台湾のカツラを憎む同朋が、議員の憎きカツラを奪って逮捕されたらしい。 解る。 日本にも居るだろう、議員のクセに安いカツラを付けて、 我が物顔で闊歩している輩が。私はそんな輩を見るたびに、 投げナイフでカツラを貫き、バーの壁にでも串刺しにしてやりたい。 そんな思いに駆られる。 そう言えば、フランス革命の情景を描いたドラクロア作 "自由の女神" では、 中心の女性が、ルイ 13世から剥ぎ取ったカツラを高々と掲げていた。 権力のカツラの下に豪勢なカツラ三昧の生活を送っている者は、いずれ ギロチンにかけられ、カツラごと頭を飛ばされる、そういうものなのだ。 いいじゃないか。カツラなんてある意味公然わいせつよりも罪な事だ。 むしろ剥ぎ取ってやるのが人の道ってもんだ。 逮捕するなんて、少々横暴過ぎやしないか。権力の過剰行使ではないか。 人にはカツラを剥ぎ取る権利があってもいい。そう思う。 人民にカツラを剥ぎ取る権利を! |
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