HELLSING だけしか持っていなかったので雑言のトコに書いた平野耕太に付いてですが、毛一冊(もう一冊と読んで欲しい、いやさ、変換ばか)手に入れたので、その紹介と共に独立させて汚行(おこう)と思った訳でございまする。もうほんとに変換馬鹿。
存在意義的には作品紹介と感想文になりそうです。
ちなみに連番で付けてきたファイル名、何故か"13"だったりして、内容と合っているやら・いないやら。はたしてこの項の先行きや如何といったカンジです。
獲物と首実検
HELLSING(1〜4巻、現在進行中)
なんとテレビアニメ化されてしまうらしい (2001/10〜)
TV シリーズ最終話の specia issue(下の文、TV 観てないと解らんすね。スマソ)
オチが弱い。故にシリーズを通して駄作と認定。
TV シリーズを通して言いたい放題
- 豪華声優陣を起用。(らしい。ワタシャ良く知らん)
- 深夜とはいえ、ココまでやっていいのか、という過激な闘争シーン
- ある意味本編より本物らしい、感動の予告編
ヤンボー、ルークの天気予報、秘宝館、GO WILD、チリ紙ウォルター。主要キャラクタを総なめにギャグ炸裂(アーカードは声だけ)
- 本編はマジメ、予告はギャク路線とキッチリした分担が個人的に好印象
- オリジナルキャラクタの登場で新しい展開に期待集中
- あの名場面、バレンタイン兄弟との対決をほぼ忠実に描写
- 当主継承の場面 (MASTER of MONSTER) は原作より良い仕上がりに
- インテグラ−アーカード & 婦警の主従関係が改定されているが、本来そういうモノなんだろーな、と納得(嫌う人も多いけど)
- あの chip の外見に最後の抵抗の痕が伺える。カギ十字に鷹の紋章。その差すものは?
- サブタイトルはゲーム名、という法則を崩してしまった。なら、何かで統一しておくという手もあったのでは?
- 婦警がダメ。全然別モノ。あんな風にしなくてもそれなりに数字は取れるさね。女の子を主人公(風)に据えたいのは分るが、あれじゃダメ。どうせ主人公級に据えるなら、飲血を最後の方に伸ばして、最後の決戦のキーに据える位しても良いと思うのだが、どうか。
- 13課の存在意義なし。いっそカットしても良い位だが、アンデルセンを望む声は無視できなかったのだろうか。がしかし出したはいいが闘争描写はいま一つ、最終話でも闘争シーンを見つめるだけの存在。この結果を見て、どうだね?
- 宇宙人が弱い。存在として弱い。突然出て来て、死んでいった。ただそれだけ。せめてもう少し伏線を張っておく必要がある。後半かなりグダグダになっていたんだから、もっと宇宙人を掘り下げるのに時間を使えば、もっと違う仕上がりになっただろう。
- 結局結論出せず。原作が終わっていないのだから、仕方ないか。しかしせっかくオリジナル展開したんだから、何か結果を出してもよかったんじゃない?
- 結局謎のままで終わるなら、"黒いカゲの人" を出してもよかったかもね。
- 人間関係にかなり変更が入っている。特にインテグラはドライな印象。これがお寒い主従関係を強調している。アーカードがインテグラに従っているのはヘルシング家当主だから、というのが TV での印象。でも原作ではそれ以外の要素も表現されているだけに、キャラクタ関係が弱くなってしまっている。ただ、TV の関係に納得はしている。
- エンディングテーマの shine は、吸血鬼だし shine でいいか、という単純な感じがするね。または製作者の中に MR.BIG ファンがいたのか、堂本兄弟に出ているポールギルバートへのあてつけか。まあ、解散間近のバンドなんで、そのすさみ加減を利用したというのなら、なかなかウィットに富んだチョイスといえなくはない。しかしイギリスが舞台なんだから、イギリス出身のバンドを起用する位の気遣いが欲しかった。曲調が思いっきりアメリカンテイストで、お世辞にも合っているとは言い難い。
発行元 |
少年が放射(少年画報社) |
発行年 |
1998〜 |
主内容 |
バレンタインブラザースの日常をコミカルに描くゆかいまんが。この世は人生紙風船、犬に噛まれて燃やされて、ついにこの身は朽果てぬ。打ち捨てられてさまよって、着いた先はペンギン村。ふと出た言葉はサレンダー、って感じ。嘘ですけどね。
吸血鬼です。イギリスです。そしてメガネメンです。こっちはホント。 |
我思う |
細かいところをつつけば色々難点も見出せるが、とりあえず一読してみればその魅力が解るハズ。勢いという点では私の知っている中でも突出している。30男が終電で帰ってきた時ふと手にとって、そのまま読み終えてしまい、気付けば 2:00, AM、という様な希有な存在。面白さ、とはまた別のモノを感じる。この引き込まれ具合は何だろう。ひょっとして、これって愛かしら。 |
作風は |
現代、架空、オカルティック、宗教、バイオレンス、そして乳。 |
大同人物語(1巻のみ? 2巻という言葉も出ているが…)
発行元 |
ワニブックス |
発行年 |
1998〜? |
主内容 |
天正十年、群雄割拠するこの日本にまた新たな歴史が刻まれる。天下の右大臣となり覇権を握った織田信長に、弓引く男が現れる。己が野望を満たすため、己が運命を切り開くため。その者の名は明智光秀。己が武運と知略を信じ男は立ちあがった。そしてその凶刃は新しい時代のうねりをつくる。歴史はかくもまた動き出す。…これも嘘です。
同人誌、オタク、復讐。これホント。 |
我思う |
HELLSING と比べるとなんとなく勢いに欠けます。流れにムラがあるというか。また同人誌に知識がないと楽しめないのではないかな。そっち系の経験があればムフっと来るのかもしれない。そういった点でマニア向けな印象。その点では私は残念ながら、でした。 |
作風は |
現代、やや現実的、青臭い漢風味。そしてロールケーキ。 |
同人誌諸冊
高くて買えるか、ボケ〜 (某店にて、心の叫び)。某書のとおり、バブルですね。手が出ませんでした。