共和制を採る国の多くが、国名に "共和国" と付けている。 この共和制とは、国王の居ない国、と考えれば分かりやすいだろう。 でもそれでは全ての国が "共和国" か "王国" のいずれかだと 誤解されてしまいそうなので正確に言うと、共和制の "共和国" か、 君主制の "王国"と、もう一つ "立憲君主制" というのがあり、 イギリスなどはこれに該当するらしい。 では日本は? というとこれが難しい。天皇は象徴扱いであって 王様ではないから正確には "立憲君主制" とは言えない。 だが実質的には権力に制限が掛かっている元首というスタンスで、 外国からそういう理解をされていそうなので "立憲君主制" って事で って扱いらしいです。 さて "共和国"、"王国" に戻ります。 調べてみると殆どの国には "共和国" ないし "王国" と付いています。 なのに、"立憲君主国" というのはないんですね。何故だろう? やっぱめんどいというか聞こえがイマイチなのか。それとも権力が 制限されて居るとはいえ、王様にちょっと配慮して "王国" とかに しちゃうのか。 ※ここまで書いた段階で、"絶対君主制" もある事に気付きました。 |
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