アニメイションの新世紀エヴァンゲリオンに、実は ON AIR されなかった 話が存在する、という噂がある。今回はその内容に触れたいと思う。 エヴァンゲリオンのパイロットは基本的に 14歳の子供から選ばれる。 そして選出された順番に、ファーストチルドレン・セカンドチルドレン 以下順次、という呼称が付く。 だが例外的に、成人男性が選出された。 年齢は 42歳、昼間は中小企業の中間管理職として働き、夜は新橋の 飲み屋でクダを蒔き、そして家に帰ると妻に土下座をするという、 甲斐の無い人生を歩んでいた、鈴木一郎。この男が、エヴァンゲリオンの。 パイロットに、例外的に選ばれたのである。 呼称はファースト・オッサン。 プラグスーツはラクダ色、足首までしか覆っていない。それは彼の持病、 水虫に配慮した設計だと後に判明する。 彼が乗るのエヴァンゲリオンは、O-3型。頭頂部に 1本ちょろりと生えた毛 を模した角が特徴的だ。そして備え付けの武器に、寿司の折り詰めを 常備しており、戦闘性能も高くなっている。 と、これだけのキャラの立った設定なのに何故、放送される事なく 封印されてしまったのか? それはファースト・オッサンが、痴漢容疑で逮捕されてしまったからだ。 山手線でいつもの様に通勤している途中、前に立っていたギャル風の 女子高生に突然、"この人痴漢です" とやられてしまったのだ。 その結果彼は妻と離別し、現在もなお冤罪を訴え、法廷で孤独な 男の戦いを繰り広げているという。 |
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