

3.参番出入口の方へ向かう

人ゴミの中に出てしまった。
かろうじて、南に参番出入口がみえる。
西は、弐番出入口の方に続いている。

長髪の女性がいる。

 1.移動する
 2.長髪の女性に話しかける

1.移動する

かろうじて、南に参番出入口がみえる。
西は、弐番出入口の方に続いている。

 1.参番出入口へ向かう
  (→アドリゲスに遭遇
 2.弐番出入口の方へ向かう
 3.移動をやめる

2.長髪の女性に話しかける

ミーハー女セーラ
「キャ〜〜〜! イカス〜〜!
 やっぱりライダーは、レムントに限るわ!
 そして、彼の乗る『レッドセフィロス』は超買いよ!
 なんて言ったって、現役最強チョコボですからね!
 キャ〜〜〜! イカス〜〜!
 キャ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!

参番出入口人ゴミ

タイムアップ

1.参番出入口へ向かう

おや?
今、元タンゴ製紙場社員のアドリゲスを見たような気がしたが…?
まぁ、これだけの人だ。
似ている人物がいてもおかしくはないだろう。

ん? 足元に何か落ちている。

 『500点コイン』を手に入れた。

参番出入口だ。
北は観客席のはずだが、人ゴミになっている。

赤い洋服の女性がいる。

 1.観客席へ向かう
 2.赤い洋服の女性に話しかける

2.赤い洋服の女性に話しかける

赤い洋服の女フーフサ
「さっき、チョコボライダーのジョーらしき人を見かけたの。
 サインをもらおうかと思ったけど、すぐにいなくなっちゃったの。
 そういえば、今日も騎乗しないみたいだし、どうしちゃったのかしら、彼…。

参番出入口

タイムアップ

時間だ…。
オレは、チケット売り場へと急いだ。

問題は、いくら買うかだが……。

手持ちの金は、10000000ギル。
安全策に、数点買うか?
いや、これまで、オレはそうして負けてきた。

今度の勝負は、人生を賭けた勝負だ。
人生の敗者になるわけにはいかない!!!

全額…、全額勝負だ!
このタンゴ、人生を賭けた全額勝負!!

チョコボチケット売り場へとやってきた。
「よし、いくぞ!!

「よ、よう、タンゴ。
 今日は、すごいな。
 いったい、どうしたんだ…?

『最終 グレート・チャンピオンシップ』
  G N 出走チョコボ    作戦予想
  1−1 タイシンオー    追い込み
   −2 ザ ウェポン    追い込み
  2−1 レッドセフィロス   差し
   −2 ギルガメアタック  先行
  3−1 マッドスキー     逃げ
   −2 アダマンタイマー  差し

以上が、次のレースの出走予定チョコボだ。

売り場のオヤジ
「どのグループにするんだい?

1.1グループ
2.2グループ
3.3グループ

1.1グループ

売り場のオヤジ
「『1グループ』どれにする?

1.1−1 タイシンオー  追い込み
2.1−2 ザ ウェポン  追い込み
3.もう一度確認する

2.2グループ

売り場のオヤジ
「『2グループ』どれにする?

1.2−1 レッドセフィロス   差し
2.2−2 ギルガメアタック  先行
3.もう一度確認する

3.3グループ

売り場のオヤジ
「『3グループ』どれにする?

1.3−1 マッドスキー     逃げ
2.2−2 アダマンタイマー  差し
3.もう一度確認する

オレは、『○○○○』のチョコボチケット、10000000ギル分を購入した。

もう、後戻りはできない…。

「タンゴ…。
 あんた、男だぜ!!!!
 かっこいいよ!!!
 何故だろうな、涙がでてきたぜ…。

オレは、チケットを力強く握ると、レース観戦場へと向かった。

「待ってろ、ルチルダ………!

「ダ、ダメだ…。
 足が……。

くそぉぉぉっ!
男だろ、タンゴ! しっかりしやがれ!

オレは、すくむ足を無理やりレース観戦場へと向けた。

「みなさん!第3ゲートをご覧ください!
 タンゴさんです!
 本日の午後にでた、年間通してもまれな、万チョコチケットを、ただ一人、見事的中させていますっ!
 さぁ、このグレートレースでも、我々に夢をみさせてくれるのでしょうか!?
 期待しましょうっ!!!

7TH COMPETITION
MAIN RACE
GREAT
CHAMPIONSHIP

本日のメインレース、『第128回・グレートレース』がスタートしました。

まず、好調なスタートを見せたのは、マッドスキーです。
大きく逃げていきます。

さぁ、第一コーナーを曲がりました。

縦に長い展開となりました。
第128回グレートレース。

先頭は、マッドスキー。
集団から大きく出ました。

少し間をおいて、ギルガメアタック。
そのあと、アダマンタイマー、といったところ。

さらに、間を開けて、ザ ウェポン、タイシンオー。

注目のレッドセフィロスは、ここにいました。
なんと、最後尾から様子を伺います。

おおっと、ここでギルガメアタック、アダマンタイマーが早くも上がっていきます。

手持ちの時計ですと、さきほどの第6レースを上回る、速いレース展開!!

トップをいく、マッドスキーはまもなく、第三コーナーにさしかかろうと…。

あぁぁぁぁぁぁっっっっと!
マッドスキー転倒!
マッドスキー転倒!!

急に体をひねったかと思うと、そのまま転倒しましたっ!

しかし、レースは続行しています!

その横を通りすぎていくのは、ギルガメアタック、アダマンタイマー。

じわじわと差を詰めてきました。
一番人気のレッドセフィロス!

さぁ、第四コーナーを目前にして、スタミナが切れ始めたか?

ギルガメアタック、アダマンタイマーがともにスピードダウン!

マッドスキーのペースに、惑わされてしまったようです!

第四コーナーに差しかかって、先頭は、ここでかわしましたレッドセフィロス!!
そのあと、すぐ後ろにザ ウェポン!

さぁ、最終コーナーを曲がって最後の直線!

追い込み策をとった、二羽の争い!

レッドセフィロスか?
ザ ウェポンか?

レッドセフィロスか?
ザ ウェポンか?

いや、しかし、ここでザ ウェポン食い下がる!

先頭はレッドセフィロス!
先頭はレッドセフィロス!!

レッドセフィロス、史上初の、グレートレース3連覇まで、あと100メートル!

残り、50メートル!

優勝は、レッドセフィロスで……!

いや、ここで大外からもの凄い、末脚でやって来たのは、タイシンオー!

大外からタイシンオー!
大外からタイシンオー!!

残りわずか20メートル!

レッドセフィロス、逃げ切るか?
タイシンオー、差しきるか?

レッドセフィロス、逃げ切るか?
タイシンオー、差しきるか?

レッドセフィロス、逃げ切るか?
タイシンオー、差しきるか?

そして、今ゴール!!
勝ったのはタイシンオー!!
勝ったのはタイシンオー!!!

3年間の沈黙を破って、今年のグレートレースを制したのは、タイシンオー!!
タイシンオーです!!!

当たった
外れた

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GAME OVER

は、はずれた…………。

情報を集め損なったか…?
チケットを買い間違ったのか…?

そもそも、『耳鳴りの力』なんて、存在しなかったのか………?

これで、所持金は『0』になった。

あとは、莫大な借金が残っているだけ……。

さよなら、ルチルダ…。
もう、オレは、君と、会うことは、できない。

さよなら、ルチルダ…。

「なんの騒ぎです?
 誰かが、20階から飛び降りたですと!?
 人騒がせな…。
 どうせ、大負けした愚かな人間でしょう。
 ……。
 ルチルダさん、どうされました?

「い、いえ。
 ちょっと寒気が………。

「まったく、気分を害されましたな。
 ささ、そのアップルティを飲んで。
 そうだ、パンプキンパイでも、注文しましょうか?
 ここのパイは絶品ですよ…………。

GAME OVER

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エンディング

「……………………………。
 ……………………………!
 やった…………。
 やった…………!
 や、やったぞ、ルチルダァァァァ!!!

場内はものすごい熱気だ。
みんな、まるで自分が当てたかのように喜んでいる。
オレを祝福してくれている。

「やりました!!!
 タンゴさんが、やりました!!!
 え〜、配当が300倍ですから、と、とにかくすごい!
 タンゴさんが、やりました!!!

レースの実況どころではなくなっている、実況アナウンサー。

「タンゴ! タンゴ! タンゴ!
 タンゴ! タンゴ! タンゴ!
 タンゴ! タンゴ! タンゴ!
 タンゴ! タンゴ! タンゴ!

あふれんばかりのタンゴコール!!
場内は混乱寸前だ。

「だ、だんなさん…。

人ゴミの中に、ルチルダを見つけた。

「どいてくれ!!
 たのむ、道を開けてくれ!!
 ルチルダを、ルチルダを!!

人の波をかきわけ、ようやくルチルダと再会できた。

「だんなさん…。

「ルチルダ…。

みつめあう2人に気が付いたのか、場内は一転して静かになった。

「ルチルダ…。
 オ、オレは………。

 1.好きだ、ルチルダ!
 2.すまなかった、ルチルダ。
 3.もう一度、結婚しよう。

1.好きだ、ルチルダ!

「好きだ、ルチルダ!
 お前を、誰にも渡したくない。

「だんなさん……。
 私も、あなたのそばにいたい…。

共通パート

2.すまなかった、ルチルダ。

「すまなかった、ルチルダ。
 立て続けに悪いことがおこって、人生に嫌気がさしていた。
 お前にも、ずいぶんと苦労をかけたな…。

「だんなさん……。
 よかった! だんなさんに笑顔が戻った!
 ぐすっ、ぐすっ…。

「な、泣くなよ、ルチルダ。

「ぐすっ…。
 だんなさん…。ぐすっ…。
 これからも、よろしくね♥

共通パート

3.もう一度、結婚しよう。

「もう一度、結婚しよう。
 この場で…。
 そして、2人の人生を初めからやり直そう!

「だんなさん……。
 いえ、タンゴさん。
 2人で、幸せな家庭を築きましょうね。

共通パート

場内に再び、ものすごい熱気が蘇った!!!

たくさんの人々が、オレたちの周りを囲んでいく!

「タンゴ! タンゴ! タンゴ!
 タンゴ! タンゴ! タンゴ!
 タンゴ! タンゴ! タンゴ!
 タンゴ! タンゴ! タンゴ!

あふれんばかりのタンゴコール!!

「ルチルダ! ルチルダ! ルチルダ!
 ルチルダ! ルチルダ! ルチルダ!
 ルチルダ! ルチルダ! ルチルダ!
 ルチルダ! ルチルダ! ルチルダ!

そして、あふれんばかりのルチルダコール!!

その中心には、
抱きあう2人の姿があった……。

これは、あとからわかったことだが…、よめさんこと、ルチルダは、決してタンゴを見限ったわけではなかた。

ただ、タンゴに自分を見つめ直してほしかったのだ。
そのつもりで、家を出た。

ランスの誘いにOKして、デート先をチョコボレース場に指定したのは、ほかならぬルチルダだった。
(ここならば、夫に会えるであろうから。)

貧乏でも構わない。
(金があるにこしたことはないが)
と思っているし…、タンゴに対してギャンブルをやめてほしいとも思っていない。
(ただ金額は少し減らしてほしい。)

事業の失敗から、酒とギャンブルにはまっていった夫を助けたかっただけなのだ。
そして、自分自身を見直して、新たに人生の再出発をきってほしかった。

そのことを聞いたタンゴは、感謝感激のあまり泣き出した。

その涙は、過去の自分との決別でもあった…。

その後、タンゴは、
今回のレースで稼いだ金を元手に、
再び事業をおこすことになるが…、
それは、もう少し先の話となる……。

A GOLDEN PALACE
A CERTAIN MANS' GAMBLING

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