フランス 赤
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CHATEAU TALBOT 1996 3980円 やまや(新宿)
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若いのは否めない。でもうまい。渋味は青っぽいというより
かなり凝縮された緑って感じでかなり強烈な味わい。塩味も
けっこう利いてます。これが熟成したらどうなってしまうのか?
想像してしまうとルーズマイコントロルという感じです。
香りは渋味の緑−渋味成分の芯に甘さと苦さが共存している
ような−があって、それが時間とともに上品になって行った
ような記憶がある。アルコールは強いですが、うまく香りと
調和してるのでそれがまた上品。
AC ST.JULIEN 4級。憧れのワインの内の一つ。
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CHATEAU LA CARDONNE 1993 1880円 信濃屋(代田)
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なんかもう熟成しちゃってますが、若干渋味が残ってて
それがちょっとトゲがある感じ。コクがもう少しあればイヤ味な
感じにはならないと思うんだけど…あとミネラル味なのか、
なんとも不思議な旨味があります。CHATEAU DE CANTERRANE
と似た感じだけど、さらに面白かった。
香りは抜栓直後にふわっと甘い香りがして、後から草むらの
様なちょっと雑味のある甘さに変わります。全体的に柔らかい
感じなので、アルコールが強く出てます。
AC MEDOC、買った時は気付かなかったんだけど
CRU BOURGEOIS でした。
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CHATEAU GISCOURS 1994 3980円 やまや(池袋東)
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最初は辛めの渋味にミント系スー感。ミネラルの味はなし。
時間を置くとミントがやや弱まり、若干の甘みが検出できる。
渋味・厚みはややあるという程度で ../grand CRU にしては
飲みやすい方でしょう。
香りにもミントがでていて、ん〜あとはたいして印象なし。
AC MARGAUX、../grand CRU 3級。どうもミント味が引っかかる。
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CHATEAU RAFON ROCHET 1994 2980円 やまや(新宿)
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ちょっとスーっとしたスミレ系に酸味なき甘み。渋味は
僅かに感じる程度か。言い換えるとスーあま、キレなし。
半分飲み終わった頃にはしつこく感じてくるはず。
厚味はあるが、イマイチ。香りは例によって分かりません。
AC ST-ESTEPHE、../grand CRU 4級です。スーっと来る
所は ST-ESTEPHE ライクですが、酸味が弱いのは
らしからず、といった所です。同じ ST-ESTEPHE なら
CHATEAU LILIAN LADOUYSの方がお薦めです。
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CHATEAU POTENSAC 1995 2980円 やまや(赤坂)
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風邪引きで飲んだので参考データです。全く自信ありません。
渋味はやや強めですが強すぎず心地よし。コクもややあり。
酸味も味を引き締める程度で酸っぱすぎたりしません。
フルボディ中のミディアムクラスってとこでしょうか。
香りはアルコールの感じが強く出てました。強いワインを
思わせるしっかりした香りだったと思います。スーっとする
感じはありませんでした。
AC MEDOC ですが、これも人気 CHATEAU のようです。
体調の良い時に再挑戦してみたいです。
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CHATEAU CHATEAU CLERC MILON 1996 4980円 やまや(池袋東)
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やっぱ渋味が若くてちょっと紫がかった感じ。少々酸味が強く、
スー感あり。熟成感はないですが飲めなくはない、という程度か。
でも香りは結構いいんですよね。不思議。強いというより上品な香り。
AC PAUILLAC、../grand-CRU 5級です。
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CHATEAU PICHON LONGUEVILLE COMTESSE DE LALANDE 1989
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旨いです。セカンドのRESERVE DE LA COMTESSEと
比べると、酸味が強めで締まりがいい、渋味も強くて上品
というところでしょうか。香りもお花が咲き乱れたような
強力芳香に。力強さに上品さが備わっていて最高ですね。
AC PAUILLAC、../grand-CRU 2級。こんな素晴らしいワインを
ご馳走していただいちゃって感謝の限りです。
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CHATEAU POUJEAUX 1993 2980円 やまや(池袋東)
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久しぶりに渋味が強いワインです。ミネラル味がやや甘塩感。
コク・酸味も程々で、強い渋味を支えつつ程よく切れもあります。
渋味が苦手な方はもう少し古めのヤツをお求め下さい。
香りはコーヒー・チョコ系にややお花が入ってます。アルコールも
強いので大人チックな香り。
AC MOULIS です。期待をはるかに上回るパフォーマンスに
感動の嵐です。2980円はセール価格なので普段はもう少し高め…
もう一本買っておけばよかったな、と思う 1本です。
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AMIRAL DE BEYCHEVELLE 1995 2980円 やまや(赤坂)
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特別特徴のない…強いて言えば渋味が少々強めでスーっと来る
感じがあるって事でしょうか。別段強いという訳でもなく、
気張らずに飲むタイプかな。
しかし香りは良い。バニラ香とお花系が入っててアルコール感が
強い。味より香りの方がレベル高いと思う。
AC ST.JULIEN、CHATEAU BEYCHEVELLE (ST.JULIEN 4級) の
セカンドですな。ムホホホホ。
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ROUGE FEUILLE 1995 2500円 銀座屋(銀座)
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上手くバランスが取れてます。甘み・酸味の果実感が豊かで
渋味もそこそこしっかりしてます。若飲みタイプで今年か来年
あたりがちょうど飲みごろみたい。
香りは炭のくすんだような感じにやや果実風味がでてる。少々
弱めの印象。
これ、Vin de Table なんですよね。らしく若飲みバランス型。
2500円はやや高めの印象もありますが、美味いから良しです。
久しぶりに飲んで嬉しくなったワインです。
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CHATEAU BRANAIRE DUCRU 1993 2980円 やまや(赤坂)
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コクが強い、というかこってりしていてややミントのスー成分がある。
渋味・塩味・酸味もややあるが、コクの裏に隠れてる感じ。もう少し
酸味があればバランスよくまとまると思う。あと抜栓直後はスー感が
強く出ていて、コクとのバランスがいまいち。スー感は時間を置くと
弱くなったので、そのあとはまあいいかな、というところ。
香りはまずバニラ香、スモーク感は弱め、ややミントも出てる。
アルコール香は刺激はさほどないけど、とても深い。
AC ST.JULIEN 4級。2980円はセール価格ですんでご注意を。
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CONNETABLE TALBOT 1994 2980円 やまや(池袋西)
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まだ上り調子という感じの青く強い渋味があります。塩味・
酸味は強くなく、コクが深く落ち着いてじっくり味わうタイプ。
香りはお花系にちょっとバニラ香が着いている。アルコール感が
かなり強いけど、薬品臭さはなく、薫り高い。
AC ST.JULIEN、CH.TALBOT のセカンド。5年経ってるのにまだ
今後も良くなりそうなワインだね。
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CHATEAU COS D'ESTOURNEL 1981 10000円 カーブ・ド・リラックス
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ウォ〜、美味すぎる〜感動で涙がとまらねぇ〜。
18年前のものなのにまだ若い果実感もあります。複雑で厚みもあります。
でも柔らかで飲みやすい。筆舌に尽くし難い美味さ。
香りは強いけど、荒っぽいのではなくて密度が濃いという感じ。
スモークっぽさとちょっとバニラ、そしてアルコール系が上品。
抜栓してすぐに香りが広がるし、グラスに注いでいる時から楽しめます。
AC ST.ESTEPHE、グランクリュ 2級。人生最高の酒。
CH. LATOURの時は
あまり楽しめなかったけど、こちらは本当に美味い! エクセレン!!
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NUITS SAINT GEORGES 1996 2980円 やまや(池袋東)
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酸味が強くて渋味が固くて、ちょっと嫌な青っぽさがある。
でもしばらく空気に触れさせていたら青っぽさは消えて、渋味も
柔らかくなって良い感じ。96年、若すぎたんでしょか。
香りはバニラとちょっとツンとくる酸味系刺激。やっぱボルドー
みたいな強さはないですのぅ。
Domaine LECHENEAUT でした。
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CHATEAU FOURCAS DUPRE 1996 1980円 やまや(池袋西)
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渋味がキツめでやや酸味が強めで、CHATEAU PEYRE-LEBADE
のような塩味はないですね。強い渋味がもう少し丸くなったら
もっと美味しくなるんじゃないなかな、と思わせる渋味。今はまだ
表面的な味しかしない。
香りはその渋味から連想できるような固い感じです。アルコールの
広がりがいまいち感じられず。
AC LISTRACです。
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LA RESERVE DE LEOVILLE BARTON 1996 2980円 やまや(池袋西)
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最初の一口は最高だ。厚味があって複雑で、少々強めの酸味、適当な渋味、
奥深い複雑な味わい。しかし二口目にはなぜか抜けたような寂しさ。??
酸味が際立っているためか、厚みが霞んでしまっている様子。
香りは柔らかで特にアルコール感が上品で複雑。かいでいるだけで
良い気分になってきます。
AC ST.JULIEN、ST.JULIEN2級の LEOVILLE BARTONのセカンドのようです。
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CHATEAU LILIAN LADOUYS 1995 2980円 カーブ・ド・リラックス
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酸味が強い。アルコールの刺激より酸味の刺激が強いくらい。2、3口
飲むとガビガビになる位渋味があるんだけど、それも酸味に負ける。
でも ST.JULIEN みたく塩辛くはなってません。どっちかというと
果実系の酸味。
香りは味に反してやや甘め・弱めな印象で、アルコール感がかなり
強い。
AC ST.ESTEPHE、グランブルジョワ・エクセプショネルらしいです。
1997年のパリのコンクールでブロンズ貰ってるらしいです。
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CHATEAU SAINT-SCRISTOLY 1996 1680円 カーブ・ド・リラックス
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渋味と少々の酸味があります。でもコクがない。とても薄っぺらい。
渋味には複雑な感じがあるだけに残念。これは年数おいても良くは
ならないだろうなぁ。
香りには渋味の複雑な感じがでてるので、むっっと期待させられる
ものがあります。でもなんかさびしいなぁ。
AC MEDOCの CRU BOURGEOISなんだけど、本当? 半分くらい飲んで
その後手が付かなかった。
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CHATEAU LES ROCHEVIGNES 1995 2000円 カーブ・ド・リラックス
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果実系の甘さでない酸味が程よく辛い感じ。厚みはある、渋味は
ややある程度。
香りはねぇ冷えていたらしく出てこなかったんです。硬かった。
AC ST. ESTEPHE で 2000円なんで、結構お買い得でした。これからは
もう少し温度に気を付けないと。
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CHATEAU DE SAINTE-GEMME 1993 2300円 土浦鈴木屋
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口に入れた瞬間ちょっと辛い。渋味は少な目、ちょっと苦みあり、
酸味が強め。いろいろ複雑な味も出てるんですけど強めの酸味で
打ち消し気味。93年にしては熟成感あり。
抜栓直後は甘いベリーっぽい香り、その後はアルコールの香りが来る。
なかなか上品な感じ。
AC HAUT-MEDOC の CRU BOURGEOIS です。
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CUVIEE ARISTIDE PAUILLAC 1992 2980円 ワイズリカー(小岩辺り)
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渋味は柔らか、やや甘みがああり、その上に酸味が強い。すなわち
フルーツ系若飲みっぽい味。結構厚味があって複雑な味も出てるんだけど
強めの酸味に打ち消されてしまう。
香りは若飲みの香り、ベリーっぽいのが僅かに出てる。
AC PAUILLAC、2980円…少々高くついたな、という感じ。
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CHATEAU PEYRE-LEBADE 1996 2280円 マイ(ン)マート(湯島)
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渋味・酸味・塩味系です。ST.JULIEN のワインに似てますが、
ややすっきりした感じです。口に入れた瞬間は重く感じますが、
喉の奥で味わうと何故かすっきり(というより軽く)感じます。
香りには渋味・苦みとかはあまり感じられませんが、アルコールの
香りが結構良い感じです。安っぽい薬品臭さはありません。
これは AC HAUT-MEDOC、CRU BOURGEOIS で、BARONS DE
ROTHSCHILD のものです。ちなみに LISTRAC MEDOC の表示が
あるので LISTRAC のものなんでしょうか。本で調べたら
LISTRAC は ST.JULIEN に似ているがやや早熟な傾向なんだ
そうです。
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CHATEAU LES GABATRRETS 1989 1980円 ワイズリカー(小岩辺り)
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さらっとしてます。渋味・苦みなし。ちょっとあますっぱい感じ。
香りは僅かながら鼻の奥をくすぐるものがあります。でも弱し。
なんか手抜きっぽくてすいません。AC BORDEAUX SUPERIEUR です。
89年のワインか〜と興味を持ったのですが、やはり満足はできないか。
前に読んだ本の一節が思い出されます。"幾ら寝かせても素晴らしい
ワインになる訳ではない、所詮クラスが違う。"以上。
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CHATEAU LATOUR 1985 24800円 やまや(新宿)
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やさしめの ST.EMILION みたいな感じ、というと一番分かりやすいと
いうか…渋味が僅か (分解されたってこと?) で苦みが残ってます。
柔らかくて、期待していた強さが無いのが残念。
香りも期待とは違って柔らかめでふわっとくる感じ。てっきり
強力な芳香が世界を支配するのかと思っていただけに…
AC PAUILLAC 1 級。でも僕的には残念賞、かも。
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CHATEAU CALON 1994 1980円 河内屋葛西店
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ぬーサンテミリオン風味。ちょっと苦くて甘み・酸味系。でもこれは
まだ甘み・渋味があっさりしているので飲みやすい方です。
香りはやはり強くて、ちょっと苦みばしった感じがいいです。
これを飲んでようやく MEDOC と ST.EMILION の違いが分かりました。
渋味! ST.EMILION 渋味がぜんぜん足りない。MEDOC のワインは渋味の
上品さがポイント(私的見解) なので、渋味のない ST.EMILION には
どうも馴染めなかったんですね。そういえば赤が好きになった理由も
この渋味も悪くないと思った事ですから、あの時もし ST.EMILION を
掴んでいたら…今のワイン好きな私はなかったかも知れません。
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BARONS DE ROTHSCHILD MEDOC 1995 1980円 河内屋葛西店
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バランス型のワインで、渋味がしっかりしていて強すぎないのが
いいです。渋味以外がちょっと弱いので、温度高めで飲むと少々
平板な感じになるかもしれません。もうちょっと厚味が欲しいところ。
香りはなんか弱いです。アルコールの香りは殆どしないし、葡萄の
香りはか細い。これを冷やして飲むと寂しい事になりそう。
これは AC MEDOCで、
PAUILLAC(AC PAUILLAC) の格下、
BARONS DE ROTHSCHILD (AC BORDEAUX) の格上ワインです。
PAUILLAC と比較して厚み・複雑さ・香りの点でかなり落ちます。
AC BORDEAUX と比較して渋味の感じがかなり上品です。PAUILLAC との
価格差 500円は質の差に大きく出ています。普段飲むには十分美味い
ですが 1980円、高いか安いか微妙な所です。
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CHATEAU GLORIA 1994 3980円 やまや(池袋西)
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まず塩味が強め。渋味は強めですが嫌味なほどではありません。
バランス型で落ち着いた感のある、上品な味。でも酔ってくると
もうちょっと輪郭がはっきりしていないとなぁと思う。
香りは最初に来る葡萄の香りは強くてちょっと香ばしい。
次に来るアルコール系の香りはやや弱めながら、葡萄の香りとの
組み合わせが素晴らしい。でも時間と共に弱くなってしまったような
気がする。
これは AC ST.JULIEN なのにとても人気があるワイン。
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CHATEAU TOUR DES CONBES 1995 1680円 やまや(新宿)
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かなり濃いです。どろりとしたよなコクで渋味は少々強めくらい。
酸味・甘みはちょっと弱い程度。でも、何か微妙に好みと違う。
果物の漬物のようなどこかしつこい酸っぱさみたいのがある。
香りは甘く苦みがかなり強い。アルコールの香りは薬のようで
開くのに時間がかかるのかな〜と思っていたらそのまま開花せず。
これは久しぶりの St.Emilion ../grand Cru。でもやはり好み似合わず
撃沈ムード。
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CHATEAU COUFRAN 1994 1980円 やまや(新宿)
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渋味が深くちょっと辛い感じの味。全く甘くないし、酸味も殆どない。
コクが深いという訳ではないが、酸味がないため全体としてずっしりした
感じ。
香りは味がそのまま出たという感じ。そこにアルコール系の香りが
付くんだけど、それが刺すような刺激が強くて、あまり好きになれない。
HAUT-MEDOC の CRU BOURGEOIS、パリの農産物コンクールのメダルもの。
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CHATEAU LAPIEY 1995 1980円 河内屋葛西店
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味は渋味・酸味のバランスがよく、厚みもそこそこで飲みやすい。
葡萄の香りはしっかりしているし、アルコール系の香りも柔らかく
広がりがあって非常に良い。飲む時ちょっと冷やしすぎて、抜栓時に
アルコール系の香りが出なかったのがちょっと悔やまれる。
これは HAUT-MEDOC の CRU BOUORGEOIS です。
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CHATEAU LACOUR JACQUET 1993 1580円 やまや(池袋西)
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渋味、塩み、コク系。ちょっと酢酸系のすっぱさを感じたような
気もする。果実っぽい酸味は弱いのでちょっと切れにかける感あり。
香りはまんま葡萄の香りって感じです。アルコールの感じが弱いので
広がりがないです。
AC HAUT-MEDOCで、何かメダル獲得もののようです。
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CHATEAU CITRAN 1994 2980円 やまや(池袋西)
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渋味は強すぎず、コクとのバランスも丁度いい。しっかりしてるけど
しつこくない程よさがあります。ちょっとミントっぽい感じがあります。
香りはバニラっぽさとミントっぽさがある。葡萄の香りって感じじゃ
ないような気がするが。
これは下のMOULINS DE CITRANの上位のワインです。
AC HAUT-MEDOCの CRU BOURGEOIS。こちらの方が落ち着いた感じです。
強いワイン好きの僕としては MOULIN DE CITRAN の方が好みかなぁ。
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MOULINS DE CITRAN 1996 1980円 やまや(池袋西)
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強い。初心者にはちょっと厳しい味。渋味が強く、少々エグみがある位。
やや辛め。でもこれがシビレる。果実的な味はほとんどありません。
香りは何か木の香りのような、バニラアイスのような感じ? その後ろに
アルコール系の広がりがありまして、かなりいい感じです。
これは AC HAUT-MEDOC。Ch. CITRAN のセカンドだそうです。
セカンドがこれなら Ch. CITRAN はかなり期待できます。次回挑戦予定。
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CHATEAU LA TOURETTE 1995 3280円 やまや(池袋西)
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結構しっかりした味。コク・渋味・塩みが主で、それに酸味が
程よく絡むという感じ。
香りは最初に花のようなちょっと甘い香り、次にくる弱いアルコール系の
香りがくる。前者の感じは味にも出ていて面白い。でも後者はあまり
よくない。
このワインは AC Pauillac。下に CH. Larose Trintaudon S.A. と
書いてある。ここのセカンドということでしょうか。
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CHATEAU LE BOSCQ 1994 2980円 やまや(池袋西)
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これまた若め。こちらは甘みはそれほどないですが、酸味と塩みが
ある。それと渋味が強い。まだぜんぜん出来上がっていないという感じ。
香りは最初に果実感というか、ぶどうの香りがして、それはすぐ
消える。その後のアルコール系の香りは弱いです。
これは AC St. Estephe の CRU BOURGEOIS でございましゅ。
やっぱ St. Estephe はもっと年数置いたほうがいいんでしょうか。
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LACOSTE-BORIE 1994 2980円 やまや(新宿)
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やはりまだ若いです。渋味が強くてちょっとエグみがある感じ。
重厚なんだけど若さが際立っていて、バランスが取れていないです。
1990年位のものならかなり美味しいんじゃないでしょうか。
香りもアルコール系の広がりがほとんどなく、まさに葡萄の香り。
でもいい香りですね。
これは AC Pauillac、Chateau ../grand-Puy-Lacoste (5級) の
セカンドワインです。
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CHATEAU MAISON BLANCHE 1995 1580円 河内屋葛西店
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不思議に複雑な味。渋味とコクは結構ある。酸味はややあり。甘みは
果実系の甘さじゃないような…これ以外に喉から鼻に抜けるいい味が
あります。これは何と表現していいやら分かりませんが、とりあえず
快感の範疇です。
香りは弱いです。最初葡萄の香りがして若さを感じましたが、
それが消えると殆ど香りなし。アルコールの広がりとかが感じられない?
1週間冷蔵庫に入れっぱなしで冷やしすぎで死んでしまったか?
こやつは MEDOCの CRU BOURGEOISです。
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PAUILLAC 1995 2480円 河内屋葛西店
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渋味・コクがしっかりしてます。ちょっとだけ酸味と甘みがあります。
このバランス素晴らしい。上品でいて深い。まだちょっとキツめの感も
ありますが、 95年ですから目をつむりましょう。
香りも上品で、しっとり落ち着いている。でももうちょっと力強さが
欲しい(これはわたくしの希望・好みの問題)。
これは AC Pauillac です。ラベルには下の
BARONS DE ROTHSCHILD
のマークが入っています。これは Ch. Lafite ROTHSCHILD の系統の
ドメーヌのようです。検索してみたらここのページがあったんですが
全部仏語、あえなく退散。仏語勉強しようかな…っと。
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CHATEAT DILLON 1995 1680円 やまや(池袋西)
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95年の割にそこそこ熟成感のある不思議な味。渋味少なく、
コク・甘みややあり、酸味がちょっと強め。それ以外にもいろいろ
複雑な味が出ている。
香りはやや弱めながら少々複雑な感じ。
RESERVE DE LA COMTESSEの
香りに似たものが僅かに出ている。またちょっと上品な広がりもあり絶妙。
こちらは HAUT-MEDOC の CRU BOURGEOIS。
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CHATEAU DE LAMARQUE 1995 1980円 やまや(池袋西)
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久しぶりにちょっと辛め。渋味はそんなにきつくなく、苦みも
ありません。ちょっとだけ甘さもある。コクあり。まだまだ若い
ワインだけど、そこそこ出来上がってきているかな。でも
もうちょっと寝かせるべきか。
香りは若さが鼻に付く感もありますが、なかなかです。
こいつは HAUT-MEDOCの CRU BOURGEOISです。結構お薦め。
案外いろんな所で売っているので、探して見てください。
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LA CHAPELLE DE LAFON-ROCHET 1993 1980円 やまや(池袋西)
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93年の割に若いワインの味。僕からすればデザートワインのよう。
キツくない程度の酸味と甘み、それと渋味が特徴。あとちょっと
塩辛い。コクとか粘りもあるんだけど、フルーツ感が前面に出すぎかな。
香りも若めの感じが強いけど、結構熟成された香りもする。
香りはかなりいいぞ。
これまたセカンドワインです。St. Estephe 4級の Ch. Lafon-Rochet。
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LES ALLEES DE CANTEMERLE 1993 1980円 やまや(池袋西)
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渋味がしっかりしていて、ほのかに甘い。苦みは感じず、酸味も
程よい。僕好みのワインでございます。
香りは最初ややコク・甘みを感じさせるんだけど、すぐに
消えて、その後はアルコールから来るふわっとした広がる香りに
変わったような気がします。
これは CHATEAU CANTEMERLE(HAUT-MEDOC, グランクリュ 5級)の
セカンドワインです。
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CHATEAU LYNCH-MOUSSAS 1995 3980円 やまや(池袋西)
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渋味が強くて、そこそこ厚味があるです。苦みはあまりない。
このクラスにしてはさっぱりした感じ(並みのワインと比べれば
濃いよ、当然)。味は
CHATEAU D'ARMAILHAC
と方向性が
似てるけど、こちらの方がやや劣るか? チーズと合わせたら
めっさ美味い。肉モノと合わせてもよかったです。
でも香りはちぃと弱めですね。つうか、柔らかい。香りの暴れん坊を
求める僕には少々残念。
これは Pauillac 5級です。
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RESERVE DE LA COMTESSE 1993 3980円 やまや(池袋西)
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恐ろしいほど濃厚な味である。酸味や渋味はややある程度。
このクラスのワインにしては苦みもごく僅か。なのに何だこのコクは。
重厚という以外の説明は要るまい。極上ダー。1口飲んで、5分間は
余韻に浸る事ができます。でももう少し切れがあった方がいいのかも。
香りもなんか味そのまんまですが、その真ん中を縫うように
ちょっとだけ刺激が走っている。豊かで広がりがあり、締まりがある。
極上ダー。
このワインは AC Pauillac、グラン・クリュ 2級、CH. PICHON
LONGUEVILLE COMTESSE DE LALANDE のセカンドワインです。
これ 1本ですでに 1つのディナーのようです。
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CHATEAU HAUT DE LA BECADE 1994 2560円 秋葉原デパート
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ちょっと寂しい味ですね。渋味と酸味はあるんですが、厚みが
ない、コクがない、甘さとかもありません。平板な味。
香りは結構いいんです。Pauillacらしい強い香りです。
ふわっと広がります。絶妙。
AC Pauillacです。
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CHATEAU BERTHAULT BRILLETTE 1994 1860円 某コンビニ(亀有)
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プールで思いっきり泳いだ後なんで、鼻水じゅるじゅるだし喉が
カルキで焼けてる。おかげで味が良く分からな〜い。せっかくの
AC MOULISなのにぃ。でもまさかコンビニ(というよりコミュニティ
ストア)に
コミューン
ものがあるとは…この店前に来た時は
BARONS DE ROTHSCHILD置いてたし。店長、只者じゃねぇな。
とりあえず味は穏やかな感じ。渋味はそこそこで、やや甘め。コクは
あまり強くないかな。強いワインが好きな人にはあまり向いてない
けど、たいていの人には美味しく感じるはず。
香りはちょっと弱め。ちょっとベリーっぽさがあるか。若飲みの
ワインのような感じがするが、気のせい?
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CHATEAU HAUT MILON 1995 2980円 やまや(池袋西)
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ん、辛い。口に入れると即、カッと来る。でもその後は程よい渋味と
案外コクが味わえる。でも、この辛さもちょっといいな。喉の奥に
いったん置いて辛さを楽しむのもまた良き哉。まあただ辛いだけじゃなくて
ベースがしっかりしているからいいんだろうなと思う。
もう少し寝かせてカドがとれたらどうなるのか? ちょっと興味あり。
香りも結構刺激的。攻撃型とでも言いますか、やさしさとか、膨らみ
とかより刺激が際立ちすぎな感がありますね。
これも AC Pauillacです。こっちは澱が少なめ。
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CHATEAU LES HAUTS DE PONTET 1994 2980円 やまや(池袋西)
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一口飲むと、まず酸味が強いと感じる。でも盃を重ねると酸味より
厚みの方が強く感じてくる。甘さ・苦みはなくて、酸味・渋味・厚みが
メイン。この酸味がもう少し弱ければ最高です。
香りはベリィないす。抜栓直後から香りの嵐。強めの香りで膨らみも
あるし、いいね、最高だね。
やっぱ Pauillacのワインはいい。この強さがいい。澱が多くて
びっくりしますが、強いワインの証みたいなもんです。OK、OK。
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CHATEAU BOUSSAN 1996 1380円 秋葉原デパート
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少々キツめの味。やや辛口。コクはあまりないが、口の奥のの方で
フワっと広がるような感あり。
香りは葡萄の強い香りはないが、鼻腔のの奥の方で広がる感じ。
味に出ているキツさは感じられまへん。
一応 MEDOCの CRU BOURGEOISです。SICHEL社のヤツです。それらしく
ちょっとキツめで、澱が多いです。
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CHATEAU BEAUMONT 1994 1980円 やまや(池袋西)
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何やこれ、わっ、美味。めっちゃ美味い。美味いわ〜。ニャ〜。
素晴らしいぃぃぃぃお味です。ちょっとだけ苦みあり。それ以外は
まるでグランクリュワインみたい。味は厚くてちょっと辛め?。
すこしだけピリッとくるような感じがある。葡萄の味をぎゅっと
閉じ込めたような密度の高い、要は濃いっていう味。
香りも味に優るとも劣らず。抜栓した時にすぐに強い香りが
攻めてくる。ちょっとだけスパイシーな感もあり。
こいつは HAUT-MEDOCの CRU BOURGEOIS。でも、CRU BOURGEOISの
中でもかなり良質のものと思われます。これで 1980円とは驚異的
コストパフォーマンスと言えましょう。
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CHATEAU DE GREZELS 1995 1680円 秋葉原デパート
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そこそこ厚味があり、かつフルーティ。といっても甘さが強いのではなく、
酸味方面です。酸味が味を締めていてよいです。あとは渋味が強め、若干
苦みもあります。裏ラベルにはミディアムボディと書いてありますが、
ミディアムでもややフルボディよりと感じました。
香りはちょっとベリーっぽい感じ? 柔らかく甘く酸味感があります。
このワインは CAHORSという所のものだそうです。知らない所なので
ちょっと調べてみます。
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CHATEAU HAUT-BERGEY 1992 1980円 やまや(池袋西)
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酸味が強過ぎですね。お陰でただ酸っぱいだけです。酸味以外はそれなり
なんですがねぇ…すっぱい。期待していただけに…ああ、すっぱい。
香りはそこそこです。そんなに酸味がありそな感じでもないし。
ソフトな GRAVESっぽい感じです。でも…すっぱい。
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CHATEAU PRIEURE LICHINE 1993 4980円 やまや(池袋西)
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最初に言っときますが、MARGAUXの ../grand CRU 4級です。
MARGAUXらしく(?)柔らかいです。St.Estepheとか Paulliacのような強い
苦みがなく、甘さ・酸味・渋味が程よくあります。それでいて厚みもあり、
なんていうか、幅が広いよな印象。口当たりがよいので、初心者歓迎って
感じです。St.Estepheとか Paulliacは敷居高めですからねぇ。
香りにも味の印象がでてます。Paulliacの
CHATEAU D'ARMAILHACのような
ブワ〜と来るような強さはありませんが、ほんのり〜とした感じで迫って
きます。
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CHATEAU PEYMARTIN 1995 2480円 やまや(池袋西)
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またまた渋味・苦み系なれど、ほのかに甘さ・酸味がある。甘さに関しては
ほんとに僅かな隠し味程度。酸味はややありという程度だけど、この酸味が
後味を程よくコントロールしていて良い。苦みは Paulliacや St.Estephe
あたりのワインより少なめで飲みやすい。それでいて厚みがあるのはまさに
絶品。
香りはこの味にしてはちょっと弱いような気がする。苦み感がちょっと
強めに出ている感もあり。
このワインはやまやで AC SAINT-JULIENの一番安価なものを選んだ
結果入手する事になったのですが、"当たり"でした。 AC SAINT-JULIENは
他のコミューンに比べて品薄だったり価格もちょっと高めだったりして
入手し難い感があります。
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CHATEAU VICTORIA 1995 1980円 やまや(池袋西)
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これまた味は渋味・苦み系。甘さは一切なしといったところ。
苦みはそこそこなので、後味は悪くありません。しかし、ブドウの味
というか、ワイン本来の味がちょっと弱めなような気がする。
香りはちょっと苦みが出ている感じ。でも若干弱めか?
全体的に下のFRANK PHELANと似てますが、ちょっと
弱めといったところか。
このワインは HAUT-MEDOCの CRU BOURGEOISです。
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FRANK PHELAN 1994 1980円 やまや(新宿)
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味は渋味・苦み系で、BARONS DE ROTHSCHILD に
似た感じ。でも苦みが
ちょっと弱めなので、こっちの方が飲みやすい。ともかく濃い目で
美味しいです。
香りはちょっと苦みが出ている感じ。でも香りはかなり強く、いい感じです。
どうも ../grand CRUを飲んでからというものコミューン ACものを飲みたくて
しようがないという感じです。お金かかるっす。
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LAROSE SAINT LAURENT 1996 1580円 やまや(新宿)
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う〜ん、いまいち。僕的に混ぜものしてる(→カベルネソヴィニョンだけじゃない)
って感じです。甘さとか酸味とかはあまりなく、渋味も少なめ。コクというより
なんかぬめりがあるような感じ。いまいち締まりがない。飲むとお腹の中が
重たくなるような気がします。
香りもメルロ? ちょっと違うか…味同様重たさというか、ぬめりを
感じます。
これは AC HAUT-MEDOCなんです。でもハズレっぽい。最近 HAUT-MEDOCで
ハズレを引く確率が高いなぁ。なんか鬼門。
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CHATEAU D'ARMAILHAC 1992 4980円 やまや(池袋西)
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ようやく初 MEDOC ../grand CRUを飲む事ができる身分になりました。男 29才、
トシちゃんより 4才ほど年食ってますが。
まず色が深いですね。 6年エイジングしてるのでもう煉瓦色っぽく
なってるんじゃないかと思ったんですが、まだかなり深い紫色してます。
飲んでみても、まだまだ若めの印象。甘みとか酸味はあまりない。コクも
それほどでもない。でも…なんて言えばいいの? 味が厚い。それでいて
舌の上で転がすと滑らか。渋味と若干の苦みはあるけど、後にあまり
残らないので良い感じ。
香りも強いですね。解りやすいっちゅうねん。
これはポイヤックの ../grand CRU 5級です。ポイヤックというと下の
BARONS DE ROTHSCHILD
と同村です。それだけに味の方向は同じですが、
味の深さとか滑らかさとか、飲んだ後の余韻が違いますね。でも、
5000円近く出すまでの価値があるかは疑問…かな?
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BARONS DE ROTHSCHILD 1995 1680円 マイ(ン)マート(湯島)
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このワインはどちらかというと重み重視。甘さとか酸味とか、果実感系の
味ではなく、コク・渋味が中心。厚い。で、ちょっとエグみというか、苦みが
強い。この苦みが後味に強く出るので、後味・余韻に浸るのはキビしめ。
香りは結構良いぞ。強め。甘さは感じさせない。厚みを感じさせる。
このワインは ACボルドーなんだけど、生産地は Pauillac(ポイヤック)
になってる。普通はAppellation Pauillac Controleeの表示になるんだが、
そうしていないところを見ると Pauillacの AC基準を満たしてないんで
しょうかね。ちと疑問。
ちなみに後日、秋葉原デパートでも売っていて、1480円で買えた事が
判明。ちょっとショック。
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CHATEAU CARDAN 1996 1280円 ワイズリカー(小岩辺り)
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せーの、酸味が強くて甘みとかコクがほとんどない渋味はちょっとある。
この結果前面に酸味が出すぎて、他の味がその後ろに隠れちゃったような
印象。この感じはちょっと
CHATEAU DE CANTERRANE
に通ずるものもあるが、
こちらはちょっと失敗作かな? カベルネソヴィニョン 40%、メルロ 35%で
こんな味になるとは思えないんだけど…
香りはわりと普通のワインです。ちょっとメルロの香りが強めに出ている
感じ。味と香りがなんかアンバラァ〜ンス。
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CHATEAU LES HAUTES DE PEZ 1995 1680円 やまや(池袋西)
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う〜ん、酸味・甘み・渋味それぞれが独立していまいち調和していない感じ。
でもそれぞれが僕的に程よい位なのでまあいいかなってところ。
久しぶりにコク・渋味が強くってうれしい。
香りは厚みがあります。果実感とかじゃなくてコクあるよ〜って感じ。
でも期待したよりちょっと弱め。もう少し強くてもいいんじゃないかな?
これは ST.ESTEPHEの CRU BOURGEOIS。ここのワインは男性的で強い
という風聞があるが、まさにその通り。そのため 10年位は置かないと
本来の味をあじわえないと言われています。
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CHATEAU LES HAUTES TUILERIES 1995 1980円 ワイズリカー(小岩辺り)
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甘さを予想していたんだけど、口に入れてみるとそんなに甘く感じない。
甘いのは甘いんだけど、奥の方に甘さを感じるような…どうやら酸味と苦み?が
甘さを上手くコントロールしてるようです。よって甘さが抜けた後、
ちょっと刺激の強めの苦みが残ります。なんか鉛筆の芯のような苦み。
香りはまあ普通というか、甘さを感じさせる程度で特筆すべき事もなし。
このワインはボルドーの POMEROL という地方のワイン。メルロ主体の
ワインを作る所だそうです。
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CHATEAU VIEUX-GEORGET 1996 1680円 河内屋葛西店
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飲むとまず酸味・甘みがピンときます。渋味はあまり無く、酸味が
ひいた後にちょっとだけ感じられる程度。コクはそこそこ。どちらかと
いえばフレッシュ路線で飲みやすいタイプだけど、酸味が強めってところ。
しかしこの値段にしては、ちょっと安物っぽい味のような気もするが…
酸味の強さは香りにも感じられ、ちょっと刺激が強い。でも結構良い香り
がします。
このワインは有機栽培した葡萄を使用しているそうです。また、1997年の
パリの農産物コンクールの受賞作品だそうで。
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CHATEAU D'ARVIGNY 1996 1780円 マイ(ン)マート(湯島)
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味はバランスが良くて文句無し。甘さよりも酸味・渋味がやや強め
なのが僕好み。ただ、その酸味と渋味が後味で強く出ているので、
ちょっと舌に刺すような刺激が残る。これはちょっといただけない感じ。
香りはまず果実感がいっぱいに広がってくるのがいい。その後からくる
控えめな甘さも良い感じです。
このワインは HAUT-MEDOCの CRU BOURGEOIS。 HAUT-MEDOCというと
やや高級な印象があります。
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CHATEAU LACOMBE NOAILLAC 1996 1980円 ワイズリカー(小岩辺り)
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久々の大当たり。やはり MEDOC の CRU BOURGEOIS は期待通りの味。
ちゃんとカベルネソーヴィニョンの味がする。やはりこの味だ。
甘さ・渋味・酸味・コクのバランスがいい。厚みもある。ああ、至福。
贅沢を言わせてもらえば、もう少し酸味が効くと味が引き締まるのだが。
香りも良い。これにはメルロは入っていないか、少量しか混ぜてないらしく
甘い香りはやや弱め。でもカベルネ独特の力強さがある香り。
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CHATEAU LA CLIDE 1995 2480円 ワイズリカー(小岩辺り)
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初めてのグラン・クリュ。でもサンテミリオン。本当はメドックのに
したいけど、5000円位してしまう…ああ、貧乏は辛い。
味は…甘め、酸味がちょっと欲しい、渋味はかなり強め、コクは丁度いい。
特に甘みと渋味の強さはびっくりするくらい。でもこの甘みはそんなに
悪い気はしない。すぐに抜けるから。年数的にまだ若いワインなのでまだ
荒々しさがあるような…年数おいたら落ち着いてもっとよくなるのかな。
香りは、やはりメルロ主体のちょっと甘めの香りがないすですな。
でも甘さだけじゃなく、何か芯にあるような感じ。何だろう?
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CHATEAU TOURTEAU 1995 1700円 秋葉原デパート
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なんか面白い味がします。最初はちょっとした甘さや渋味、強めの酸味が
して、後でスカっと抜けてさっぱりする。酸味が強いせいか? アルコール
度数が高目のせいか? お陰で後味をあまり楽しめないので、ワインの王道とは
方向性が違う感じ。でもこういうのもありかな。
味に酸味があるわりに、香りはそんなにツンと来るわけでもなく、そこそこ。
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CHATEAU LA GRAVE PRADEAU 1997 1380円 山田酒販
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そこそこ良い味。甘さは控えめで、コク、渋味、酸味はいいバランス。
もうちょっと甘さがあったほうがいいかも。
香りは良いですね。そこはかとなく甘さがあり、ふぅっと良い香りが
鼻腔に入ってきます。評価では結構いけるにしてありますが、セボンにしても
いいか…ギリギリくらいです。
このワインはパリのコンクールのメダル受賞ものです。これまで 1997年ものは
外れが多かったんだけど、これは結構良い感じ。久しぶりに旨いワインに
あたったよ。よかったよかった。
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BARON DE REYSSON 1995 1680円 山田酒販
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なんじゃこりゃぁ! HAUT-MEDOC のくせに全然らしくない味。CHATEAU JULIA
に近いような味。普通 HAUT-MEDOC のはカベルネ系の味がするんだが…
香りもほとんどしない。別段冷やし過ぎたわけじゃないのだが。
このワインは何か変だ。ラベルには CRU BOURGEOIS の表示はないのに
コルクには CRU BOURGEOIS と表示してある。もしかしたら詰め替えられてるかも。
現在輸入元のメルシャンに問い合わせ中。
→問い合わせの結果、元詰め業者のシャトーレイソン社がコルクを間違えた
との回答。(シャトーレイソン社はメルシャンが買収しているらしい)
元詰め業者がコルクを間違えるなんざ、あっていいのか? そんなん、
信用なくすぜ。品質管理なってないよ。
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CORDIER MEDOC 1996 1200円 ワイズリカー(小岩辺り)
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カベルネ系の味ですな。甘さは控えめでコクと渋味がやや強め。でも
その渋味がちょっとキツイというか、刺々しい感じでちょっと引っかかる。
もう少し年数を置きたいところか?
香りはちょっと弱め。そしてちょっとアルコール臭さが鼻に付き過ぎる
ような気がする。
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CHATEAU LAVILLE BERTROU 199? 1280円 河内屋葛西店
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これも結構果実系の味で、酸味とそこはかとない甘みがある。言い換えれば
コクはあまり感じないって事です。渋味は程よい程度か。
香りは…冷やし過ぎというより冷え過ぎて良く分かりませんでした。外に出して
おいただけなのに。でもちょっと弱めだったように思います。
ちなみにこのワインのラベルにはヴィンテージが書いてありませんでした。
1997 年ものと予想してますがどうでしょうか。
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CHATEAU LA BARDE 1996 1480円 河内屋葛西店
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飲んでみると、酸味がちょっと強い、果実感系の味。でもそんなに甘さは
なくて、ちょっとした奥深さ (コク) を感じる。また、渋味もやや強く出ている。
香りは、酸味は若干強い程度で、香りのバランスを崩すことはない程度。
カベルネ系の香り(多分)がよく出ていていい感じ。
このワインは 1998年のパリのコンクールのブロンズメダル受賞作のようです。
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CHATEAU JULIA 1995 990円 山田酒販
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やや果実感がある味で、やや深みがある。甘さはあまりない。
香りはやや特殊で、なんとなく…豆の香り? がするような感じ。裏ラベルに
やや土の香りが…という記述がある。どうやら使っているブドウの癖らしい。
ネグレットというブドウを使用しているそうで、この品種は初耳。
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CHATEAU TROUSSAS 1996 1500円 ワイズリカー(小岩辺り)
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味はコク・渋味・酸味のバランスが良く、なんとも上品。若めのせいか
やや渋味が強めな感じ。もう少しねかせたらもっと良くなるんだろうなぁ。
香りもなんか上品な感じ。でももうちょっと強めに出ているほうが僕好み
なんだが…
このワインは MEDOC のブルジョワ級。この味なら 1500円は安い!
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MOULIN D'ISSAN 1995 1480円 河内屋葛西店
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味は、渋味・酸味が中心。コク感がなく、薄っぺらい印象を受けた。
香りも酸味感がある程度で、淡白な? 感じ。香りはまあこんなもんかと
思えなくはないが、味は…あんまり美味しくないにょ〜ん。
これもボルドーシュペリュール地方のワイン。下の CHATEAU L'ESART と
似たような味を期待したんだけど、こぉりゃ期待外れ。Ouch!
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CHATEAU L'ESART 1996 1480円 秋葉原デパート
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味は、渋味・甘み・酸味、味すべてが強い…というより、やや強すぎか?
ただ酸味がやや強めなので、なんとかまとまっているという感じを受ける。
香りもちょっと強めにでていて、その中でも酸味が強い印象。
これはボルドーシュペリュール地方のワイン。この地方のワインは結構
出回っているので、興味があったら探してみてちょう。
ちなみにこれも何かのコンクール受賞ものらしい。
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CHATEAU HAUT-BANA 1993 1380円 河内屋葛西店
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これもメドックのワイン。1993年ものなので、それなりに熟成した味を
期待したんだけど、それほど熟成感はなし。まだちょっと若めで、残念。
でも味は強く深いので、十分満足できる。香りはまあまあ…ちょっと冷やし
過ぎたらしく、ちょっと分かりにくかった。まあ、標準的な MEDOCという
ところかなぁ。
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CHATEAU CANTELOUP 1994 1480円 山田酒販
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メドックのワインということで購入。結構親切なことに葡萄のブレンド比率が
書いてあるのがうれしい。味はちょっと甘め。メルロ 45%だからねぇ。
ちなみにカベルネソヴィニョンは 50%、カベルネフランが 5%入っている。
もうちょっと切れがあれば良い感じかも。香りは、厚み・甘みが程よく
入り交じって非常に良い。ちなみに、ラベルにブルジョア級と書いてある。
なんか良いものらしい。意味は良く分からないけど。
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LES CLES DE CLEMENT V 1995 1480円 河内屋葛西店
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初めて GRAVES のワインを飲んでみる。太い。濃い。強い香り。期待以上。
GRAVES は MEDOC と同系、カベルネソヴィニョンを使った強いワインが
多い。ディスカウントではあまり GALVES ワインを見ることがない。なぜ?
こんなにおいしいのに。
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MOUTOM CADET 1996 1250円 吉池(御徒町)
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これはディスカウントで 1500円程度で売られているもの。結構安めの値段設定
なので購入した。味は、まあ普通のボルドーって感じ。コク・渋味があって厚めの
飲みごたえ。しかしいまいち締まりがないか? 何かこう、足りないっていうか…
香りもまあまあ。特筆することもないかなぁ。
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CHATEAU SAINT-GO 1992 1680円 秋葉原デパート
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これは久しぶりに好みの味だ。ちゃんと渋味とコクと酸味と甘さのバランスが
取れている。香りにはメルロの感じが強く出ていて非常に良い感じ。
でもこれ、6 年目だからそろそろ熟成していてもいいはずなんだけど…
まだ若いワインの味に近い。色もまだ紫が深い感じ。まあ、旨いからいいか。
ちなみにこれもマコンでメダルを受賞したワインだそうだ。
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CHATEAU MAYNE_VIEIL 1994 1380円 河内屋葛西店
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これも甘い。しかし、その中にもわずかに渋味がある。しかし…バランスが
悪いような…。裏ラベルを見てみると、やはりメルローの文字。カベルネ
ソーヴィニョンも入っているけど、たったの 10%。それ以外はメルロー 90%。
もう少し酸味でしめた方がいいかな? それと渋味ももう少々あった方がいい。
一応フルボディの表示があるとおり、厚みのある味。厚い甘みということね。
香りは甘く強め。この香りは結構好み。メルローは甘いいい香りがするんだけど、
味はあまり好きになれないにゃあ。
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CHATEAU DE CANTERRANE 1991 2100円 秋葉原デパート
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これはどちらかといえば軽い方のワインでしょう。コクや酸味は程々でバランスが
いい。渋味は分解されて旨さに変わっていて、非常に複雑な味を出している。
香りも味と同じく複雑なもの。でもなんていうか…すごく良い香り。言葉で表現
できない私のボキャブラリの無さが悲しい。
もうこれくらいの年数をおくと、ワインの色は深い紫から赤茶けた煉瓦色に
変わってくる。この色になっているワインをこの値段で手にできたら、それは
とてもラッキー。長期熟成型のワイン本来の味が堪能できるからだ。保存さえ
しっかりされていればそのすばらしい味を堪能できるはず。
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CHATEAU PONT_VINCENT 1995 1180円 河内屋葛西店
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甘い。酸味・渋味・コクはあまり無く、甘さが前面にでている感じ。どうやら
メルロー種を使うとこういう味になるらしい。こういうワインもありだけど、
できればもう少し酸味があるとバランスが良いのでは? と思う。私的には
甘すぎで…一本飲んだらちょっと気分が悪くなってしまった。
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CHATEAU HOURBANON 1994 1580円 河内屋葛西店
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メドックの重口ということで、全体的に重厚な味わい。際立っているのは渋味で、
やや酸味も強め、コク的にはもう少し濃い方が僕好み。飲むときに冷やし過ぎた
せいか、あまり濃厚な香りはせず、酸味基調の香りがした。
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CHATEAU PRE-VIDEAU 1994 1580円 秋葉原デパート
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こういうワインを辛口って言うんでしょうか。全体的に味が濃い目です。
一番強いのは渋味で、コクはやや控えめ。香りは強く、最初は酸味を感じさせ
徐々にコク深い香りになってくる。マコン地方でメダルを受賞したワインだけあって
いいワインです。
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CARVET RESERVE 1995 1380円 マイ(ン)マート
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香りにコクを感じさせるが、味はバランス型。もう少しコクがあると僕好み。
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MICHEL LYNCH 1995 1480円 山田酒販
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新鮮な香りがする。酸味・渋味がやや多いため、あまり厚味を感じない。
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BORDEAUX SELECTION 1996 1280円 山田酒販
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味・香りとも強烈というか荒々しい感じ。ボルドー好きなら飲めるか?
僕はボルドー好きなので、よく飲みます。
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COTES DU RHONE 1995 1380円 山田酒販
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香り・味ともフレッシュ。一度苺と合わせて飲んだところ
とても幸せな気分になれました。
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BOURGOGNE PINOT NOIR 1996 1180円 秋葉原デパート
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ピノノワールのしっかりした味。ボルドー好きとしてはコク不足に不満?
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