自粛の状態でもできる支援 その4

 ちゃっぷりんは、外出が自由にできない中、「外とのつながり」、「家以外のはけ口」をお子さんが持てれば、心を無事に保ちやすいと考え、せめて遠隔でも繋がっておきたいと支援をしてきています。

 遠隔での支援は、コロナの状況下で特例として認められたデイサービスの支援です。

 厚労省が、いつまで遠隔支援を認めるのか、発表はありません。最終的には、自治体ごとに判断が行われることになると予想します。
 

自粛中のご家庭での様子

 ちゃっぷりんご利用の方々に、休校中ご連絡する中で素敵だなと思ったことがあります。

 どの人にも、もちろん、つまらない気分、生活リズムの崩れが起こりやすいことはあります。しかし、その中で、かえっていつもより余力が出てきている人が複数ありました。

 そもそも集団生活に苦労が多く、日々集団の中ですり減りながら暮らしていた人が、自粛の中でパワーアップしている印象です。

 祖父母宅などで日中を過ごすことで、一種の「転地療養」の効果に近く、生き生きと過ごされている様子も複数ありました。

 

 世の中で、疲弊している報告が多い中、この環境下でパワーアップする方々を拝見して、これまでの歴史でも、宇宙センターでも、彼らが過酷な環境をたくましく生き抜くことで、人類の存続を助けてきたのだなと思いました。

 平常時が、もう少し彼らにとって生きやすい世の中になり、センスの良い合理的配慮が行われ、歪むことなく育ちやすい環境になることを願います。

 また、ご家庭やご親戚の力の偉大さにも感じ入り、お子さま方が生き生きしている分、ケアをしている側はとても大変なのか、それとも、本人が本人らしく普段よりもおだやかな生活なのかまた、お尋ねしたいです。 

 

5月最終週以降

 現在(5月14日時点)で、5月25日(月)以降の支援がどのようになるのか、まだ判断ができません。

 学校の再開の様子、市町村の判断を見極めながら、安全を第一に支援の方法を判断していきます。ちゃっぷりんも、法人の方針・判断に従っていくことになります。

 わかり次第お知らせいたしますのでよろしくお願いいたします。

 また、これまでと同様に、お困りのことがあれば、お気軽にご相談ください。制約が多い中ですが、可能な限りできるご協力をさせていただきます。

体調チェック

 通所再開の折には体調チェックが必要となります。学校と重なりお手数と存じますが、受け入れに必要ですのでご協力お願いいたします。

ご家族の体調・県外往来

 通所再開の場合、同居ご家族の方の風邪症状や、県外への行き来について、分かり次第ご相談ください。法人の看護師等と相談させていただきます。

 

 本人の咳や鼻水など風邪症状についても、ある場合は事前にご相談をお願いいたします

ちゃっぷりん便り 5月14日