フランス
COTE DU RHONE ROUGE (LE CLOS DU CAILLOU) 1998 1980円 ○○(Web 通販)ものごっつ凝縮してます。果実アロマがもう抜群に強いです。酸を思わせる
ツンとした感じ、アルコールもかなり出てます。これらが総合してケモノやら
スパイスやら表現されるのかなと思ったりします。香りのボリュームが大きくて
わざわざグラスに近づく必要がありません。ものごっつ香ります。
果実系甘み酸味がやや強め、渋味は舌をカサつかせる位の強さ。アルコールが
強く出ている。これらが口に入ってから舌上を滑り、喉に吸い込まれるまでに
順繰りに、強烈に刺激を残して行くとですよ。濃厚で刺激的。その間、ずっと
目はぎゅっとつむってしまいます。刺激的すぎて。序盤はこんな感じなのですが、
1〜1.5時間位経過すると刺激も収まり、そこへコーヒー系の旨味がひょっこり
顔を出す訳です。これがまた不思議と果実味とピタリはまるんですよ。ワインは
不思議な飲み物だと思わずにいられません。
成分比率は甘:酸:塩:渋:旨 = 4:5:3:4:4 位。
AC COTE DU RHONE、VIEILLES VIGNES (古木の意)、NON FILTRE。
売り文句には CHATEAUNEUF DU PAPE 付近の産だそうで。ラベルを見ても
いかにも美味そうな風格。飲んだ後には多量の澱。フルーティなだけの南仏では
ありません。おのれ、○○、またしても良いワインじゃねぇか。仕事さえショボく
なきゃ、絶対支持で紹介するのだが。