about : 必殺仕事人III

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必殺仕事人、1980年代にテレビ朝日系列で放映された時代劇で、
怨みつらみを金で解決してくれるという、文字で書くと少々
歪んだ裏家業をテーマにしている。ただそこは時代劇。さすがに
やくざまがいの家業とならない様、聞けば人情紙風船的な要素を
織り交ぜつつ展開します。

また、その殺陣にも趣向を凝らし、刀で切りつける以外にも
  • 古今亭志ん朝の催眠術
  • ひかる一平のバズーカ砲
  • 和田アキ子の撲殺
等々、殺陣と呼んでいいかどうか判断に迷う新しさも売りでした。

そんな必殺仕事人をモチーフにしたパチンコ台も出ています。
これがなかなかの hit 商品らしく、既に III まで出ています。

私はたいして打ってはいないのですが、何度か打ってみた事があります。
これがまた、面白くて。

面白いのに何故大して打っていないのか? と疑問に思うかもしれませんが、
それはそれ、どうも勝てないので。

勝てないのに面白いパチンコ? それって演出が面白いって事?
という疑問については、一部 yes! と答えましょう。
そして、このパチンコ台の本当の楽しみ方をお教えしましょう。


このパチンコ台を楽しむには、隣の人選びが重要です。
できればその隣の人は、既に確変を引いている方が望ましいです。
できればその隣の人は、おばさんかおっさんが望ましいです。
そして何より、真顔がステキな人である事が最も望ましいです。

さて、では楽しみましょう。
アナタは台に座り、何気なく玉を打っているだけでよいのです。
すると暫くして、隣の人が当りを引きます。
するとどうでしょう、液晶や盤面の派手な演出に合わせて、
台の上下に付いた赤いサーチライトが上下に動き、隣の人を照らし出します。


ここです! この真っ赤なサーチライトに照らし出された隣の人の真顔!!
中には自分が仕事人になっているかの様な凄みが垣間見えるかも知れません。


こんな日常に、サーチライトに照らされた真顔を観る機会があるなんて。
こんな素晴らしいエンターテインメントが、他にあるでしょうか (いや無い)。
−以上−

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