説明員とは骨髄ドナー登録において、登録希望者の受付、理解の程度と意思の確認、
登録要件や必要書類の記入のしかたについて説明を行い、登録手続きを行なう要員
として、審査の上財団より認定証の発行を受けた方をいいます。
説明員の業務
- 受付
- 登録用ビデオの上映
- ドナー登録要件の説明と意思確認
- 登録確認書の説明
- 取消要件の説明
- 申込書記入の説明
- 記入事項の確認
- 申込書および検体採血伝票の受付欄に署名
- ドナーカードの説明・配布
- ドナー登録者のプライバシー保護
説明員の資格
- 基礎知識セミナーを受講すること。
- 説明員養成研修を受講すること。
- 登録会に2回以上参加し、実地研修を行なうこと。
- 上記研修をすべて終了したのち、推薦人による説明員認定チェックを受け、説明員
として推薦を受けること。
- 説明員として登録会で活動することが可能なこと(年2回以上)。
- 所定の研修を終了しても、登録会での活動が難しく、また説明員としての業務を
十分に行なうことができないと判断される場合は、認定を保留とします。
更新の条件
説明員の委嘱期間は原則として年度毎の1年間とし、更新を希望する場合は、年度内に
登録会に2回以上参加し、更新申請書提出のうえ、翌年度の委嘱状を受けることを
条件とします。
説明員の心得
- 説明員の基本姿勢は、「会場に来られた善意のドナー希望者を温かく受け入れる
こと」です。骨髄バンクのことを一から十まで詳しく説明することではありません。
基本ポイントを押さえた説明と確認が一番大切と心得てください。
- スマイルと落ち着いた対応で、来所された方々の緊張を解きほぐすことが大切です。
- 受付や会場内で、仲間内で群れたり、おしゃべりに夢中になるのは厳に謹しむこと。
- 知らないことを聞かれたら、自分で判断せず必ず責任者(財団職員や地区普及広報
委員)に聞くこと
- 健康上の不安がある場合には、かかりつけの医師に相談してからお考えくださいと
お勧めすること。ただし、強制はしない。
- 登録を受付けてよいかどうか現場で判断がつかない場合は、「候補者になっても詳
細な健康診断の結果、提供できない場合があるので、ご承諾ください」と伝えること。
- 「家族の同意がとれずにコーディネートが中止されることがあるので、登録時に家族
の同意を得ていない方は、必ず今日登録したことをご家族に伝えてください」と念を
押すこと。
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