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まもなく患者登録の受け付け開始 骨髄バンクに登録を ! チャンス ! ―――命を救えるのはあなたかもしれない 1月17日、重症再生不良性貧血のため昨年より闘病中の20歳の青年が、岡山市内 の病院で亡くなりました。そのお母さんは会に参加されたばかりの方で、なんとか息子 移植を、と願って協力を申し出られました。ご自身も、家族の方ら病名を聞き、一刻も 早く適合者が現れるのを待ち望んだ矢先で、バンク設立を大変喜んでおられたそうです。 県内には他にも、明日のいのちの危険におびえる若い患者さんが沢山おられます。 ぜひ、彼らに生きるチャンスをお与えください。 F君のご冥福を心からお祈りいたします。 ☆登録申込みのハガキ付きパンフレットの請求は → 岡山県薬務課 (0862) 24-2111 内線2724 すでに成分献血されている方の骨髄バンクへの登録は、例外的に、火・木曜日以外 でも受付けるようです。その場合でも、必ず前もって、血液センターへ電話してください。 成分献血、HLA適合血小板登録に御協力を 成分献血は、通常行われている全血200ml、400ml献血とは違い、特別な装置を 使って血漿または血小板のみの成分をいただく献血です。採取に約1時間かかりま すが、200ml、400ml献血から得られる血漿成分の何倍もの量を一人の献血者から 得ることができます。 この成分献血は、赤血球成分を献血者に返すようになっていますので、体の負担 が軽い献血です。白血病など重症血液疾患患者は、骨髄移植をするしないにかか わらず、常に成分輸血を必要としています。ぜひ、成分献血(特にHLA適合血小板 登録)にご協力ください。 ボランティア募集のお知らせ 岡山県でもようやく「岡山・骨髄バンクを支援する会」ができて運動が展開さけて いますが、活動範囲が広範になるに従い、活動できる人員(ボランティア)の不足 が痛感されています。一人でも多くの支援が目標達成の近道になります。何か 協力しようか、と思われる方は、とりあえず定例会にご参加ください。 岡山県内で初の 同種骨髄移植成功 国立岡山病院り瀬崎副院長先生のお話によると、兄弟間の移植(同種骨髄移植)を 県内の医療機関としては初めて実施し、成功されたそうです。同病院では、移植に 必要な無菌室を1室新築し、準無菌室1、空気清浄質室3を整えており、諸事情が整 い次第、順次待機している患者さんの方に移植を実施されるそうです。今まで県内 の患者さんは、広島、愛媛、兵庫など他県で移植をうけなければならず、経済的、 心理的にも大きな負担となっていましたが、県内の施設が順次整っていくのは大きな 福音といえるのではないでしようか。 活 動 報 告 1月6日(月) 岡山県薬務課訪問。小坂課長、清水、三宅両課長補佐の3人に応 対していただいた。岡山県としても、積極的にボランティア団体と連携 しながら推進していきたい。医療県として、十分な医療施設を整備して いきたい・・・との心強い返答をいただきました。 1月7日(火) 岡山県血液センター訪問。竹内業務課長に対応していただいた。 1月8日(水) 役員会。 1月11日(土) 定例会。会則や役員等の案を作成。 1月11日(土) 骨髄バンクを語る会。当日は26名と少人数の学習会でしたが、急遽 薬務課の清水課長補佐、倉敷中央病院の手塚先生を講師にお迎え して実りのある内容になったと思います。質疑応答のときに、一昨年 妹さんに骨髄提供された方がお答えになり、急遽講師として採取時の 様子などを詳しくお話していただきました。 会の様子はニュースで詳しく報道されました。 1月14日(火) 岡山県下の検査登録第1号が会員の中から出る。 1月20日(月) 役員会。 1月31日(金) 骨髄移植推進財団の事務所を見学。 2月10日(月) 会報第2号発行。 新刊のお知らせ 『生への扉』 ルポ・骨髄バンク設立への軌跡 神戸新聞社社会部記者・慶山充夫著。 第10回アップジョン医学記事賞受賞。 あいわ出版、 1400円(税込)。 ☆ 「我が子を助けたい! 」 白血病患者をもつ肉親の叫びと、医療関係者の 熱い思いが国を動かした。「骨髄バンク」誕生までの全国各地の草の根の 運動と、 「アメリカ骨髄バンク」 の実態を4年間にわたり克明に追跡した、 渾身のルポルタージュ。 定例会のお知らせ ◎ 2月15日(土) 午後2時〜4時 ◎ 岡山県赤十字血液センター会議室 岡山市いずみ町3-36 TEL (0865)55-1211 |