>>ファイナルファンタジー9
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・内容に何らの保証もないことを予めご了承下さい。
・コンテンツ制作者の記憶の曖昧さにより不正確な部分が数多くあります。
・「記憶が曖昧」「覚えてない」等の記述が多いのは勘弁して下さい(笑)。

システム

セーブその他

モーグリに話しかけると「セーブ」「テント」「モグネット」等のメニューが表示されます。「テント」については、手持ちのテントを消費するのか、それとも1モーグリにつき1度だけ選択可能だったかはちょっと覚えてません。ちなみにモーグリはけっこうあちこちにいたので(少なくとも今回のプレイ範囲では)、セーブができなくて困るということはあまりないように思います。

モグネット

詳細は既に各所で公開されているのでそちらを参照して下さい。
…で、宛先が違う(?)手紙をモーグリに見せても、その手紙の感想を言ってくれるだけでした。

コンフィグメニュー

音楽の「モノラル/サウンド」、カーソル位置の「初期/記憶」、カメラアングルの「オート/固定」、バトルスピード、フィールドメッセージのスピード等といった従来からある項目は今回もあります。
また、移動に関して「歩く/走る」も設定できました。「歩く」の場合は、×ボタンを押しながら移動することで走ることができます(「走る」の場合は×ボタンで歩く?)。…初期設定の「歩く」は結構遅いので、ゲームを始めたらすぐ「走る」に変更した方がいいかもしれません。

ATE

ATEが行えるようになると、画面にその旨が表示されるので、任意の時にセレクトボタンを押してATE用の(?)メニューを開き、見たいATEを選択するとATEが始まります。
例えば今回の場合なら、ジタンが単独行動している時に2つのATEが同時発生的にあったのですが、好きなときに(ただし、ストーリーを進めてしまえば見れなくなってしまうとは思いますが)セレクトボタンでATE用のメニューを開いてどちらかのATEを選択するとそのATEを見ることができました(各1回ずつのみ。一度見るとメニューから消える)。で、これは場合によりけりかもしれませんが、2つのATEのうち片方を選択するともう片方は見れなくなる、ということは今回の場合はなくて、2つのATEを両方とも見ることができました。ただし、ストーリーが進めば、ATEの取捨選択を迫られることもあるかもしれません。
また、ATEは主要メンバー8人のものだけではなくて、その他のキャラのものもあります。例えば、フィールドマップに出る直前には、モーグリの兄が弟に教えるという形でフィールドマップ上での操作方法を教えてくれるといったATEがありました。

メインキャラ(プレイヤーキャラ)の名前

おそらく8人とも変更可能です。キャラが登場する度に変更画面へ。禁止語句等については試してません。


戦闘

アビリティの修得

既存情報と違う目新しいことはほとんど見つけられませんでした。…ビビがファイアを修得するのに必要なAPは25(20だったかも)でした、とかその程度。しかも他は覚えてません。

戦闘の基本的な仕組み

ATB(というのでしょうか。要するにバーです)が一杯になるとそのキャラのメニューが出て行動を選択、という従来通りのシステム。バックアタック等ももちろんあります(やったし、やられた)。また、前列/後列という概念もあります。

トランス

最初のうちは使うことができませんが、ある戦闘イベント以降使えるようになります。ATBの下に表示されているもう一本のバーが満タンになるとそのキャラはトランスします(画面上ではキャラが変色する)。スタイナー曰く「感情が高まるとトランス状態になる」そうですが、システム的には受けたダメージ量によるのでしょうか(既存情報から)。トランス状態になると、一部のコマンドが変化しました(上表参照)。
ジタンの場合しか見てないのですが、ジタンのトランスなコマンド「裏技」の中のメニューは
  エナジー??(忘れ)  10
というように表記されていました。この「10」なるものが、消費MPなのか、別物なのかは確認していません。ちなみにこのエナジー??はその時点での他の攻撃方法に比べて、それなりに強かったです。

魔法剣

スタイナーのコマンド魔法剣についてです。スタイナーがこのコマンドの、例えばファイア剣(?)を実行すると、画面上はまずビビがスタイナーに向かってファイアをかけて、その後スタイナーが敵に斬りかかる、となります(当然ですが)。FF5の魔法剣と違い、魔法剣の効果は戦闘中ずっと持続するものではなく、攻撃一回毎に毎回かける(=魔法剣のコマンドを選択する)必要があるように思えたのですが、この辺かなり記憶が曖昧です。曖昧ついでに、MPは誰が消費するかについても、たしかビビだったような、としか言えません。
スタイナーの魔法剣とビビのATBとはまったく別もの、無関係で、ビビのATBが一杯になってなくても魔法剣は使えますし、魔法剣でファイアを使ったからといってビビのATBが0に戻るということもありません。

盗む

ジタンおよび盗賊団の盗賊のコマンドです。今回は1種類の敵から2種類のアイテムが盗めるようです。また、1回の戦闘中に、同じ敵から2回盗むこともできました。例えば、最初に戦う(イベント的)ことになる盗賊団のボスからは、「リスト」と「ポーション」が盗めました。
それと、ステータス異常を引き起こす攻撃を使ってくる敵は、やはりそのステータス異常の解消に使うアイテムを持っているようです。例えば、とある森(名称忘れ)に出てくる植物型のモンスターは暗闇状態にする攻撃を使いますが、盗めるアイテムは目薬だったりします。ついでに、その森に出てくるゴブリンからはポーションが、4つ足の敵(名前忘れ)からはフェニックスの尾が盗めました(それぞれ2種類目のアイテムは不明)。

敵の強さ

どうでしょうか? 普通のザコ敵との戦闘で全滅、ということはあまりないと思いますが、それでもダメージはそれなりに貰いますので、回復役のいない序盤ではポーションをケチってはならないと思います。サンダーを使ってくるザコ敵もいましたが、これをパーティ全体にかける時はまだしも、単体キャラ1人にかけられると結構やばいこともありました(というか、ビビがそれで死んだ)。
ボス敵は、「まともなの」とは一匹しか戦ってませんし、それもある程度戦況がやばくなると(キャラが1人以上死ぬと?)ゲストキャラ(というか、メインキャラではない盗賊団のキャラ)が戦闘に加わってくれる(その後の展開ではこのキャラが必須なので、この戦闘では必ずピンチに陥らなければならないっぽい。もしくは、自力でそのボスを倒すと、戦闘後に別なイベントがあってパーティに合流するとか?)というものなので、ボス敵の強さというものはいまいちわかりませんでした。が、隣でプレイしていた人はそこで全滅してました。 ちなみに私のプレイでは、ここでジタンがサンダーの一極集中攻撃を食らって果てました。;; その後同戦闘中にフェニックスの尾で復活(HP1桁)させたら、その途端全体サンダーを食らってまた死にました(ファンの方ごめんなさい)。

味方キャラが敵に捕捉されている状態の戦闘

FF8のリノアinアデルと同じように、ガーネットやビビが植物型の敵に捕捉された状態での戦闘がありました。敵は、捕捉しているガーネットやビビからHPを吸収するので、ガーネットやビビが死にそうになったらポーション等で回復する必要があります。この戦闘がある時には敵全体を攻撃する手段はなかったため、誤って攻撃に巻き込んでしまい「うっかり殺してしまう」ことはありませんでした(やっぱりガーネットやビビが死んだ時点でゲームオーバーなのでしょうか?)。
ちなみに、ビビに「盗む」を使っても「何も持っていない」でした(笑)。

エンカウント率

う〜〜ん…。セーブポイント(モーグリ)間の距離がそれほど離れていないことと、今回プレイできた範囲では大きなダンジョンがなかったこと等で、エンカウント率はそれほど高くないように感じられました。2、3回程度の戦闘で次のセーブポイントやイベント(ボス戦)に行けたくらいですから…。もっとも、序盤なのであえて難易度を低くしているだけかもしれませんけど。
レベルは、用意されていたセーブデータが元々低めのレベルだったためかどうかはわかりませんが、それなりに普通のスピードで上がったような…(他の人のご感想も聞きたいところ)。


カードバトル

始められる時期

やり方次第かもしれませんが、序盤から遊ぶことができます。詳細は後ほど記述するストーリー紹介で述べることになるかと思いますが、2番目に操作することになるビビの時から、カードの入手、カードバトルの説明、実戦が行えるようになります。

カードの収集について

「カード」というコマンドを選択すると、10×10の欄が並んでいるリストが表示されるので、おそらくカードは全100種類です。
持っているカードの欄は当然カードで埋まっています。1種類のカードを複数枚所持している時は、そのカードの上に「2」とか「4」とかの数字で枚数が表示されます。
カードにはコレクターランクというものがあって、所持しているカードの種類の多さに応じてランクが変わるようです。最初は「ビギナー」から始まります。今回のプレイでは、9種類集めたのですがコレクターランクは変わらなかったので、10種類収集毎、あるいはそれ以上の種類数収集毎に、コレクターランクは変化するものと思われます。

カードバトルの準備と始め方

カードを最低5枚持った状態で、□ボタンでNPCに話しかけると、カードバトルをするかしないか聞かれます。ただし、先にカードバトルのレクチャーを受けるイベントを発生させておく必要はありそうです。
カードの入手は、最初はアレクサンドリアの城下町で拾い集めるしかありませんが、よく捜せばそれなりの数を見つけることができます(7枚くらい?)。

カードバトルのルール

カードバトルは、5×5(もう少し小さかったかも?)で、ランダムに障害物が設置されたバトルフィールドで行われます。先攻/後攻はコインでランダムに決定されます。
各々カードを5枚選択し、手札とします。そして先攻から交互に1枚ずつカードを置いていきます。
敵と自分のカードが隣接(上下左右+斜め上下の合計8方向が対象範囲)するとそこでカード同士の勝負が行われるわけですが、ちょっとややこしいルールがあります。

カードには強さ(数値)とは別に、8方向それぞれに矢印が付いていたりいなかったりします。具体的には以下の通りです。
※「/」は斜め方向の矢印と解釈して下さい。

 
(イラスト)
 

というカードや、

  
 (イラスト)
  

というカード等があるということです。

バトルフィールドで敵と自分のカードが隣接して置かれると、まず最初に矢印による判定が行われます。
具体的には、後から置かれたカードから、隣接する敵のカードの方向に矢印があり、なおかつ敵のカードにはこちら向きの矢印が無い場合、敵のカードはこちらのものになります(色が変化)。
下図がその例で、相手方カード2に対してこちらのカード1を置いた場合、カード2は無条件でこちらのものになり色が変わります。

  
カード 1
   
 
 カード 2
 

次に、双方のカードからそれぞれ相手方向に矢印がある場合は、カード同士のバトルになります。それぞれのカードの種類毎に設定されている(らしい)数値を用いたバトルで、お互いにダメージを与え合った後、数値が小さい方が負けとされ、負けたカードはやはり相手方のカードとなります。なお、ダメージがバトル中ずっと継続するのかどうかは確認していません。

次に、「コンボ」について説明してます。コンボは、敵のカードをこちらのものとしたときに、その、こちらのカードとなった敵のカードにさらに敵のカードが隣接していた時、その隣接しているカードが、矢印の判定にのみ従って、連鎖的にこちらのカードになることです。

-- 削除 --

以上のようにして、カードをこちらのものにしたり相手方のものにされたりしながら各5枚ずつ計10枚のカードが場に出終わると、カードバトルは終了します。そして終了時点で自分の方のカードが多い方が勝者になります(ドローもあり)。勝者は、(おそらく)カードバトル中にこちらのものにした敵のカードのうち、任意の1枚を選択して奪うことができます。

また、このカードバトルには「パーフェクト」という概念があり、相手方のすべてのカードをこちらのものにして勝利した場合には、相手のカード5枚を全部奪うことができます。

今回のプレイで見かけたカード(うろ覚え)

ゴブリン、ボム、ゾンビ、リザードマン等。


その他の小ネタ

ミニゲーム・縄跳び

ビビでプレイしている時に、アレクサンドリアの広場(?)で挑戦できます。
飛ぶタイミングに合わせてキャラの頭上に「!」マークが出るので、それに合わせてタイミング良く○ボタンを押すというものです。リズム良くポンポンとボタンを押すことがポイントといえばポイントでしょうか。
20回を越えると縄のスピードが早くなるので注意が必要です。20回以上飛べれば、10ギルだったか20ギルだったかが手に入ります(ちなみに私は最高23回まででした )。

アイテム拾い

町中等にはかなりの数のアイテムが落ちています。アレクサンドリアではポーションやエーテルやカードの類の比率が高かったのですが、後で行くことになる飛空艇の内部では、宝箱の中に武具が入っていたりもしました。ダンジョン内(今回の場合、森)でも、泉の回復ポイントのところで「!」マークが出るなど、かなり親切な設計になっています。

ミニゲーム・チャンバラ

ジタンが属する盗賊団が化けた劇団が演じる劇の中(長くてすみません)で発生します。
内容は、相方の指示(「△だ!」「↑だ!」等)に合わせて、○△□×十字キー上下左右の計8つのボタンを押す、というものです。
成績は、ボタンの押し間違い数、と、(もしかしたら)指示が出てから押すまでの早さ、で判定されているようで、「100人中××人の観客が満足したようです」という形で結果が出ます。この結果によって、貰える「おひねり」の金額が変わります。
また、観客の満足人数とは別に、「ブラネ王妃は満足したようです/満足しませんでした」というようなものも合わせて示されるのですが、90人以上の観客を満足させるくらいでないと、王妃は満足してくれないようです。
このミニゲームは、アンコールという形で、その場で何回もリトライできます(おひねりを貰えるのは最後の1回分のみ)。
ちなみに私の場合、(たぶん)ノーミスクリアで96人の観客が満足&王妃も満足の状態で(100%でなかったのは、ボタンを押すのがやや遅かったからでしょうか。それとも、実は1回押し間違えてたのに、勝手に勘違いしてるだけかもしれません)、860ギルくらいのおひねりが貰えました。


序盤のストーリー

※各項目のタイトルはコンテンツ制作者が便宜上付けたもので、製品版とは何の関わりもありません。

1.オープニングムービー

たしか、飛空艇とか、城とか、姫とか、いろいろ(笑)。
激長です(というほどでもないにしろ、かなり長い。もちろん飛ばせない)。

2.飛空劇場艇内部

ジタンがとある真っ暗な部屋に入ったところからスタート。
火を灯して部屋を明るくすると、盗賊団タンタラスの仲間3人が登場。仲間同士の身振りの合図(?)。
続いて、竜の頭をした人間が姿を現し、ジタン+盗賊団の3人でその敵と戦闘開始(リストとポーションが盗める)。ある程度ダメージを与えると戦闘終了。
その竜の頭はお面のようなもので、正体は盗賊団のボス。豪快に笑った後、別室で作戦会議開始。
目的はガーネット姫の誘拐。手順等はプレイオンラインHP参照のこと。
作戦会議の中の手順の説明等で、何気にガーネット人形等が使われていますが、この人形は後々大きな役割を果たすことになります(うそ)。

3.飛空艇〜アレクサンドリアの城下町のムービー

ジタンたちが乗る、飛空劇場艇(乗っ取ったという情報があります)がアレクサンドリアの上空に着く。街の人々がそれを見上げる。詳細はオンラインで。

4.アレクサンドリアの城下町(ビビスタート〜チケットブース)

アレクサンドリアの城下町の城門から2つ目の画面切り替えの通りからビビの操作がスタート。
ネズミの子とぶつかり、転んでしまう。前に落ちたチケットを側にいた女の子が拾ってくれる。
道なりに進んでいくと、丸い広場のような賑やかな場所へ出る。
劇場へは、貴族か、チケットを持っている者しか入れないといわれ、さらにチケットには(たしか)スタンプを押してもらわなくてはならないと教えられる。
そこで、広場の中央にあるチケットブース(?正式名称は覚えてません)へ行き、芝居のことやアレクサンドリアのこと、王妃に姫のことなどを聞きつつ(別に聞かなくてもいい)、チケットを見せると、「偽物だ」といわれる。ガックリするビビ。

※城門には門番が立っていて、外には出られない。
※お店は機能しているところと機能していないところとがある。合成屋や宿屋は機能していない。
※初期の所持金は500ギル。
※広場の右手で、縄跳びのミニゲームができる。

5.アレクサンドリアの城下町(裏路地〜劇場潜入)

裏路地へ行くと、さっきぶつかったネズミの子が話しかけてくる。大意「チケットが偽物だって言われただろ? おれの子分になるなら、劇場に連れていってやる」→選択肢:子分になる/いやだ
結局、子分にならないと話が進まなそうなので、子分になりました(断っても、路地を出入りすればまたそこにいて、子分になれと言われる)。すると、そこに立て掛けてある梯子を盗むために、見張りをするよう命令される。大意「誰か来そうか?」→選択肢
誰か来ると答えても、大意「本当か? よく見張れよ!」と言われるばかりで、さっきと同じ質問「誰か来そうか?」を繰り返されるだけ(5回試しました)。「誰も来ない」と答えると、梯子を担いで裏路地をさらに進んでいく。
ついていくと、鐘楼の下にたどり着く。「お前から先に上れ」というので上ろうとすると、上からモーグリが落ちてくる。モーグリ初登場。
ここでモーグリの持つセーブとテント使用の機能について説明。続けて、これから旅立つというもう一匹のモーグリが登場。手紙(モグネット)についてもここで言及。
先に上っていたネズミの子にせかされて鐘楼を上ると、ネズミの子は屋根伝いに進み出す。屋根と屋根の間に渡してある板の前で逡巡し、腰を抜かしかけてるビビ。高いところが苦手らしい。ネズミの子にせかされて、恐る恐る板を渡る。2つ目の渡り板の前でもビビはやっぱりびくつくが、ネズミの子がせかすので仕方なく渡る。と、板が落ち、ビビは危うく屋根から落ちかける。ネズミの子は笑って済ます(ごまかす?)。
そんなこんなで屋根伝いに劇場へ近づき、最後に持っていた梯子をかけて無事劇場に潜入するネズミの子とビビ。

※広場の北側に立っているカバオに話しかけた後、ネズミの子の子分になる前に鐘楼に上り鐘を打ち鳴らすと、カバオが隠したカード3枚が手に入る。カバオはその後「カードを盗られた」と宿屋でいじけている。
※ネズミの子の子分になった後、すぐ鐘楼に行かず、裏路地に戻ると、カードバトルのレクチャーをしてくれるキャラと会うことができる。以後、カードバトルができるようになる。(もっともこのキャラは世界中の町にいるらしいので、ここで会わなくても問題ないっぽい)
※裏路地を抜けた先の、パンピー(一般人)地区(勝手に命名)の左下隅にいる子供の「猫を捜して」という頼みを聞いた後、城門前まで戻ると猫が歩いているので、それに話しかけると、先ほどの子供がやって来て猫を連れていく。再びパンピー地区(仮称)に戻り少年に話しかけると、お礼にカードが貰える。
※パンピー地区(仮称)の真ん中あたりの家では、最初にチケットを拾ってくれた女の子がいるが、階段の途中に立っているので上に行けない。しかし、外で待っていると、この子が時々家の外に走り出てくるので、その時に家に入れば、2階にも上がれる。たしか何か普通のアイテムかカードかギルが入手できたような…。

6.劇場内のムービー

ネズミの子とビビが入った劇場内は、大勢の観客で盛り上がっている。王妃と姫も臨席。その後ろでは、スタイナーが姫を見やって笑みを浮かべる。再び活気に満ちている劇場内の描写。ところが姫はしかめっ面(?)をしているので、スタイナーが驚いたような困ったような顔をする。最後に、古の暴君の扮装をした役者が登場。

7.芝居

身分違いの恋に破れた(?)恋人たちと暴君の物語(らしい)。場面は、暴君に対し若者たちが戦いを挑むところ。
自パーティ:ジタン+先の盗賊団の3人、敵パーティ:暴君+家来2人で戦闘に突入。演出はコミカルで派手だがダメージは0の「メデオ」「ポーリー」「ファイダ」などの魔法が飛び交う。敵の家来2人はかなり弱いです。一撃で倒せます。劇中での戦いなので気が楽…と思いきや、なぜかボスの攻撃一発で仲間が1人死んだりするあたり、油断できません。
戦闘が終わると芝居が進行。逃げる王を追おうとするジタン扮する若者と、「姫(だったかな? 引き裂かれた恋人たちの片方?)が何とやらいう国の王子(?)と結婚することで世界が平和になるならそうした方がいい」とする若者が、観客のすぐ目の前で剣を交える。→チャンバラのミニゲーム
一旦勝負を預けて退く若者と、それを追うジタン。というところで芝居のシーンは終了。

8.姫誘拐?

城内(屋敷?)の一室。プルート騎士団の兵士数人が伸びており、その側で兵士の格好をしたジタンと相棒が兜を脱ぎならが話している。兜が汗臭くてたまらないらしい…。
打ち合わせ通り二人は別行動を取り、ジタンは姫の部屋へ(?)向かう。ところが、2階へ上がったところで、奥の部屋から飛び出してきた白いフード付きローブ(白魔のような)を着た女の子と衝突してしまう。→選択肢
ジタンはその女の子に見覚えがあるらしい。というようなことをその女の子と問答していると、相棒が階段を昇ってくる。女の子が突然ジタンと相棒を突き飛ばして走り去る。ジタンはあの少女が姫だと気が付き、後を追っていく。

9.姫探索

道化師のような男女二人の報告により、姫の姿が見えなくなったという情報が、城(屋敷?)の劇場に面したバルコニーにいる王妃の側に控える将軍(有能そうな女性)の元に届く。王妃はその将軍とスタイナーに姫探索を命じる。以下、スタイナーを操ることになる。
ジタンらによって気絶させられていた兵士たちを叱りつけたスタイナーは、各所に立っている部下たちから情報を得つつ、ガーネット姫を探す。
ホールを抜けた先の左側に立っている塔に登ると、反対側の塔でガーネットとジタンが追いかけっこをしているのが見える。慌ててそちらへ向かおうとするスタイナー。

※兵士たちが気絶させられていた部屋にモーグリがいるのでセーブ可能。
※1階の左の方の部屋は厨房になっており、そこのコック長がクイナでした。

10.姫墜落!?ムービー

塔の上で、なんとなく楽しそうに逃げ回るガーネットと、それを捕まえようと必死に追っているジタン。ふとガーネットがジタンを振り返り、笑みを見せたかと思うと、仰向けに塔から身を投げ出す。慌ててそれを掴もうとするジタン。スタイナーも反対の塔でそれを目撃し、愕然とする。
…と、実はガーネットは万国旗の連なる縄を握り締めていたので、空中を横切って別の場所に逃げようとする。ジタンも縄を手に取りそれに続く。スタイナーも反対の塔から同様に縄を握り空中に身を躍らす。が、スタイナーは石造の建造物に正面衝突してしまう…。ガーネットはとあるテント風の屋根の上に舞い下りる。続いてジタンも着地するが、テントが破れて中に落ちてしまう。

11.追いかけっこの続き

建物の中に落ちたジタン。ガーネットはジタンが作った穴から、倒れているジタンの上に飛び降りると、すぐにまた逃げ出す。立ち直ったジタンもまたそれを追う。

…というところで、会場中に配置されていたスタッフの人から、「そろそろ交代して頂けませんか」と言われたので、プレイは中断。
その後株主総会が始まってしまったので、それに参加した私は、FF9はしばしお預けとなってしまいました。
ここから先は、株主総会終了後再度プレイした時のストーリーです。
この時は、予め用意されていたセーブデータの続きから始めたため、前の話との間に結構大きな断絶があるようです。
既存情報からすると、以下のような展開があると思われます。

結局のところガーネットは自らの意志でジタンらの盗賊団に誘拐され、アレクサンドリアから出ようとする。
それに激怒した王妃が、黒魔道士たちを操って追撃させる。
そして盗賊団と黒魔道士たちの戦いに巻きこまれたビビが、ジタンたちに合流する。
また、スタイナーも、ガーネットの側を片時も離れぬよう、それについていくことになる。

12.森の中の飛空艇〜狂った森(正式な地名は他にあります。覚えてませんけど)

盗賊団たちの乗る飛空艇は、どうやらある森の中に墜落or不時着したらしい(原因は不明。もしかしたら一時降りただけかも)。
さらに、ここでジタンら盗賊団と、ガーネット、スタイナー、ビビたちとは少々別行動を取ったようである。
とりあえずセーブデータをコンティニューしたときの状況は、ジタン1人パーティで、飛空艇の中から始まりました。
森が狂っているらしい。飛空艇を出、うっそうとした森の中を戦闘しつつ進むと(一本道)、程なくイベント発生。ガーネットが奇妙な植物に捕捉されており、スタイナーとビビが慌てている。ジタン、スタイナーの2人で戦闘に突入。
この戦闘はまず、植物に捕捉され、度々HPを吸収されるガーネットのHPに気を配りつつ戦う必要がある。
また、この戦闘中に、ジタンが「トランス」するイベントが発生し、おそらく以後トランスが利用できるようになる。
植物にある程度ダメージを与えると戦闘終了。植物はガーネットを捕捉したまま逃げる。怖くて魔法が使えなかったというビビ。
突然、第2の植物が出現、今度はビビを捕捉する。再び戦闘に突入。
こちら側は相変わらずジタンとスタイナーの2人だが、今度は植物に捕捉されているビビも戦闘に参加し、HPを吸収されつつもファイアを連発する(プレイヤーはビビをコントロールできない)。プレイヤー操るジタン、スタイナーと、NPC扱いのビビの攻撃により戦闘を終了させると、その植物はビビを解放した後、最後に胞子(?)を浴びせ掛けてくる。スタイナーとビビはそれをまともに食らってしまう。

※森の中では、ゴブリンや植物型モンスター、4つ足のモンスター等が出現

13.再び飛空艇

ビビとスタイナーは植物の攻撃により、体内に種子を植え付けられていた。放っておけば死んでしまうが、盗賊団が所持している薬を飲めば大丈夫とのこと。仕方なくその薬を飲んだビビによれば、結構まずいらしい。
場面は変わり、今度はスタイナーがその薬を渡される。それに構わず、姫を助けに行くというスタイナーを、盗賊団のメンバーが部屋(ビビのいる部屋とは別)に放り込む(弱っているのスタイナーは、あっけなく放り込まれる)。体が弱っていることを自覚したスタイナーは、盗賊団に渡された薬を、まるで毒薬のような外見だとか散々不信の目で見た後、意を決して飲み干す。そのお味は…なかなかいける、らしい…。
場面は再び変わり、盗賊団のボスのところへ来たジタンへ。ガーネットを救おうというジタンの言葉を、ボスは仲間を危険にさらすことはできないとして退ける。怒ったジタンは、自分一人でもでガーネットを救いに行こうと決意する(?)。
ジタンが自由行動を取れるようになると、ATEが2つ発生。
1つはアレクサンドリアに取り残された(らしい)盗賊団員(らしい)のイベント。内容も、そういうもの。
もう1つは、放り込まれた部屋でスタイナーがガーネット人形(最初の作戦会議で使用されたアレ)を見つけ、その外見に文句をつけ(姫はこんなに不細工ではない)、また、ご丁寧に付けられている「ガーネット姫、15歳」という札を見て、姫は16歳である(年齢に関してはやや記憶が曖昧)、とさらに文句をつけるというもの。

…ここで、また若干の断絶があります。
経緯はわかりませんが、ジタンと盗賊団のボスの一騎討ちがあって、それにジタンが勝ったようです(ただし、別にボスが死んだわけでもないし、ボスでなくなったわけでもない)。
そして、いよいよジタンはガーネット救出に向かおうとするわけなのですが…。

14.姫救出行

姫の救出に向かおうとするジタンは、ビビとスタイナーも連れて行こうと思いつく。2人をパーティに加え、いよいよ姫救出に出発。森を進み(相変わらず一本道)、途中のセーブポイントと回復の泉のある地点を通過すると、森がざわめき始める。

15.狂った森のムービー

まぁ要するに、森の中に不穏で不気味で形容しがたい雰囲気がますます満ちてくる、というムービー。

16.姫を助け出せ!

一本道を進むと程なく、ちょっとした空間に出る。と、そこに姫が横たえられている。慌てて駆け寄ろうとすると、行く手を遮るように巨大な植物型モンスターが立ちはだかり、戦闘に突入。
この戦闘では、こちらのパーティの誰かがHP0になると、助っ人として盗賊団の仲間の1人(姫誘拐の時の相棒)が登場してくれる。強さはまあまあ。この戦闘では、このように誰か1人が死んでピンチにならなければいけないのかもしれません。
無事ボス敵を倒し、戦闘が終了すると、スタイナーが慌ててガーネットの元に駆け寄る。ガーネットを助け出しほっとしたのも束の間、モンスターが次々と現れる。そこから脱出することにした一同は、入ってきたところとは別の出口から逃げ出す(気を失ったままのガーネットはスタイナーが抱きかかえている)。

17.モンスターから逃れるムービー

先の空間から脱出し、全速力で駆け出すスタイナー(ガーネット付き)、ビビ、盗賊団の仲間(きちんとした名前がある…が、忘れました)。最後に抜け出したジタンのすぐ後からモンスター(植物型)が迫ってくる。目の前に突然ちょっとした(キャラ2人分くらいの高さ)崖が現れて慌てて立ち止まるジタン。しかしすぐに崖を飛び降りて駆け出そうとする。

18.バックアタック!

崖から飛び降り、駆け出そうとしたジタンの前にモンスター(植物型)が立ちはだかる。そして後ろから追ってきたモンスター(植物型)共々襲いかかってくる。ジタン、スタイナー、ビビ、盗賊団の仲間の4人パーティ(ジタン一人ではない。もしそうだったら、先のボス戦でジタンが戦死していた私の場合、戦闘に突入した途端、ゲームオーバーでタイトル画面に飛ばされていました)で、植物型モンスター2体との戦闘に突入。挟み撃ちではないが、たしかバックアタックされたような気がします。
戦闘が終了すると、会話イベントが発生。森が狂ってきたというジタンに、盗賊団の仲間は、これ以上どう狂うというんだと言うが…。

19.狂った森の結末ムービー

突然、森の奥から巨大なツタが何本となく迫ってくる。大慌てで駆け出す一行。同時に、森の奥からすべてが石化し始める。必死に逃げる一行だが、最後尾を走るジタンにツタは着実に迫ってくる。いよいよ捕まるというその瞬間(捕まってからだったかも?)、盗賊団の仲間が助けに入ってくれる。が、逆にその仲間がツタに絡め取られてしまう。仲間(しつこいようですが、ちゃんとした名前があります)は、ジタンに向かって何かの巻物を放り投げる。かなり前方に投げられたその巻物を必死に追い、何とかそれを掴んだジタンは、そのまま間一髪で森から抜け出す。次の瞬間、森はすべて石化し、あたりには静寂が漂う。そして最後に、ツタに絡め取られ、森と一緒に石化してしまった仲間のアップ。

20.キャンプ〜ワールドマップ

(森の近くで?)腰掛けている一行。仲間が石化してしまったというのに飄々としているジタンを、スタイナーが非難する(これはもう少し後だったかも)。やがてガーネットが目を覚ます。ジタンらに助けてくれたお礼を言うガーネットだが、スタイナーは、元々誘拐したジタンらが悪いのだと言う。しかしガーネットは自分から進んで誘拐されたときっぱりと告げる。一緒に行動しようというジタンとそれに断固反対するスタイナーが衝突するが、結局行動を共にすることに決まる。
石化した森の前。ジタンとガーネットの会話。ガーネットが石化したジタンの仲間のことを口にすると、ジタンは、今は石化を解く方法はないが、いずれ解く方法を見つければいいと答える。
先ほどのキャンプ地。盗賊団の仲間が投げてくれた巻物は、この周辺の地図だった。その地図と、周囲の状況とを考えて行き先を決める一行。いざ出発という段になって、なぜか側にいるモーグリの言葉により、ATEが発生する(見る/見ないは任意)。
ATEの内容は、モーグリの兄弟の兄が弟にレッスンをするという形で、主としてワールドマップ上でのゲームの進め方を教えてくれるというもの(だったはず)。
それを見終わると(見なくてもいいはず)、いよいよ広大な(たぶん)ワールドマップに足を踏み出すことになる。

…というところで、スタッフの方から「すみませんが、ここまでです」と止められてしまいました。
後は、本番もしくは雑誌等の情報に期待、ということで。