about : ロイヤル・ガード

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そういえば昔聞いた事がある。イキそうになった時、
キンタマをきゅっと引っ張るとイかないと。

皇族の男子たるもの、精をおそろかにはできない。
だがだからといって、そこかしこに精を蒔く訳にもいかない。
夜な夜な忍んで夜這ってしまって、うっかりご懐妊なんて
事になったら一大事。一夜の過ちが未来の天皇誕生日のメモリアルに。

そう思うと、皇太子として生まれてしまった身には、私達の
思いもつかない、精との過酷な戦いが待っているのではないか?

そりゃあもううっかり女の子に一目惚れたりしない様、同じクラスの
女子には黒子の頭巾を被せたり。突然の告白なんかされない様に、
身の回りはガードマンが常時警護。近寄る女子は皆返り討ちだ。

お年頃になればそれはもう大変。うっかりエロ本を買ってしまったり、
レンタルビデオ屋でエロ dvd を借りちゃったりしたとしたらどうなるか?
そんな所を写真週刊誌なんかに激写されちゃったりしたら大事だ。
そりゃあもう、近所の本屋やビデオ屋には、この人注意の張り紙が
張り出されたり、パッケージを良く見て見ると "18歳未満及び
皇太子の方には販売できません" と書かれていたりするのだろう。

そればかりか、辛抱堪らなくなって性風俗のお店なんかに入ったり
してしまったらどうするか? 不測の事態に陥らないか常時監視。
そしてうっかり出してしまいそうになった時は、ガードマンが
現場へ踏み込んで、キンタマをきゅっと引っ張るに違いない。

そういったガードマンの献身的な仕事によって、高貴な精は
常に守られているに違いない。
−以上−

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