DVD レコーダを買ったため、古いビデオの整理などしていたら、ついでに部屋の片付けに発展してしまった。そんな感じで部屋の中をいるものといらないものに分けていたら、会社入ったばかりの時に使った地図が出てきた。あの頃はまだ原付に乗っていて、23歳で、数日のテント生活も苦にならない (いや、正確には苦になるのだが、我慢できた) 体力があった。そうか、もうあれから10年以上が過ぎたのか。
そんな感慨と共に地図を開いてみると、御宿のところでとんでもないモノを見つけた。当時はまだテキーラの味もタコスの味も知らなかった頃で、デスペラードも観ていなかった頃で、メキシコと俺が一体化していなかった頃だったから、気付きもしなかったんだろう。だが今の俺には、この文字が地図から浮かんで来るように見えた。
これは行かざるを得ない。俺は即決心した。
翌日俺はバイクに跨っていた。時間は 9:30。多分到着は昼過ぎだろう。道は調査済みだ。あとはただ走るのみだ。
しかしこれが大渋滞。千葉県の道路設計は本当に腐っているとしか表現できない。踏み切りには信号も橋もないし、右折レーンはないし、自然渋滞が当たり前の様に起こっている。これが首都圏だなんて誰が信じられようか。そんな文句を思い浮かべながら走っていると、突然辺りの気温が下がった。俺は海が近い事を感じ取った。
そしてさらに走る事数分、ようやく目的地に到着した。
後はただひたすら、堪能するとしようじゃないか。
入り口で出迎える注意書き。汚したりしたら、俺が罰する。もしくはハッスル。
そしてこれが、メキシコ塔だ。
でも別にメキシコテイストがあるでもなし、何の変哲もない塔だ。
まあその、別段面白かった訳ではないが、海は綺麗だったし、久しぶりのバイク旅行だったし、まあいいかといったところだ。みやげも一応あるし。
帰ると中に遭った激しい雨。
雲行きが怪しくなってきたと思ったら即大粒の雨が降ってきた。
これがまた痛いんだ。でも降り始めてすぐに雨宿りポイントを発見し、事なきを得た。
これはその雨宿り中の画像。大き過ぎて写真に写る雨粒が憎い。
そしてさらに走る事数分、ようやく目的地に到着した。
そしてこれがもう一つのみやげ
日焼け止めが必要だった事は、走っている途中既に気付いていたんだが。
10数年前は原付で、泊りがけで行ったところへ、今は日帰りで行けてしまうこの手軽さ。海には入るならお泊りセットを持っていくところだが、まあいいや。ボディボードを持っていければ入るんだがなー。
しかし外海は綺麗だ。海は爽快だ。機会があれば、また行きたいと思う。
…しまった、本心は top 画像取る事だったんだ。イマイチ使えない画像ばっかだな。困ったよ。