召喚獣

Contents
モーグリ シヴァ ラムウ イフリート タイタン ゴーレム カーバンクル バハムート オーディン リバイアサン サラマンダー シルフ フェアリー リッチ クリュプス

モーグリ Moglie

FFX以降、チョコボと並びかわいいマスコット的な存在となりつつあるモーグリが、FFTでは召喚獣として登場する。小さな羽根とシッポが愛らしいモーグリ族は、テレパシーなどの不思議な能力を持つ種族。元来臆病な性格だが、過去には勇士も生み出してきた。その霊が幻界に昇り召喚獣と化したのだろう。
【モグのおまじない】
モーグリが巻き起こす清らかな風は、味方のキズをいやしHPを回復してくれるという力を持っている。コマンド入力から発動されるまでの時間が短くタイムリーな召喚が可能なため、非常に扱いやすい召喚獣と言えるだろう。戦場では多くの味方のピンチを救ってくれるはずだ。

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シヴァ Siva

身も心も凍りつかせてしまうほどの、猛烈な冷気と美貌を誇る召喚獣。獣と呼ぶのも失礼なほどだが、どんな生き物でも一瞬にして凍りつかせてしまう攻撃力は脅威。かなりの気分屋で感情の起伏が激しく、怒り始めると手加減無しで相手を痛めつける。美しい花にはトゲがあるというが、まさにその言葉通りの召喚獣だ。
【氷河の結晶】
両手から放たれる巨大な氷の結晶に包み込まれた者は、一瞬のうちに氷づけとなり二度と動くことを許されない。味方にダメージが及ぶことはなく、しっかりと言うことを聞いてくれる。比較的早い時期に手に入るうえ、消費MP、発動時間とも少ないのでゲーム序盤では大いに役に立つことだろう。

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ラムウ Ramuh

悪を憎み正義を愛する、幻界の裁判官。元来、思慮深く温和な性格だが、ひとたび悪と見なした者に対しては、手にした杖から発せられる強力な雷攻撃で、情け容赦のない裁きの鉄槌を下す。正しく清い心を保ってさえいれば、これほど頼れる存在はいない。他の召喚獣たちの間でも一目置かれる実力者だ。
【裁きのいかずち】
常に手にしている裁きの杖が発する波動により雷を操り、まばゆいばかりの強力な落雷の一撃で敵をまる焦げに。射程、攻撃範囲、発動までの時間ともに、イフリート、シヴァと同等レベル。扱いやすいうえ、敵への強力なダメージも期待できるたいへん重宝な召喚獣だ。

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イフリート Ifrit

気が荒く獰猛な、炎の召喚獣。常に怒りに燃え、口から灼熱のブレスを吐き出すだけでなく、自分自身をも炎に包み込み周囲を火の海と化す。いったん怒りを爆発させると、一国を焼き滅ぼすまで収まらないほどの気の荒さを持つ反面、召喚者に対しては従順で、味方に対して牙をむくことは決してないのでご安心を。
【灼熱の地獄】
怒りの叫びとともにその口から噴出される炎のブレスは、戦場をことごとく焼き尽くしてしまう、まさに灼熱地獄。離れた場所にいる敵さえも、その攻撃から逃れることはできない。消費MPは比較的少なく、召喚されるまでの時間も早いため、タイムリーな攻撃をしかけられるのがうれしい。

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タイタン Titan

巨大神タイタンの直系の子孫に当たり、神族の血を受け継いでいるという、どことなく高貴な香り漂う召喚獣。寛大な精神を持った温厚な紳士だが、怒りに燃えたが最後、その巨体で地面に衝撃を与え、大地震や地割れを引き起こし敵全体に大ダメージを与える。気はやさしくて力持ち、とは彼のことをいうのだろう。
【大地の怒り】
大地が持つ無限の力を引き出す能力と7トン近くに及ぶ巨体で、足元に大地震を起こしたり、地割れを発生させて敵を地の底深くへと飲み込んでしまう。敵にしてみれば、何が起こったのかわからないうちに地獄へと落とされてしまうのだからたまったものではない。射程、効果範囲はともに中程度。

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ゴーレム Golem

苔むした草木に覆われた巨大な岩石に魂が宿り、生命体と化した召喚獣。堅固かつ頑丈な体で、いかなる攻撃をもがっちりと受け止めて味方を守ってくれるという、じつに献身的な心の持ち主だ。それはまさに父親の姿であり、敵の剣や魔法攻撃を全身に浴びながら必死に耐える姿に、涙する人も多いに違いない。
【アースウォール】
数多くの召喚獣の中でもゴーレムの能力は極めて異色。己の体力が続く限り敵の攻撃を防ぐ盾となり、味方のダメージを肩代わりしてくれる。MPはそこそこ消費してしまうが、その効果はマップ上の味方全員をカバーできるため、強力な敵とのバトルでは非常に役立つはずだ。

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カーバンクル Carbuncle

まるでトカゲのような長い尻尾。頭部には巨大なルビーの塊が埋め込まれている。トカゲにルビーという奇妙な組み合わせが少々、不気味さを感じさせる召喚獣。しかし、その姿とは裏腹に、味方を魔法攻撃から守ってくれるという大活躍を見せてくれる。何事も外見だけで判断してはいけないということだ。
【ルビーの光】
頭部のルビーから赤い光を放ち、効果範囲内にいる味方全員に「リフレク」の加護を与えてくれる。敵からのすべての魔法攻撃を跳ね返してくれるので、非常に重宝する反面、味方からの回復魔法も跳ね返してしまうというのがネックである。使い方には注意が必要だ。

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バハムート Bahamut

ドラゴン中のドラゴン・竜王バハムートは、豊富な知識と確固たる哲学を持つ、神に限りなく近い存在である。その口から放射されるブレスは高熱を帯び、敵に極大ダメージを与える。また気高い心を持つことでも有名で、礼儀を知らない者に対しては、激しい怒りにまかせて容赦ない攻撃を浴びせかけるという。
【メガフレア】
偉大なる竜王の口から吐き出されるブレス攻撃は、いかなる敵に対してもその属性を超越して絶大なダメージを与えることができる。射程距離が長いうえ、有効範囲の広さも並外れており、一撃でほとんどの敵を倒すことも可能だ。ただし、召喚されるまでにかなりの時間がかかるのが難点。

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オーディン Odin

世のために戦地におもむき、志なかばにしてこの世を去っていった戦士たちの無念の魂が、武器や防具に宿り生命体となった召喚獣。そのため、正義の心が強く、魂の意思を受け継ぐ者にしか手を貸してくれない。彼に会いたいのなら、まずは己の精神と肉体を鍛え上げることから始めた方がよいだろう。
【破壊の閃光】
6本足の竜馬にまたがり、戦場を颯爽と駆け抜ける彼の武器はFFシリーズではもうおなじみの「斬鉄剣」。大気を切り裂く光の刃で立ち尽くす敵をなぎ倒し、大ダメージを与えて去っていく。コマンドから発動までに多少時間こそ要するものの、驚異的な破壊力はなんといっても魅力だ。

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リバイアサン Leviathan

水の力を司り、世界の海を治めているともいわれる青き竜。一見、凶暴そうに見えるが性格は極めて穏やかで、怒らせるのは至難の業ともいわれるほど。しかし万一怒らせてしまった場合は、一瞬で世界を海の底に沈めてしまうほどの暴れぶりを見せてくれる。要するに普段おとなしい人ほど、怒らせると恐いのである。
【タイダルウェイブ】
巨大な水のうねりを引き起こし、戦場を飲み込んでしまう。その強力な攻撃は、悪しき者のみに絶大なダメージを及ぼす。つまり、水が去った後に残るのは正しきものだけ。プレイヤーは常に心を清く保っておく方がいいだろう。サラマンダーと同様、召喚までに時間を要するのが唯一の難点か。

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サラマンダー Salamander

FFシリーズ初登場。幻界の炎の中を住処とする、全身を真っ赤なウロコと炎で包まれた火竜。言うまでもなく炎属性の攻撃を繰り出すが、その威力はあのイフリートの数倍にも達するらしい。ゲームの終盤では心強い味方になることだろう。いつも燃えているだけに、雨の日は召喚を控えた方がいいかも。
【火炎竜立ち昇らん】
全身から発する紅蓮の炎は、いかるものをも焼き尽くしてしまう。多少気まぐれなところもあり、召喚までに時間がかかるのが難点だが、ひとたび姿を現せば戦場は火の海と化し、一定範囲の敵をことごとく焼き滅ぼしてくれるのだから、よしとするべきだろう。立ち登れ! 火炎竜!

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シルフ Sylph

いたずら好きの小悪魔のような瞳が印象的。空気を自在に操る能力を持っており、木の葉を巻き上げて敵の意表を突き、しばらくの間沈黙させてしまう。直接的な攻撃力こそ無いが、味方の攻撃を支援し、戦いを有利に導いてくれる。その可愛らしい姿についつい油断させられて、痛い目に遭う敵も多いようだ。
【風のささやき】
敵に沈黙効果を与え、いっさいの魔法を使えなくしてしまう「風のささやき」。MPの消費量は比較的少なく、扱いやすい部類に入るだろう。特に敵パーティに魔道士が多い戦闘では、魔法を封じるその能力をいかんなく発揮し、勝利への切り札となってくれるに違いない。

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フェアリー Fairy

柔らかそうな羽根に長く美しい髪。見た目は“妖精”そのものだが、れっきとした召喚獣だ。外見に違わず優しく、水晶のように清らかな心を持っており、常にみんなの無事を祈り続けている。戦場では、その祈りにより聖なる力を呼び起こし、傷ついた味方の体力を回復してくれる。
【妖精の輝き】
羽根から発せられる美しい光の粒子には、近くにいる味方のHPを回復する聖なる力が宿っている。傷ついた戦士を優しい光で包んでくれる姿はまるで母親のようだ。消費MPが少ない上、発動までの時間も短く、効果範囲もなかなか。同時に何人もの回復が必要な時は、ぜひ召喚してほしい。

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リッチ Liche

魔道士の死霊が幻界の闇の中にさまよい、召喚獣と化した存在と言われている。どくろの顔を持つその恐ろしい容貌から、死者の王と呼ぶ者も多い。闇の中にうごめく姿は、想像するだけで背筋が凍りつきそうだが、いざ、戦いとなるとこれほど頼れるヤツはいない。強面の友達と歩いているような安心感がある。
【不条理の翼】
コウモリを従えて、闇の中より不気味に現われるリッチの攻撃は、敵に暗属性のダメージを与える。この暗属性とはどのようなものか、力の起源や構造は明らかにされていないが、聖と対を成すものと思われる。いずれにしても、絶大な魔力を誇るリッチが繰り出す攻撃だけに、その威力は凄まじい。

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クリュプス Clops

FFシリーズ初登場の召喚獣だけに、いまだ謎に包まれた部分は多いが、たくましい角、鋭い爪、黒々とした肌、不気味な一つ目といった外見から判断する限り、幻界のならず者といったところか。巨体から繰り出す凶暴な攻撃で、敵をこっぱ微塵に粉砕してくれるらしい。絶対に敵には回したくないものだ。
【恐怖の最終章】
巨体による衝撃で戦場を揺るがし、敵を空間とともに粉々に砕いてしまうという攻撃は、その名も「恐怖の最終章」。全召喚獣中、最大のMP消費量を必要とするだけに、並外れた破壊力を期待できそうだ。ただし、発動までの時間がかかるので、召喚のタイミングには気をつけよう。

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