about : 実写版黄金バット

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 先日レンタルビデオで実写版の黄金バットを見つけた。
選択の余地はなかった。そくカウンターへ行った。

 なんと千葉真一や青島幸男なんかが出ていて案外まとも
なんじゃないかと期待させられたのだが…やはりダメだった。
 アトランティスとムーをごちゃ混ぜにしてたり、
セットのアトランティス大陸が島みたいに小さかったり。
個人が持つ天体望遠鏡で天文台も気付かないような事を
発見しちゃうわ、惑星が彗星みたく動いているわ、
もうむちゃくちゃ。SFというより雑誌「ムー」の世界だ。

 中でも面白かったのが、日系二世の女の子が思いっきし
棒読みで喋っているのと、その祖父役の外人さんが声では
日本語喋っているに口はどう見ても英語喋ってるぞってトコ。
"ヤメロー"とシャウトしているはずなのに口は "STOP" って
動いてたぞ。ありか? こんなん。

 黄金バットの"ハハハー"という笑いに、やってられねぇぜ
という悲しみが感じ取れる様な気がする、そんな作品である。

−以上−




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