や  ま    の     こ  う
山 の 講
 「山の講」と称する山の神祭りが、各地で行われています。不破の里の菩提でも山の神が祭られており、毎年1月初旬にこの山の講が催されています。
 かつては、木材の切り出しや、炭焼き等の山仕事がさかんで、山の恵みに対する感謝の気持ちが根強くあったようです。
 山の神は、女神であると意識され、選藁(すぐりわら)でつくられた男根を捧げることで多くの実りと山仕事の安全を願う気持ちが込められていました。                                                            
(参考 垂井町史)


2003.01.18岐阜新聞