仏旗 フランス 赤
笑顔 GEVREY CHAMBERTIN(PierreBouree) 1996 3480円 カーブドリラックス
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 最初のひと嗅ぎで感じるのはブルゴーニュらしい苺のキュートな香り、
果実的な甘さのその裏からは、しっかりとバニラの甘さがバックアップ。
そして一息ついてもう一度嗅いでみると、これまたブルゴーニュの神髄、
獣皮のごとき香り。これがやや熟成も思わせる刺激を伴い、強く出てくる。
以上の香りの刺激と密度のためか、アルコールの感じがいまいちピンと
来ない。それ位に香りのボリュームと密度がある。
 味はやはり果実的な酸が、甘さが中心。思わず口がキュっとすぼまって
しまう、この酸の豊かさよ。そして渋味はまだ朽ちていず、これもかなりの
高密度。といっても舌がカサつくとかいう事も無く、一瞬刺激がきて、
次にモゴモゴ感が舌の上で広がるだけ。嫌な感じは全く無い。ネバリも
塩味も程よくあり、味覚要素は一揃い揃っていつつ高密度。時間経過で
こなれて来ると、刺激がずいぶんと和らぎ口当たりが優しくなる。これに
ともないチェリーや酸味系コーヒーの様な感じの味に変化。同時に塩味が
目立ってくる。
 GEVREY-CHAMBERTIN というとブルゴーニュ一のタンニンという評が
真っ先に浮かぶのですが、私的には果実、特に酸が印象にありますね。
飲んだのが偶然そういうものだっただけかもしれませんけどね。
ちなみにポイントセール等々で 2000円を切って購入しているハズです。

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